映画感想・レビュー 1451/2566ページ

新感染 ファイナル・エクスプレス:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-20

韓国のことが大嫌いな(そう感じる発言が目立つ/笑)旧皇族の某氏。でもその方は、今の韓国映画は日本映画のはるか数段上を行くレベルだと発言されていた。同感である! とにかくこの作品、面白かった! 数あるゾンビ映画の中でもトップクラスに入るのではなかろうか。ただ何で吹替え版上映なんだ? 字幕じゃ観客動員悪くなるのか? 岡山にいるコン・ユのファンは彼の生声など聞きたくないのか?(笑)
字幕版でもう一度見たい! DVDリリースが待ち遠しい。 

散歩する侵略者:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-20

あの「ハプニング」を丁寧に撮ったら、こうなるのかな(しかし根っ子があれだから、限界はある)。人間に紛れ込むタイプの侵略者なら、地球人のシステムを残したいのだろうと思ったが、何故か全滅系だし。
ヒロインの夫の演技だけはやたらツボだった。いかにも乗っ取られてます、という感じが。

リピーテッド:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-20

本編をリピーテして視ると先に観たビル・マーレイ主演の映画〈恋はデジャブ〉の状況設定との類似を感じた…。本編はシリアスなサスペンスだが後者はコメディ。でも、ラストシーンの幸福感では、どちらも比毛をとらない!本編の特色は記憶障害を防ぐビデオ日記の画像の粗い粒子の画像とフィルムの絶妙なカットバック或いは其の交錯だった。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?('95):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-20

前に名画座の目黒シネマの岩井監督特集で観ていたが、久しぶりに日本映画専門チャンネルのTV放映で視た。あの初々しい学園ものの感性が蘇ってきた!思春期の片想いや大人になる事への関心、それに水泳で競って得た親の離婚を抱える美少女・奥菜恵との初テートの約束…。其のエピソードの何れもがラストシーンの花火大会の打ち上げ花火が丸く見えるのか、平たいのかの疑問解決に向かって突き進む。

あん:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

小豆に語り掛けて自然の声を聴き櫻を愛でる樹木希林演じるハンセン氏病患者の老人。あん作りに半世紀の彼女が遺した言葉は?河瀬直美監督の四季を織り成す詩情溢れる映画に泪が止まら無ない…。ラストシーンで公園でどら焼きを売る永瀬正敏の声が一際溌剌と!樹木の友人の市原悦子共々、利かない其の武骨な手の表情も素晴らしいかったね。

東京日和:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

東京・恵比寿の写真美術館で開催中の荒木経惟展を観ていたら本編を是非とも観たくなった。展示は妻・陽子とのセンチメンタル・ジャーニー等、モノクロームの美しい愛の私小説な組写真群…。此れは写真集で手にとって読むと更にホワイトが美しく印刷されている。中には小津安二郎監督のアイコン男優の笠氏のポートレイトも。限り無く映像的なアラーキーの世界の映画化に着眼した竹中直人・主演・監督の其のセンスも素晴らしいね。

野火('59):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

映画〈私は二歳〉で赤ちゃんの眼で世界を見詰めた市川崑監督が大岡昇平の文藝にチャレンジした名篇。モノクロームの其の映像美学は正に伝説的だ!カメラは時に掌の上を歩む蟻を捉え、脅える現地の男女の叫びを捉える…。戦争の不条理と醜さを、極限状況の狂気の心理と絶望感と微かな希望の内に静かに見据えたー。最新の塚本晋也監督版の基となった一大巨編。

エイリアン:コヴェナント:P.N.「タケト」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-19

エイリアンシリーズでは凡庸。
設定はシリーズを踏襲しているが、忍び寄る恐怖や、成る程ここに、あのシーンが関わって来るのかなどの意外性に欠ける。
初めてエイリアンを見る人はスパイダーマン程度に、面白いかもしれない。
エイリアンシリーズでは1-3が余りにも秀逸すぎた感があるので、比べると、なーんだ感が残る。

ナインイレヴン 運命を分けた日:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-19

確かに感動的なドラマだった。あの出来事にまつわる逸話は、言ってみれば遭遇した全ての方だけのストーリーがあるんだよな。でもなあ、ちょっとお涙頂だいモノ的な感じが…。
この映画見ている最中、70年代に公開された『大地震』というパニック映画を思い出した。
その時も、いろいろ問題抱えている人間たちの物語だったな。
こういう物語にはありがちなストーリー展開にイマイチ感が。

イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

ロードショウー公開時に見逃していた作品、スターチャンネルのTV放映で漸く観た。興味深いのは一途なイングリット・バーグマン嬢の生き方。ハリウッド映画の銀幕のスターの座を擲って、ネオ・レアリスモの騎手のロベルト・ロッセリーニ監督へ出演交渉の手紙を出す。歳を重ねてからはジャン・ルノワール監督作品で喜劇、イングマール・ベルイマン監督で家庭劇と演技の幅を拡げたー。本編は又、母親としての彼女を家族の眼からも 見詰めて行く愛のドラマ!

ゆれる:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

是枝監督の最新作に関連した法廷映画特集のTV放映で観た。予告篇では見ていたものの、ロードショウー等で見逃していた作品。前に西川美和監督の本でトラブルをチャンスに換えるポジティブなシナリオ創作の秘話を読んだ事が在った。本編は正に此を体現した様な脚本。!セミ・ドキュメンタリー映画の如き演出とどんでん返しの衝撃の一作となった…。

12人の優しい日本人:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

スターチャンネルの法廷映画特集で観た。以前にもTV放映で視ていたが三谷幸喜の機知に富んだ其のシナリオに笑わせられる。此れは名作の誉れ高い〈12人の怒れる男〉の明らかなパロディの戯曲だね。室内劇の一幕ものを映画化。見事なアンサンブルで架空の陪審員制度の逆転劇をスリリングに味わえる…。庶民目線の三谷節が炸裂!

妻は告白する:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

日本映画専門チャンネルの是枝監督の最新作に関連した法廷映画特集で観た。山岳事故を巡る男女の愛憎劇が増村保造監督のスタイリッシュで辛辣 なカメラ・アイで撮られた。閉廷後に現れる筈の幸福な生活が暗転。其の凄絶なラストシーンに転調して行く様はトリュフォー監督の〈突然炎のごとく〉や〈アデルの恋の物語〉を想わせる。若尾文子の一世一代の名演技!

忍びの国:P.N.「taroimo」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-09-19

全体的に良くできていたと思います。キャストも其々、魅力的でぴったりの配役でした。
初めの“川”のシーン、大膳との戦いのシーン、最後の“川”のシーン、どれも良かった。特に最後の下山平兵衛と無門の戦いの場面は圧巻でした。
欲を言うなら…中村監督の大野君ファンに対するサービスなのかな…CGを使った場面がわざとらしくて、リアルさに欠けたシーンになってしまっていた。そこだけ-1です。

ゴーストバスターズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-18

1984年版のゴースト・バスターズ隊員の1人ビル・マーレイがお化けを信じない科学者でカメオ出演しているのも愉しい🎵本編のコミカルな女性パワーも最強かも…。お馬鹿なイケメン⁉️秘書君等立ったキャラで爆笑なんだね。恐さとバロディのミックスなテイストー。

忍びの国:P.N.「かのん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-18

新感覚の時代劇!!
子供からシニア層まで一緒に楽しめる貴重な作品です。
主演の大野智の演技力はもちろん全てのキャストに入り込める考え付くされた作品で演出も光っています。
上映間は少なくなってしまっていますが7/1公開の作品がいまだに売り切れの館が出る状態です。

激戦の夏公開映画の中ではでに目立つ作品ではありませんが一見の価値ありです。

特集:アラン・ドロン:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-17

スターチャンネルのアラン・ドロンが一杯の特集で〈真夜中のミラージュ〉を観た。フランソワ・トリュフォー監督の〈緑色の部屋〉のナタリー・バイがお気に入りのドロンが彼女に振り回される役処。その上、ビール好きな泥酔・酩酊振りも中々板に付いている!ベルトラン・ブリエ監督の恋愛狂想曲はウディ・アレンのエスプリとは又、一味違って面白いー。絶対に笑わない娘を笑わせると言うある種の御伽譚がベースに在るんだろうね。

エイリアン:コヴェナント:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-17

「ファンアイテム」かな。エイリアンが出ることに意義を感じる人向け。肝心のエイリアンとの死闘は、迫力も緊張感もない。クルー達に慎重さがあれば、避けられるレベル。あれはちょっとなあ、とか、あれはないな、と突っこみ始めたら、クルー達に共感が出来なくなる。独立した映画としてではなく、本編に行く前のオマケ要素としてなら楽しめるかも。

最終更新日:2025-05-10 11:00:02

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