ダンケルク:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-09-17
この映画には、有名な英雄豪傑は出てこない。ラストでも、ろくに名前も分からない人が殆どだ。歴史の説明は僅かにも関わらず、最後まで観客が置いていかれることなく、じっくりと世界観に取り込まれていく。撤退戦の話なので、カタルシスのある派手な戦闘シーンはない。だが、「戦争」を描ききった映画だと思う。
この映画には、有名な英雄豪傑は出てこない。ラストでも、ろくに名前も分からない人が殆どだ。歴史の説明は僅かにも関わらず、最後まで観客が置いていかれることなく、じっくりと世界観に取り込まれていく。撤退戦の話なので、カタルシスのある派手な戦闘シーンはない。だが、「戦争」を描ききった映画だと思う。
movie plusで〈ヘイトフル・エイト〉のタランテイーノ監督関連映画の特集の中で放映された。紅一点のクラウデイア・カルデイナーレの勝ち気な黒い瞳が堪らない!ヘンリー・フォンダの悪役と言うのもニヒルで格好佳かったが 、寡黙なチャールズ・ブロンソンの眼力はもう最高何だろうね!確かにタランテイーノ作品へのインスパイアも並大抵では無い。モリコーネの音楽にも痺れるし🎵
14才のヒロイン、勝ち気な女の子のヘイリー・スタインフィールドが何と言っても佳かった…。CS放送では隣でマット・デイモン主演の〈オデッセイ〉放映と重なっていたが、本編のウエスタン姿の彼は始めマットだとは気が付か無かった程! お見事。大スクリーンで観て見たい其の壮大なスケール感では〈オデッセイ〉と同様だったね。
本編踊り子役のレスリー・キャロンにオマージュを捧げたフランソワ・トリュフォー監督作品が有った…。ジーン・ケリーのタップダンスやガーシュインの曲はwonderful🎵だが何と言っても圧巻は終盤で繰り広げられる幻想のダンスシーンだ。束の間の二人の燃え上がるロマンスの行方は如何?シンプルだがサプライズなエンディングに酔いしれるね。シネ・ブラボー!
幸運。それにつきる。優先される人は、優先されてしまう人を生む。映画の中で薬から抜けられない人や雑誌を買ってもらえない人がいる。家を借りられない人がいる。そこには光は当たらない。その差は…その転機はほんのわずか。でも1歩きっかけがあればかわれる。サクセスストーリーですが、私はそこが気になってあんまり楽しめませんでした。ボブはかなりかわいいです!
気になりつつも、戦争映画はなぁ😥と思っていたけど、観て良かった。私の映画人生で五本の指に入るかな😢
東京合宿に行くところから始まるのですが、木兎出番少ない!!リエーフももっと出して!青城戦もツッキーが狂犬のスパイクを止めるところも一瞬で、矢巾が狂犬に怒鳴るところもカットされてたのでそこは悲しかったですが、その分及川さんが多く出ていて最後の三年生だけでバレーしてるシーンとか岩ちゃんと話してるシーンがとてもとても感動しました(大泣き)。なので見て損は絶対にないと思います!!
つまらなくはないが、多くの場面がどこかで見た事があるような感じで目新しさはなかった。主演女優はかつてのシガニー・ウィーバーのような雰囲気を出したかったのだろうが、野暮ったい感じで明らかに人選ミス。アンドロイド役の見事な演技は一見の価値がありが、それにより他のキャストが霞んでしまった気がする。ただ、次回作が楽しみになるエンディングだけは良かった
観賞した日(9月15日)が悪かったのかも知れない。
奇をてらった作品内容。それにしても映画『寄生獣』同様何と描く世界の狭いこと。「地球侵略」「人類滅亡」なんてすごいことが使われているが、隣国からミサイルが飛来し、わが国の上空を通過しても、ただ黙って見守る事しかできない(何も手が出せない)現実がこの作品を完全に打ちのめしてくれました。絵空事ドラマに何も感じませんわ。違う時に見ていたら多少は感情移入出来ていたかもね。
予告編を見た時、これは頭の中をカラッポにして見なきゃ持たんなと思いそれを実行した。有り得ないどうでもいい小ネタ、内輪ネタ満載ですもの。大真面目に鑑賞したら頭痛くなりそうですからね。
まあフランス映画にだってこんなお馬鹿作品があるんだってさ…ってか。
それにしたって金曜日夜の回に出掛けたが、観客の少ないこと。「ハナ金」はこの映画には無縁だな。
映画〈奇跡のシンフォニー〉を観ていたら〈ファンタジア〉や本編を想い出した。佐々木昭一郎演出のNHKドラマは気恥ずかしい程のリリシズムと初々しさで面白かった。其の日常のドラマ性は登場人物の素の演技、そして呟き、一人言の心の響き!倍音をテーマに世界に広がる映像のリズム感を是非とも、もう一度堪能したいね🎵
ディズニーのアニメーション映画〈ファンタジア〉の感動を視終えてから懐いた🎵 もう台詞無しの音楽作品にしても佳かったかな。ロビン・ウイリアムズの役処が実に効いている!天使の様な奇跡の物語に、影を落とし実際のリアリティーを高めていた。だからこそピンチを乗り越える音楽の力に光を見出だせる。其れがスクリーンの幻影に過ぎないにせよ。
息苦しいまでにクローズアップされた男と女。戦争が引き裂いた其の仲を戦地から帰還した男の観た光景とは?不条理で一際切ない現代の愛の風景を神々しく、又劇烈に切り取った傑作だった…。先の戦争でも日本の悲劇として、こんな愛の姿が在ったのだとも訊く。イングマール・ベルイマン監督の再来の様なビア監督の作品!
ダイ・シージエ監督の〈中国の植物学者の娘たち〉を深夜のTV放映で観ていたらベトナム・ロケだけあって本編の雰囲気を想い浮かべた…。其れはタブー視された同性愛の実話に基づいた作品だった。南国の植物の花の薫り立つスモーキーな緩やかなテンボに本編や〈夏至〉等ユン監督作品も又、観たくなった…。
映画〈ヒッチコック/トリュフォー〉で本編のウェス・アンダーソン監督がインタビューで登場。POPでスタイリッシュな作品に散りばめられたヒッチコック・タッチが楽しめるー。例えば、階段を上がって来る毒薬を持った男のシーンとか映画〈めまい〉風に過去の記憶がフラッシュ・バックしたりと。錯綜しながらも骨太な家族の愛の物語なんだね!家長のジーン・ハックマンンが何とも渋くて。ヘイ・ジュードのナンバーも決まっていたしね🎵
BS放送で海外ドラマのトルコ史劇や実話に基づいた〈エベレスト〉等を視ていたら、雪に鎖されたカッパドキアの旧いホテルが舞台の本編を想い出した。ジェライン監督の関連映画を東京・青山の草月会館でガイダンス付きで観たり、フィルムセンターのアジア映画特集等でトルコの作品を観て其の高い水準に圧倒されていた記憶がある。本編もアントン・チェホフの芝居の様な機知に富んだ名篇だった。激しいパッションがみなぎった…。
ビル・マーレイ主演の〈恋はデジャブ〉は先の事が皆予見出来るが朝の6時になると全てリセットされてしまう作品。だからデジャブ感(既視感)は彼にとって脅威だった。改めて本編を見るとタイトルに続く冒頭シーンは何とラストシーン!ネタばれになるので後は想像に任せるしか無いがこのデジャブ感・サブリミナル効果が効いて来るねー。
本編は未見なのだが、NHKBSプレミアム・シネマでジョン・ヒューズ監督作品が連続放映された。〈ときめきサイエンス〉と〈すてきな片想い〉の二本。前者は男の子がパソコンを駆使してフランケンシュタインのイヴ版を創ってしまった顛末を、後者はイケメンな先輩男子に片想いな15才の可愛い娘が彼氏をゲットする迄の青春グラフィテイ。永井豪の学園コミック見たいな気もして来るが、ジャック・タチのユロ氏風な人間観察力で何とも滑稽だったね。変な東洋人留学生?には参ったけどー。
映画館で映画を楽しむってこういうことなんだなあ…と感じさせてくれるような痛快作。面白かったです! 年末・年明けに選ばれるようなベストテンには縁遠い作品でしょうが、そんなこと関係ない。本当に面白かったです!
ジャッキー・チェンを見ていて、彼は数少ない世界で通用する真のアジア人国際スターであると確信した。残念ながら日本には居ないね。
一時期、エンディングのNG集もウザいと感じたこともあったが、今回は微笑ましく見れた。アッパレ! ジャッキー。
カラフルなハワイアン・キルトのタイトル・バックで南国の家族の絆を描いた〈ファミリーツリー〉と打って換わってモノクロームの画面が郷愁を誘うー。これは父と息子の和解の旅路のロードムービー何だ。 恰も小津安二郎監督の〈東京物語〉見たいに帰郷は穏やか生活と相容れなかったが心が溶け合う瞬間も在ったのだ…。