映画感想・レビュー 143/2520ページ

ウォンカとチョコレート工場のはじまり:P.N.「白うさぎ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

待望の映画
ウォンカとチョコレート工場のはじまりを12/16(土)娘と鑑賞。
109シネマズプレミアム新宿
IMAXシアターCLASS S席で鑑賞
坂本龍一さんの監修だけあって、音響が素晴らしかった。
ミュージカルの要素がふんだんに散りばめられていて、文句無しに楽しめる映画だった。
世界に一つしかない最高のチョコレートに、日本のさくらんぼが使われていると言うフレーズに、心が躍った。
主演のティモシーのチャーミングでお茶目な演技、歌声、踊り、どれをとっても、見応え抜群だった。ウンパルンパ役のヒュー・グラントのコミカルな演技と歌と踊り、映画全体を引き立てるNICEな
演出。ポール・キング監督ならではの世界観だった。勿論、出演者全員の演技、ヌードル役のキャラー・レインの歌声は、素敵だった。
全ては夢見ることからはじまる。
この映画は、観る者の心に希望の光を灯し、どんな厳しい状況の中にあっても、あきらめず、夢を追い続けることで、夢が叶う事を教えてくれる。
観終わった後、ウォンカの魔法にかかり、とても幸せな気分になれた。
ティモシーの溢れる才能、人間性から目が離せない。

寒い国から帰ったスパイ:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

マーティン・リット監督、リチャード・バートン主演の「寒い国から帰ったスパイ」は、ベルリンの壁が取り払われた今日、今いち胸を打つものは希薄になったが、スパイの非情さや薄汚さをシャープな映像感覚で捉えた佳作だ。

リアリズムに徹したジョン・ル・カレ原作のスパイ小説の映画化で、007シリーズのような痛快さはあるわけもないが、うらぶれた元英国諜報部員を演じるリチャード・バートンの味わい深い演技。

そして、冷徹なユダヤ人の防衛本部長を演じるオスカー・ウェルナーの凝った役作りなどは見ものだ。

全編にわたって、張り詰めた緊張感が魅力になっている作品だ。

アラモ(1960):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-12-23

この映画「アラモ」は、アメリカの西部開拓史上有名なアラモ砦の攻防戦を描いた、スペクタクル娯楽活劇だ。

敵の大軍のエキストラの多さを見ているだけでも興奮する。

人気者の勇者クロケットを、ジョン・ウェインが実に嬉しそうに演じているのが印象的だ。

賭けと意気投合するひねくれ者は、リチャード・ウィドマークのはまり役だ。

砦の人間たちの葛藤は、やや月並みで冗長。
何の屈託もなく、正義の戦争がハリウッド映画界の題材になっていた頃の気分が、大ヒットしたテーマ曲からもうかがえる。

哀愁(1940):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

この映画「哀愁」は、マービン・ルロイ監督の最高作にして、メロドラマの傑作だ。

悲運に弄ばれる薄幸のヒロインを、もろくも美しく、情感たっぷりに演じて、ヴィヴィアン・リーは実に素晴らしい。

相手役のロバート・テイラーの若く、りりしい男ぶりもいい。

蛍の光のメロディが流れる中、蝋燭が1本づつ消され、二人が踊り続けるシーンなどは、メロドラマならではの陶酔感があり、ウォータール橋での出会いと死も印象的だ。

お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

今朝のNHKラジオ深夜便私の人生手帖ゲストは犬童一心監督だった,本篇の如き中村錦之助主演の沢島忠監督の時代劇映画をTV視聴したと云う想い出噺が飛び出したり。ジュブナイル映画或いは子どもが見られる作品を撮ってミライを見詰める抱負も語る。自由度が大きい誰もが知らない未知な過去の世界のダイナミズムなの哉!例えば光瀬龍原作のジュブナイル時代劇少年SF夕映え作戦,NHKでコミカルTouchでドラマ化された作品だが犬童一心監督ならどう映像化すろんだろうかなど夢想して見た次第

仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー ガッチャ大作戦:P.N.「俺様がガッチャ!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

今回もめちゃくちゃ面白かったです!特に今回心配だったのは脚本家が長谷川さんでも高橋さんでも無かったことです…ですがガッチャードの世界とギーツの世界が平等に絡んでたし、ドッキリやシリヤスや笑えるところも泣けるところもあって本当にオススメするくらい面白かったなぁ

グーグーだって猫である:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

ラジオ深夜便私の人生手帖INTERVIEWは犬童一心監督,本篇見たいな少女コミックに嵌まった噺も伺えて興味津々。ベトナム戦争時にオキナワ米軍基地に米兵の死者が帰還する日々をTVニュースで観ていた世代,大人の愚行が延々と続く不条理感も。時代劇中村錦之助主演の沢村忠監督作品に少年ながらも惚れ込んだ!自由度の大きなジュブナイルな映画作品への期待感も募るんだ

悪名(1961):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-12-22

この映画「悪名」の原作は、今東光の人気小説で、河内出身の八尾の朝吉と、キザなチンピラのモートルの貞が、弱い者を苦しめるヤクザ相手に、大暴れをするという、シリーズ1作目の作品だ。

勝新太郎が、それまでの白塗りの二枚目をかなぐり捨てて、喧嘩と博打には滅法強く、女に惚れっぽい、破天荒な暴れ者を熱演していて、勝新太郎にとって初めてのヒットシリーズになっている。

そして、1961年のこの「悪名」から、1974年の「悪名 縄張荒らし」まで、全16作が映画化されていて、この第1作は、朝吉が村を飛び出してから、モートルの貞と知り合い、大阪で売り出すまでを描いている。

人妻と駆け落ちしたり、馴染の女郎の琴糸(水谷良江)を足抜けさせようとして失敗したり、お絹(中村珠緒)と結婚したり、エピソードも盛りだくさんながら、シリーズ中でも、丁寧な作りになっていると思う。

特に、朝吉の窮地を救ってくれた、女親分(ミヤコ蝶々)は、貫禄充分で印象的でしたね。

エンド・オブ・トンネル:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-12-22

この映画「エンド・オブ・トンネル」は、設定からして、突っ込みどころ満載のアルゼンチン製作のサスペンスものだ。

主人公が車椅子ということで、行動範囲は自宅に限られ、あとは銀行強盗が掘った穴の中。

しかも、終盤のみという感じで、それはそれで、アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「裏窓」のように、良質なサスペンスに仕上げることは可能なのだが、この作品の場合は、銀行強盗が、主人公が住んでいる家の隣で、穴を掘る作業をしているところなど、常識で考えればあり得ない。

ばれないために、自分の彼女と娘を隣の家に住まわせ、監視させようという設定なのだが、そもそも必要だったのか、首を傾げてしまう。

ゴキブリ刑事:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-12-22

石原プロ製作の東宝映画「ゴキブリ刑事」は、ゴキブリ(暴力団)退治の専門を自認する、人呼んでゴキブリ刑事の型破りな捜査活動を、ハードボイルド・タッチで描いた刑事アクション映画だ。

新岡勲の劇画の映画化で、石原裕次郎製作、渡哲也主演、小谷承靖監督。

破天荒なキャリアを持つ、通称ゴキブリ刑事こと鳴神涼。
その捜査のやり方は、激烈そのもの。
殴る、蹴るは日常茶飯事で、少しでも抵抗すると、平気で撃ち殺す。

麻薬を扱っているゴキブリどもを掃討するため、臨海工業都市に赴任して来たこの刑事、市政や警察ともつるんで、裏で麻薬売買をやっている鮫島工業の全貌を、例の荒療治で次々に暴いていくのだ。

旅の重さ:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-22

日本のクロード・ルルーシュこと、映像叙情派の斎藤耕一監督の「旅の重さ」は、当時、覆面作家などと言われ話題を呼んでいた、素九鬼子の同名小説を映画化した作品で、主演の高橋洋子の初々しい演技が素晴らしいですね。

貧しい絵描きで男出入りの多い母親(岸田今日子)や、学校生活が嫌で家を飛び出した16歳の少女(高橋洋子)が、四国遍路の一人旅に出る。

旅の出来事が、スケッチ風な美しい映像で展開していき、ところどころに、母親に送る手紙のような、少女の瑞々しいモノローグが入り、真っ青な夏の空に吸い込まれていく。

結局、少女は中年の行商人(高橋悦史)と夫婦生活に入る。

吉田拓郎の「今日までそして明日から」が流れる中、まだ初々しい高橋洋子が、山間の田園を歩く姿が、名手・坂本典隆の流麗なカメラワークによる美しい撮影で捉えられていて、新鮮で瑞々しい感動を与えてくれますね。

身体も心も大人に移りつつある少女の不均衡な精神と、その反面にある女としての本性が見事に描かれた作品だと思います。

光る鯨:P.N.「めつ太郎」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-22

4回観ました
SF系はあまり観る機会がなく、今回はちょっとした縁で作品を見させて頂きました。
自身は20年前に事故に遭い、もしかしたら私が今いるところってパラレルワールドと自身を重ねながら観ていました。身近なSFファンタジー、ふんわり、ほんわり、切なく時が流れてく。前作のラストラブレターもそういう描写でしたが森田監督の世界観出ていると感じました。説明や長いセリフがないけど、物語りは進んでいく、SFなのにここまできる技術力に感動しました。今回はちょっとした縁でしたが、この映画に出逢えて良かったです。大切な人、会いたい人、私にはいたことを再確認!逢いたい人に会うのは難しいことなのかもしれませんね。
もし、私が今パラレルワールドにいるのなら直子ちゃん(天使)に会えてるのかな…(笑)

エクソシスト 信じる者:P.N.「座敷オヤジ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-22

前作が傑作過ぎた。
ドラマもカメラもバタバタして落ち着かない。
手持ちカメラのガサツなアングル、落ち着きのない描写が今風かもしれないが、品が無い。
敢えて人種差別を持ち込まない様な結末が疑問❓
死霊館前2作品を見習って欲しい。

草迷宮:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-22

NHKラジオ深夜便明日への言葉は三上博史,本篇出演時の想いなど天井桟敷の寺山修司との出逢いや来年1月の舞台の抱負も

さよならくちびる:P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-12-21

やっと観れました。けどちょっと期待はずれ。まあ門脇麦さん、小松菜奈さんのキスシーン目的やからいいけど。シンガーがタバコ吸い過ぎやと思う。歌はすごくよかった。成田凌さんもよかったです。

最終更新日:2024-11-02 11:00:02

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