東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007):P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-12-21
有名な役者さんがワンカットやワンシーンだけの贅沢な出演はリリーさん原作ということなのでしょうか。オダギリジョーさん、樹木希林さんもすごくよかったです。両親を思いながら観ました。
有名な役者さんがワンカットやワンシーンだけの贅沢な出演はリリーさん原作ということなのでしょうか。オダギリジョーさん、樹木希林さんもすごくよかったです。両親を思いながら観ました。
初代の東京タワーを壊したのがゴジラの始まりと思っていたがその前に、戦後まもなく東京に来ていたとは…・・そこで海中に沈んだゴジラの息の根を止めなかったのが災いした。スカイツリーのできた今、大阪万博をやめて対策してほしい。
この映画「女相続人」は、1949年度のアカデミー賞で、主演女優賞など4部門受賞の作品だ。
ウィリアム・ワイラー監督は、あらゆる題材を手掛けるが、なかでも構成のガッチリした舞台劇風な作品を得意にしている。
ヘンリー・ジェームズの「ワシントン広場」を原作にした、この心理劇では、婚期を逃した娘とその父親、財産を狙う求婚者が、凄まじい愛憎の火花を散らす。
娘の父親に侮辱され、恋人に裏切られ、内気でおとなしい娘から、憎しみに満ちた冷酷な女に変貌するオリヴィア・デ・ハヴィランドは、思わず背筋が寒くなるほどの名演技だと思う。
特に、彼女の最後のセリフが恐ろしい。
そして、ヒーローとはほど遠い卑劣感を巧みに演じたモンゴメリー・クリフトだが、その二枚目ぶりに日本での人気が急上昇したと言われている。
今朝のNHKラジオ深夜便ビンテージ・ロックはジョー・コッカー作品集,原曲がエルトン・ジョンの悲しみのバラードも流れて
図書館で借りて来たウオルター・ベンヤミンの本を読んで居たら本篇のヒロインのコレットへのインタビューが出て来て部屋の情景が浮かび上がるー。女史の保守的な一面もまたユーモラスに綴られて,興味津々
なぜでしょう?作品を伝えるエナジーが足りないようです。
作品のクオリティは、完成度の高い出来。
多少、『魔女の宅急便』、ジブリ作品を彷彿とさせるけど、終始、見応えある仕上がりです。
本当の作品です。
本当と言うと、人選、店選びなどすべてに当てはまる要素は、気配り、心配りが出来ているかどうか?
心配り、気配りは、行き着くところ、想像力があるかないか?
歩きながらスマホなんて、自分本意、エゴの固まり、そんな人間なら、どう言う対応か分かる。
隅々まで、想像力が行き渡り、クリスマシーズンには、ぴったりの作品。
子供は勿論、大人も、どんな年代でも、あなたのハートを温めてくれます。
ただ、想像力が足りない方には、届くかは分かりませんが?
7回見に行きました。7回泣きました。
いままでで一番のゴジラ作品だと思います。「永遠の0」や「アルキメデスの大戦」を手掛けた山崎貴監督だからこそ生まれた作品。「シン・ゴジラ」を十分満足でしたが、それを超えたな、と感じました。
ラジオ深夜便明日への言葉guestは由美かおる,本篇でのヌードシーンのロケーションとともに元に為った上村一夫劇画或いはイラストレーションを観たくなるんだなあ。NHK番組ラストに17才の歌声が蘇って
🚉ユリイカ誌の小津安二郎監督特集掲載論考,音楽・芸術研究の小沼純一,音とモノの迷宮へを読むと,音楽家を辿る本篇で鐵道の音に拘り録音する登場人物のシーンが甦って来た。小津監督自身が台詞廻しそのものををうたうように俳優に伝授すると云う演出スタイルも何処か音楽見たいだが
やんちゃ坊主が大人びた英会話を発する辺りでも観客の爆笑を呼んでいた本篇,小津安二郎監督のドライな喜劇のカラー化作品
本篇パンフレットを読むと本篇原作の愛人とデュラスの北の愛人と云う二つの本を廻る不思議な関係が綴られて居る。淀川長治の憧れのJ・Jアノー監督Interviewも在る
街中にあるアクセスのとっても良い場所で、と言うより観光スポットにあるのでかなり趣が違う。
日曜の夕方にも関わらず、盛況だ、以前、『ワンピース・レッド』がほぼ満席で一時間ごとの上映なのに驚いたので、弾みをつけるその瞬間に立ち会おうと足を運んだ次第です。
ご縁と言えるのでしょう?
星に願いを、願う事は、的を射定めて。
私たちは、無意識に多くの願いを放っています。
宇宙に善悪は有りません、誤った使い方を悪人としますが、それも、純粋に願った事、私たちは、多くが、中途半端な善人で悪人です。
それでは、願いを実現する宇宙も、何が望みか分からないのです。
悪を閉じ込めても、やがて、同じモノが生まれます。
悪を成敗したと言う方々も、次期、悪人に染まるとも限らないのですから、よく考えて、冷静に、この作品が反面教師として理解出来た時、世界平和の願いを実現するすべての人々が地上の星として輝くと思います。
イメージ画像が、若返って、♪星に願いを、を歌う聖子・ジャズの松田聖子さんの幸せを願った様にも感じられる。親子のご尽力への粋な贈り物かな?
この映画の題名のヒッチャーとは、ヒッチハイカーのこと。
米国では、実はヒッチャーを拾うのは違反なのだが、その理由を実感できる、サスペンス・スリラーの傑作だ。
ある夜、運転中に眠気に襲われた青年が、眠気覚ましになることを期待して、ハイウェーでルトガー・ハウアー扮するヒッチャーを拾う。
だが、次第に彼は、殺人鬼の本性を現わしていく。
クリス・トーマス・ハウエル扮する無垢な青年をいたぶり、どこまでも追うルトガー・ハウアーの冷血ぶりが出色だ。
ただの殺人鬼ではなく、恐怖の化身のような、不気味な存在感を漂わせて、実に見事だ。
高度経済成長期の北イタリアの工業都市。
技師の夫と息子の三人で暮らす、モニカ・ヴィッティ扮するジュリアーナの虚ろな日々。
交通事故以来、ノイローゼ気味の彼女は、友人たちと乱痴気パーティーをしても、不倫をしても、心は満たされない。
この映画「赤い砂漠」は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督初のカラー作品で、原色を活かした、強烈で荒涼とした映像が、彼ならではのテーマである"愛の不毛"を、残酷なまでに浮かび上がらせる。
ジュリアーナの不安や孤独、疎外感が我々現代人に共通のものとして迫ってくる。
このシドニー・ルメット監督の映画「狼たちの午後」は、ある蒸し暑い夏の午後、ニューヨークのブルックリンの銀行に押し入り、人質をとって籠城した二人組の強盗と、警察との攻防を描いた社会派ドラマの傑作だ。
1972年8月に起きた実話がベースで、アル・パチーノ演じる強盗犯の動機が、ゲイの恋人の性転換手術費を手にいれる為という、ユニークな設定になっているのが興味深い。
随所に即興的な演出を試み、大都会で疲弊した人間の蠢きを捉えようとしている。
アル・パチーノが群衆を煽る路上のシーンと、ゲイの恋人との電話のシーンは、緊張感あふれる即興演技が実に見事だ。
水木しげる氏の想いを宿したかの様な作品。
現代の技術で、迫力ある仕上がり。ただ、作品を支えているのは、やはり、水木しげる氏の徳によるもの。
損して徳を取れと言います。
お金より、眼には見えないモノを大切すべし。
金の切れは目は縁の切れ目になる方々は、その徳の大切さが理解出来ない。
お金があれば、かなり権力はあるが、すべての世界を貫く徳には敵わない。
最近は、技術の力で迫力はあるが、結構アラが見てとれる。映像の迫力と水木しげる氏の威光のお陰様、単なる単独作品だと詰まらないと思います。
水木しげる氏の徳分あってこその作品。
鬼太郎、猫娘も、キャラクターも、バランスがね、若者よりか、作品の世界を大切にしたいのか曖昧さが残るが、水木しげる氏の生誕100年と言うことで、星を満たすことにします。
世の中で、生き生きと生きている人々は、希望がある。
希望が打ち砕かれ、失意に陥ると人間は、呆気なく、生きる意味を見失う。
勝って兜の緒を締めよは、
夢が叶ったら、途切れず夢を描けと言う意味でもある。
人間、油断すると、奈落の底は、あっという間。
作品は、現代の格差社会のもたらす歪み、貧困、ヤング・ケアラーなどを盛り込んだ力作ではあるが、『万引き家族』には届かなかったのは、最後に希望がなかったこと。
どんな困難な状況にも、希望があり、光の道はあることが加われば良かった。
市子の我が道を行くでは、単なるわがままがまかり通ると勘違いしかねない?
人は、諦め無い限り、道はあるし、光が差す方へ導かれる。
失意に呆気なく亡くなる程人間は弱く、希望があれば強くも生きて行ける。
ジャンルが違う映画だとは分っているのにどうしても同じ戦後の闇市を舞台にしていると言うことで比べてはいけないと思ってもくらベてしまいます!戦争の狂喜を引きずる男の自分の戦争を終わらせる為に取る行動~擬似家族の描き方~戦争未亡人の最後~ラストは、子供だけは~と願う~爺でした!
知り合いが名画座で掛かって居る本篇を見に行くと云う。黒澤明監督の羅生門を想わせる多視点構想な仕組みの本篇,海外の評判とともに期待の是枝裕和監督の新作何だ
街の本屋にふと寄ると,本篇のシナリオ再録の書籍を始め山田宏一著作のフランソワ・トリュフォー監督関連の書物が並んだコーナが在ったんだね。映画の製作プロセスの監督日記等コンパクトながら,垂涎の単行本の世界が広がって行く感じで愉しい