太陽に灼かれて:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-10-03
そして本編を観てるとアンドレイ・タルコフスキー監督が映画「鏡」でスターリンの恐怖の大粛清時代を描いた事やアンジェイ・ワイダ監督作品の「大理石の男」等の独裁的政治体制に抗った作品群が思い出されて来るんだ…。本編では太陽の如き火の玉が森に衝突して炎上するシュールなシーン初め、諷刺と諧謔と鎮魂歌が織りこまれている様なんだー。
そして本編を観てるとアンドレイ・タルコフスキー監督が映画「鏡」でスターリンの恐怖の大粛清時代を描いた事やアンジェイ・ワイダ監督作品の「大理石の男」等の独裁的政治体制に抗った作品群が思い出されて来るんだ…。本編では太陽の如き火の玉が森に衝突して炎上するシュールなシーン初め、諷刺と諧謔と鎮魂歌が織りこまれている様なんだー。
矢張り本編、其の語り口はミヒャエル・ハネケ監督のテレビドラマの『カフカの「城」』を想わせたんだ…。朗読或いはモノローグがエピソード間を繋いで静かに物語を進めて行くー。田舎の旧習の様な息詰まる謎めいた雰囲気とフランツ・カフカ原作の迷宮感は何処かで通じ逢うのかも知れなかった。本編、医師と牧師の偽善性もさる事ながら、嘗て軍国少年少女を用意した戦前の日本の風土にも似ていて恐るべし哉!
本編も又、子育てを終えた母親の愛の物語…。娘の恋人程の年の差だから傍目には何処の叔母さんと云った感じだが、水島裕子の自然な演技はそう言う事を一切忘れさせて仕舞うー。シンプルな作りだが何処かロベール・ブレッソン監督の映画「白夜」(原作・ドフトエフスキー)見たいな刹那的な煌めきが在るんだ!
ソフィア・コッポラ監督の撮った映画「somewhere」が娘から見た父フランシス・フォード・コッポラの姿だとすれば、本編は妻エレノアが描いた自身の姿が色濃く投影された作品、子育てから解放された母の姿何だ。人生も遠廻りすればするほど収穫が多い見たいで、本編で立ち寄った、リヨンの映画の発明家リュミエール兄弟研究所や織物博物館等も素晴らしい!Parisに直行しない恋と情熱のロードムービー何だ!マネの「草上の昼食」やルノワールの踊りの絵画の様に二人は何時か打ち解けて行く…。
この手の映画は,深く考えずに,純粋に娯楽として楽しむのが良いでしょう。あまり高尚なものを求めてはいけません。異星人が登場する娯楽SF。まあ予想どおりのお話です。そう割り切って見る分には,楽しめます。
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話の後半から一気に怖さがエスカレートして、お母さんが取り憑かれて暴れ回る場面は迫力があり気押されました…
取り憑かれたお母さんの演技がとにかく凄かったです。
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複数の人から面白いという感想を聞いて、妻と映画館へ!
期待値が高かったせいか、むしろ悪い印象を受けました。
好みの問題ですが、映画制作者の内輪ネタを映画化したような側面があり、客のこちらは引いてしまいます。小説家を主人公とした小説、内輪ネタで笑いを取ろうとするテレビなどは最後の手段のような、、、
また皆さんがおしゃる通り、前半はとてつもなくつまらない、後半が面白くなる、それはそうなのですが、自分の場合、前半で興ざめしてしまい、後半も悪い印象が尾を引きました。
今どこを生きているんだろう
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低予算?なのかバケモノ続出や破壊パニック的派手な
演出は無く、最初の30分くらいはこの映画の世界観を
丁寧に描いていて、パニックを期待していた人には
物足りなさを感じるかも知れません。
ですが、中盤から一気に最初の静かな序奏がとても重要な
付点であったと思えるように。
家族愛、恐怖、そして勇気。短い時間でよくまとまっていたと
思います。ただ、登場人物が極端に少なく(人類が減ってる
設定のせいもあるんでしょうが)ストーリーに幅がないのは
否めませんので☆一個減らしました。鑑賞して損はない
いい作品だと思います。
テレビで、映画の予告を見たときに、最初は面白くないかなぁって思ってたけど、何回か見ているうちに面白い映画なんだなぁっていうのが感じられました。また、近くの映画館とかにいって見てみたいなと思います。
スウエーデン出身のスヴェン・ニクヴェストのカメラ・ワークも温かく、時にパッショナブルで秀逸何だ!🔥
吹き替え版で観賞したのだが、クリストファーロビンの声を誰が担当しているのか知らずに観たのだが、一声聞いて堺雅人だと解ってしまう有り様。終止ユアン・マクレガーの顔が堺雅人に見えてしまった。
堺雅人は良い俳優だが、声優としては役柄に合わせて声を作れておらず、このキャスティングは失敗だろう。
ストーリーそのものは大人が見てもしんみりとする良い話なので、字幕版での観賞を強くオススメしたい
四回泣けるという程ではないが悪くないストーリーだった。
中には安っぽい部分もあるが、ヒロインとその母親との話は良かった
韓国版の方が構成が良くて感動したけど、日本版は懐かしさがあってこれはこれで良かったです。
深夜のテレビ番組でマリリン・モンローの死の真相を廻る検死官のドキュメントを視ていて本編でミシェル・ウイリアムズ嬢がマリリンを演じていたんだなあと其の時に想った…。金髪の軽薄な役処やキャストからの降板や失恋等に悩んでいたとは言え、インテリジェンスな本人はポジテイブな生き方をしていたー。ドキメンタリー番組では睡眠障害に陥ったヒロインの服薬が呼吸困難の事故に繋がったと推測していた。💃
何とコンピューター開発の祖に当たる人の噺何だねぇ。暗号発見を敵に気付かれ無いように取る行動の大戦中の判断力、中々に大変な時代、暗号解読チームの中のマドンナのキーラ・ナイトレイ嬢が輝いてるが、結婚を廻るエピソードも又、先進的な性の関係を孕んでいて…👥💐🙄
本編を視聴してるとオリバー・シュピーゲル監督がナオミ・ワッツ主演でダイアナ妃の半生を描いた作品「ダイアナ」を演出していた事も思い出された…。ナオミ・ワッツと本ニコール・キッドマンは親友だと云うから二人の女優を其々主演に迎えスリリングに惹き付ける作品にした其の監督力も凄いんだなぁ~🎵🎶
本ホームドラマの緊迫感は夏目漱石原作の映画化「それから」にも見られた…。森田芳光監督が8ミリ自主映画として学生時に撮影・編集・演出した映画「ライブイン茅ヶ崎」は茅ヶ崎人の若人が東京に繰り出すロード・ムービーで笑顔が堪えないリリカルな作品、そしてヴィム・ヴェンダース監督作品すら一寸想わせる何ともエモーショナルなフィルムで在った。でも其の青春の絵日記見たいな〈トウキョウへの憧憬〉の根底には一抹の不安感・緊迫感が宿って居たんだろうね!きっと🚎🚙🎥📷👩
ブルートレインを使った政治ミステリー、シビリアン・コントロールが争点の現代的主題が印象的な作品。女優を一際美しく捉え演出した山本薩夫監督が吉永小百合を抜擢、渡瀬恒彦とのコンビネーションも何とも佳かった…。滝沢修等、往年の豪華オールスター・キャストも賑やかに愉しめるentertainmentだった!🚂
映画館で見た時は鳥肌はもちろん涙が溢れてくるほど素晴らしい映画でした!
this is me最高!
今ではDVDを買い家で見てます!
ミュージカルには全く興味はありませんでしたがこの映画を見て興味をもちました!
最高の映画です!!