映画感想・レビュー 1107/2611ページ

凪待ち:P.N.「のりのりhappy」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

ダメ人間の香取慎吾の演技に
見入ってしまいました。
辛くてどうしようもない男の周りの人の温かさも感じられる、白石監督の素晴らしい作品と思います。是非観てほしいです。

忘れられた人々:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

シャガールの絵の如きアングルでスクリーンに映し出された貧しき人々と対比される教会の神々しくもリッチな姿にルイス・ブニュエル監督流の宗教批判の精神が感じられた名篇

サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

そしてルイス・ブニュエル監督作品「ビリテイアナ」「皆殺しの天使」「昼顔」「哀しみのトリスターナ」等を名画座で観て居て,シュールレアリズムな詩的感性,サド・マゾ的な苦痛と歓喜などシュバンクマイエル監督の一連のアニメーションや劇映画コラボレーションのサバイビング・ライフにも共通するなあと想う

町田くんの世界:P.N.「まろにー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

周りのベテラン勢が面白い!
主人公の2人は敢えて新人さんを、とのことで、「誰?有名なアイドルとかの方が客が入るのでは?」って思う人もいるだろうけど、あの2人だからフレッシュでいいんだ!と、観てから分かった。
みんなもっと観たらいいのに!
ラストはびっくりしたけど。

昼顔(’67):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

更にミシェル・ピコリとはミュージカルの「ロシェフォールの恋人たち」でも共演しているカトリーヌ・ドヌーブだが,本篇の清楚な天使振りも娼館シーンと併せて又凄いんだ

哀しみのトリスターナ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

名画座の老舗・早稲田松竹のルイス・ブニュエル監督作品集classicの本篇は映画「昼顔」併せ、カトリーヌ・ドヌーブの主演作品だった…。TVや名画座等でも観ていたとは想うが其の変容後のファム・ファタール振りが又凄い!

凪待ち:P.N.「ひろりんご」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

想像以上に香取慎吾がヤバかった。多く語らずとも、その佇まい、背中、目、表情から溢れ出る感情に苦しくなった。大きな体で暴れ回るシーンは恐怖と悲哀を覚えた。ギャンブルに溺れるろくでなしだが、どこか憎めない人の良さと愛らしさはSMAPとして愛されてきた彼の人間性がそうさせるのか。脇を固める俳優陣も皆が素晴らしい。舞台となった石巻の風景、海、人、街の姿からも喪失と再生を深く考えさせられる。良作。

凪待ち:P.N.「みん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-07-02

映画で泣くことは、はっきり言ってなかったです。今までは…
この作品は、人間の深部に刺さるものがありました。生きるということは、何度でも再生出来る、堕ちるけど、立ち直れるという希望があるということ。見終わって顔を上げて前を見れる。そんな感想です

ある町の高い煙突:P.N.「はちゅ耳」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

生まれ故郷日立を離れて約40年になりますが、大煙突の映画と言う事で楽しみにしていたので、日立に関係ない友人を誘って行って来ました。私はもちろん友人も感動で涙 涙でした。
そして見終わった後、とても清々しい気持ちになりました。
多くの人には観て欲しい映画です。

凪待ち:P.N.「がが」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

2回観ました。2回目の方が色々なことが見えてきて、より泣けた。何度も観たい傑作。次は原作を読んでから観ようと思っています。

香取慎吾の演技が圧巻。どうしようもない男なのに、憎めない。他の俳優陣も素晴らしい。特に吉澤健、圧倒されました。

人はどん底まで堕ちても立ち直れる、そう思わせてくれる。そうさせるのは人の優しさ、人との繋がり。震災からの復興もそうなのではないか。
是非エンドロールまで見逃さず、監督のメッセージを受け取って欲しい。

凪待ち:P.N.「しばわん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-07-02

ギャンブル依存症の主人公。
ギャンブルから足を洗い前を向く覚悟の主人公に
ギャンブルの誘惑…そして最悪の事件…
更に追い打ちをかける様な出来事が起こり…
と重い辛い出来事が起こる。
自業自得の面もありどうしようもない男だが
純粋で不器用で優しい面が見え隠れし
手を差し伸べたくなる男を香取慎吾が見事に演じている。
その為一見優しすぎる周りの人間の行動が腑に落ちる。
震災を絡めた部分も見え隠れそれぞれの人生も明確にでは
無いが上手く表現されてて流石白石監督と思うと同時に
役者の上手さが際立つ。
どの役者も凪待ちの世界に溶け込んでて凄い。
物語も人間の弱さや強さ。脆さ狡さ優しさが凝縮された映画。
そしてエンドロール…最後まで見て欲しい。
白鳥監督の凄さが光る。
見た後も余韻が残り
又見たくなるような素晴らしい映画だと思う。

凪待ち:P.N.「モカ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

キノフィルムズは良質な映画を作っているという安心感と、香取慎吾×白石監督の化学反応に期待半分、不安半分で映画館へ。
観てる間ずっと主人公に『止めて!』と心で叫び続けて疲れたが(笑)、彼を取り巻く周囲の人々の優しさに涙。出演者が全てハマり役でキャスティングも素晴らしい。香取慎吾は若い頃ドラマでベトナム人を演じた時から凄い役者と思っていた。今後も闇、傷を抱えた役をやって欲しい。エンドロール必見。

魔界転生('81):P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

横溝同様に往年のヒットメーカー山田風太郎(確か忍法の命名者)に角川が目を付けた。その数多ある奇想ストーリーの中でも屈指の傑作が映像化されると雑誌(角川バラエティー!)で見たときの興奮は今でも覚えている!豪華なキャスティングは勿論、これまでの山田原作低俗エロコメデイ路線とは一線を画した正統派バトルアクションが見れる喜びに打ち震えたのだ!そしてその期待が裏切られることはなかった!職人深作の仕事は、2時間内に収めるべくこの長編原作をバッサリ端折るシナリオ作りから始まる!その結果役者達の最高の演技を引き出し、剣豪バトルに重点を置いたアクションエンタテインメントに仕上げることに成功した!千葉十兵衛は勿論、若山や室田、緒形ら手練の邦画界の重鎮達が化け物を無心に演じるカッコ良さは夢のようだ!沢田も決して悪くないが、ここは真田を霧丸などでなく是非天草四朗に大抜擢して欲しかった!荒木又右衛門エピソードはさすがに柳生がらみなどでシナリオに収まらなかったか(新作では何故か小物扱い…?)。長編映画(ドラマでも)化は難しいか?

凪待ち:P.N.「豆の助」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-07-02

白石和彌監督の映画ってけっこうバイオレンスってイメージだったけど今回は話の内容に引き込まれていき、暴力シーンも主人公の気持ちに入ってしまった。被災地でのロケってことだがエンドロールまでしっかり見た方がいい。てか、なんてバカな奴なんだよ!って言ってやりたい

シネマ歌舞伎『鷺娘』サウンドリマスター版:P.N.「シルエット」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

あまりの素晴らしさに、ただただ感動しました!!
こんなに素晴らしい踊りを、シネマ歌舞伎ならではの近距離で、指の先から足の先まで、じっくり観られた事に、感動です。

生の歌舞伎の舞台やシネマ歌舞伎もいくつか観ましたが、感動で涙が出たのは、初めてです。

特に、「鷺娘」の舞踊の美しさは、目に焼き付いて離れません。

凪待ち:P.N.「良寛」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ローリング・ストーンズ。
奈落の底へ転がり落ちそう…落ちない…落ちそう!…落ちない…

最終的に誰が犯人か何故殺したかはこの際どうでもよくなっていた。
誰が本当のクズか。誰が本当の悪人か。特に娘が自分のことを学校行かないろくでなしと言っていたが、世の中のろくでなしは、はたして本当にろくでなしか。誰かのせいでそうならざるを得なかったのか…
じいちゃんも昔はろくでなしだったようだ。
自分もろくでなしだから大泣きした。世の中、ろくでなしばっかりだろ?
ろくでなしに光をありがとう!

芝居が全員神がかってた。香取慎吾。神演技。

最終更新日:2025-11-01 16:00:01

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