MIRRORLIAR FILMS Season2 感想・レビュー 2件

みらーらいあーふぃるむずしーずんつー

総合評価4.5点、「MIRRORLIAR FILMS Season2」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「本気の映画は伝わる」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-02-24

9人の監督が描く9のストーリーたち。
「煌々 go on a picnic」
「愛を、撒き散らせ」
「巫.KANNAGI」
「インペリアル大阪堂島出入橋」
に心を揺さぶられた。

自分自身、大切なものを失ったため、
その喪失感が残っているが、
三島監督の「インペリアル大阪堂島出入橋」では、喪失の中にあっても決して消えないもの、残り続けるものを改めて気づかせてくれた。
川面を眺める次郎(佐藤浩市さん)の背中には希望がぼんやりと見えた。

P.N.「peacemaker」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-02-24

通常、映画鑑賞が趣味という人でも、短編映画まで見ている人は少数派だと思う。

今作は、「MIRRORLIAR FILMS」のSeason2として、9作が収められている。
全く知らない名前もあれば、俳優として知っている方も監督されていたり、映画監督としてすでにキャリアがある人も名を連ねている。

通常の90分、2時間以上という尺の映画と違い、
短編映画は、より作家性が強く出るのかもしれない。
いい意味で統一感がなく、きっと気に入る作品がいくつかは見つかると思える。

その中でも出色なのが、最後を飾る三島有紀子監督、佐藤浩市主演の一本。
10分を超える長回し、終わった後に
役者の恐ろしさ、それを求めた監督の想いが投げつけられた気がする。

最終更新日:2023-01-10 12:44:48

広告を非表示にするには