映画 太陽の子 感想・レビュー 15件

えいがたいようのこ

総合評価4.64点、「映画 太陽の子」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「忘れてはいけない」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-08-27

戦争の映画は、切り取る側面を間違うと英雄映画になりかねない。
この映画は日本の戦時下で生きている人それぞれの心の葛藤や多くの矛盾を描こうとしていると思う。戦争というものを受け入れないといけなかった人々は、終戦をどう受け入れたのだろう。
全体としては、修のおにぎりのシ―ンに集約されているのだろう。ただ、罪とするならば、田中優子さん演じる母の出した答えがズシンとくる。
イッセ―尾形さんのシ―ンもそのあとの研究室のシ―ンも心にひっかかる。
若い人達はみな純真で胸が痛い。
残虐であったり悪い人はほぼでてこないが、考えさせられる作品です。

P.N.「あんこ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-11-06

最初にNHKのドラマで見た時から、第二次大戦中に日本も原爆開発していた事実を知らなかったので、それ自体に衝撃を受けました。映画は、すべての役者さんが本当に丁寧に演じられていて、それぞれの立場での感情に心揺さぶられました。ノベライズでは最後に少し未来のことに触れていて、科学者たちは原子力を平和のために使うべく研究を続けていくとあります。でも、その結果生まれた原子力発電は、先の東日本大震災でまた見直されている。映画の作品自体は青春グラフィティの要素が大きいですが、科学と人間、原子力と平和、そんなことまで考えてしまう、奥が深いテーマを持っていると感じました。

P.N.「bebe」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-09-16

漸く観ることが出来ました。
春馬さん目的でしたが柳楽さんも有村さんも素晴らしかった。
母親役の田中裕子さんは流石です。佇まいだけで存在感がありました。史実に沿った内容でしょうから戦争を全く知らない学生さん達も観るべきと感じています。エンドロール、【三浦春馬】の所で拍手が起きました。
もっともっとこの世界で彼の姿が観たかったと益々感じています。寂しいです。

P.N.「なおちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-09-08

とても素晴らしい映画です。こんな視点で戦争を描いた作品は初めて見ました。
様々な思いが駆け巡り、いつの時代にも共通する大切なものを伝えたいという監督や役者さんたちの想いが伝わってきました。
柳楽さん、有村さん、三浦さんそれぞれの持ち味を生かした配役は大当たりで、田中裕子さんの母としての演技は格別でした。
ぜひ世界のたくさんの方に届けていただきたい映画です。

P.N.「かおちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-28

9回目の太陽の子、感動はそれぞれ違っています。
28日には、メイキング映像付きが観たいと思っていたのに、無かったです。
とても、残念でした。

P.N.「小さき僕」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-22

映画そのもの感想ではないのですが、皆さんの評価を読むと、人間の感情を抑えるのは難しく、戦争ってなくならないのが解ります。
たかが映画、好き嫌いは当然ありますが、好きでなくて低評価する場合、感情を抑えて正しい言葉で理論的に伝えられないのであればやがてそれはほかの出来事では争いにつながるのでしょうね

P.N.「いちご」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-19

終盤、「科学は人間を越えていく」と心の声は主人公に冷徹に言います。だからこそ、私たちはしっかりと正しいことのため、平和のためにそれを使わなければいけない。そして、それを可能にしてくれるのは、他人を思いやれる優しさであり、無償の愛なのだと、本作品を見て感じました。果たして、大戦当時を懸命に生き抜いた先人たちが夢見た未来に、今の世はなっているだろうか。SNSでの誹謗中傷が日常茶飯事の社会であることが、とても情けなく、恥ずかしくなります。できれば、若い世代の人たちにこそ見てほしい作品です。そして、役者さんたちが魂を込めた演技で伝えようとしてくれていることを、目いっぱい想像力を働かせて、それぞれに受け止めてほしいです。

P.N.「炎~真理が其処にある~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-16

わざわざくどく言いたくはないが、映画も、鑑賞する力が必要です。

科学者の目線、視点で、描いていると言っているのに、勝手に、歪曲した見方をされるのは残念です。

惜しくも、若くして命を落とした、三浦春馬さんは、まるで、私たち、日本人が忘れてしまった大切なモノをその存在で、背中で、語っているようにも思います。

かつて、戦時下、アメリカで木の枝に首をくくった若き美しい日本兵のエピソードが、よみがえるように、彼の生きざまが、その命をもって、その命の大切を戦争の虚しさを伝えているようです。

福山雅治さんの♪彼方にも、初めは、多少違和感はありましたが、同じ事務所の先輩後輩の仲、その心情を察すれば、もの悲しさ、嗚咽にも感じられ、聴くほど、この映画に、ぴったりです。

日本人を忘れてしまった日本人に、ぜひ、観て欲しい、今年、イチオシの作品、三浦春馬さん助演賞推しの知る限り最高の出演作品です。

P.N.「空」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2021-08-15

監督がこの映画を製作した意図がわからない。冗長で退屈。役者たちが熱演しているだけに残念。監督は、もっと経験を積んだ方が良い。最後の唄は、必要なし。

P.N.「炎~真理が其処にある~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-12

すでに、ドラマ化された映画の作品。

かなり、しっかり、脚本や演出、ロケーションなど様々に練られた、総合的芸術としての映画としてもよく作り込まれている。

だからといって、戦争の雰囲気を感じさせないことはなく、多くを語らないが、しっかりと戦争の当時の雰囲気を感じさせる。

あくまで、科学者目線の映画であるから、あまり、戦争戦争な映画ではないが、かつては、日本人は、多くを語らないが、しっかりと感情を伝えていた姿が、役者や演出によって、語られている。

なんでもかんでもしゃべってしまう時代、多くを語らない日本人の姿が、どう映るかが評価がわかれるかも知れませが、日本人らしさに趣を置き、日本人にしかわからない独特の雰囲気を醸し出す作品。

残念ではあるが、三浦春馬さんの存在が、その存在で、当時を体現してより、臨場感を増します。

五山の迎え火送り火のように、日本人の中にはある真理を呼び覚ますでしょう?

映画のセリフだが、「答えなどない、真理があるだけだ…。」

どんなに理屈をもってしても、真理は、わかるものです。体が、そうだと反応するから。

P.N.「ユイ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-12

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

 実験に明け暮れる修の日常を通して当時の空気も描き、真面目に時には狂気に取り憑かれるながら、ひたすら追求する修の姿を淡々と描く。
手段が目的となってしまい、制御出来なくなり別の論理で暴走す恐ろしさ。
核反応のように拡大する人間の欲望。
俳優の演技はとても素晴らしい。
柳楽優弥は不器用で偏っているが人の良い修にしか見えない。
世津を演じる有村架純も、芯のある前向きで明るく生きる女性を演じぴったりで、この映画の救い。
三浦春馬の裕之の印象もひときわ鮮やかで、戦争の酷さを対比させて強めている。
登場シーンからの清々しさ。
海辺で修の話を聞いた時、焚き火を見つめている時、出征の朝に母親を見つめるその時々の表情の深さに引き込まれ、胸を突かれる。 
日本も原爆を開発していたからといっても、原爆を投下した米国の責任が軽くなる訳でもなし、そのようなメッセージはないと思う。
最後の海辺で3人がはしゃぐシーンは、人間の素晴らしさ・美しさを描き、人間が第一だと感じる。科学側からの誰にも止められない、事に対する人間からの反論?
無邪気な3人の明るい海辺の美しさは、忘れられない。

P.N.「そら」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-11

この夏、たくさんの人に観て頂きたい良質な美しい映画です。
幅広い世代の方に、夏休みにお子さんと見られてもよい映画です。戦争を知らない世代の今の時代だからこそ観て感じて頂きたいです。これからの未来を生きる私たちがどう生きるのかという問いを投げかけてくれています。俳優さんの素晴らしい演技も美しい映像も音楽もすてきでした。

P.N.「ひで」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2021-08-07

この映画を見て洗脳という言葉が頭に浮かびました。愛情思って育てた息子を戦争のためお国に
命を捧げ、爆撃投下の類焼のため、いっぱい沢山のの思い出の詰まった我が家を壊され、お願いします。と頭を下げて見守る。科学者は未来のためにと研究、じっけんと心を奪っていく。周りの兄弟や仲間が戦争で死んでいく中徴兵を免れているという、後ろめたさから心を焦りで蝕む。
今の日本では考えられない。今の日本や世界はSNSで誹謗中傷で見えない敵と戦っているのかもしれない。三浦春馬さんが演じる裕之のただいま戻りました。の言葉とあの勇ましい体格とひとなっつこい笑顔に涙が溢れた。本当に戻ってきてほしい。でも、帰らぬ人となる。田中裕子さん演じるは母、フミの抱きつこうとして耳を触る演技にも思いが伝わる。原爆投下された8月に見るべき映画だと思います。

P.N.「SAKURA」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-08-07

観てきました。
これで最後かと思うと胸が苦しかった。スクリーンの中の春馬くん素晴らし。関西弁も上手く笑顔も素敵でお箸の持ち方も美しい。三人で未来の話をしよう。春馬くんの未来を見たかった。聞きたかった。

又、観に行きます。
何度も何度も逢いに行きます。

最後にひとつ
某歌手の歌だけ邪魔でした。
この映画に合ってない。
この歌を流しても誰も買ってくれませんよ。下手な歌流すなら歌無しの曲だけで良い。
この歌だけが只々、残念です。

P.N.「ひで」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2021-04-14

今から、楽しみです。

最終更新日:2024-07-03 19:04:23

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