たかが世界の終わり 感想・レビュー 3件

たかがせかいのおわり

総合評価3.33点、「たかが世界の終わり」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「演技の時間」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-03-15

演技を堪能するには、最高の作品です。

キャストの役作りは、素晴らしいくクオリティが高く、本物の家族とその内面の葛藤が良く描かれていました。

ストーリー展開は、キャスティングにしては、物足りない感じですが、どこの世界にもある身近な題材を敢えて映画としてやりきる大胆さは、良かったと思います。

舞台向きの作品かな?とは思いますが、微妙なニュアンスは、映画でしか、実現できなかったと思います。演技を堪能したければ見応え十分。

P.N.「猫のクロ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-03-10

あらすじを見ると、いかにして自分の病気を家族に伝えるかという話に思えるが、観賞して「コレじゃない」感がハンパなかった。主人公の帰省により元々危うかった家族のバランスが崩れる様の描写は良かったのだが、最後まで家族で喧嘩しているだけの話に見えるのは残念。この作品で伝えたい事が遠回しに表現されており、もったいぶった感じで私には合わない作品だった。こういうのが本物の映画だと考える人も多いだろうから、観る人を選ぶ作品だろう

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-02-22

ドラン監督が原点である家族のドラマを母と息子の視座で描く…。死の影が忍び寄る青年は放蕩息子の帰還宜しく歓迎されない…。それはフーテンの寅次郎見たくけたたましい家族劇となる。何処かロマン・ポラマンスキー監督の映画(大人の喧嘩)を連想させる。或いは映画(エッセンシャル・キリング)の如く因果関係が描かれず語られもしないー。ラストシーンの小鳥の死と字幕で示される献辞で、本編が追憶の愛のメモリーで有る事が辛うじて示されるだけだ♪

最終更新日:2024-03-21 02:00:11

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