魔界転生(2003) 感想・レビュー 2件

まかいてんしょう

  • ★★☆☆☆2件

総合評価2.5点、「魔界転生(2003)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2019-07-03

天草ジュリーよりは正直窪塚四朗の方が姿かたちについてはしっくりくるし、冒頭の合戦シーンなど切支丹と幕府の攻防を前面に打ち出したことで前作よりもリアルな「魔界転生」が見れると期待したのだが…。話が進むと?剣豪たちが四朗の配下・木偶人形にしか見えない!言い換えれば四朗と剣豪とのコミュニケーションが極端に不足している(編集のせいだろか?)!切支丹たちの無念を晴らすため幕府転覆プランを画策する四朗は無垢な信仰心を押し殺し、名だたる剣豪たちを(柳生一族を出汁にして)言葉巧みに反体制側に取り込む狡猾な策士であるべき(原作・由井正雪の役どころ~前作の沢田を見習って)!中途半端なキャラ設定は歯痒いばかりだ!伝説の剣豪、荒木や武蔵の文字通り化け物級の強さが伝わってこないのも残念至極。加藤又右衛門がとても惜しい!十兵衛との再戦の舞台を何故用意しない?柳生ストーリーがより脹らみ全体が締まったかと思うが…。

P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2019-04-17

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

深作版の東映感タップリのアクション時代劇を払拭して、体制(幕府)側と反体制(キリシタン)側の戦いの構図を中心に展開するかと冒頭から期待大。柳生の安泰や油断、剣豪たちの苛立ちが尺が短く、四郎の幕府転覆プランにピタッと結びつかないところが終始もどかしい。数々の秀逸なシーン(四郎斬首、又右衛門登場など)が活かされない結果に。家康は❌。魔界衆がぞくぞく表れ、最後に首謀者四郎登場てのが一番しっくりくる脚本では?

最終更新日:2022-10-31 02:00:08

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