パレルモ・シューティング 感想・レビュー 4件

ぱれるもしゅーてぃんぐ

総合評価5点、「パレルモ・シューティング」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-04-21

🚢同じく日曜美術館で取り上げられたのが「疫病と絵画図像」だった。パレルモを舞台にした本篇にも髑髏が踊る「死のダンス」の壁画が登場しデニス・ホッパーは死神を演じていた。孤独なカメラマンの本ロードムービーは故郷の家族のルーツを求める愛と人間の絆の物語なんだろう

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-12-12

NHK日曜美術館で林忠彦の写真術が特集されていて被写体の文豪例えば川端康成への距離を縮めてぐさり,とカメラでシューテングする姿に本編でのカメラマンの姿が重なったんだ。本編は人生の意味を死神を通して考える哲学が秘められて居たがー

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-02-28

そして深夜放送でイタリア映画〈熟れたアモーレ〉を視ていたらジョバンナ・メッジョルノと共演していたイケメン俳優が警官役で登場していた為か、メメント・モリ(死を想う)の本編の事を思い出した…。愛の逃避行に走りながらも真摯に過去の記憶が走馬灯の様に蘇る前作とイングマール・ベルイマン監督〈第七の封印〉の映画が引用される本編、全然違うのだがハムレット君的な生真面目な一途さが何とも魅力何だよ!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-01-29

ジョアンナ・メッツジョルノがパレルモでのカメラマンのカメラに写るー。その倒立像のショトが綺麗!ヴィム・ヴェンダース監督のカメラマンとしての資質が滲み出た瞬間である。死に取り付かれたカメラマンは妊娠中のヌードを撮ったばかりであったが、壁画修復師のメッツジョルに惹かれて行く…。イージライダーのデニス・ホッパーは死神としてベルイマン監督の第七の封印の如く出現!そのスキンヘッドがモノクロームの書斎に現れて。ロードムービーの巨人へのオマージュなのだろう!!

最終更新日:2022-07-26 11:03:31

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