キング・コーン 世界を作る魔法の一粒 作品情報

きんぐこーんせかいをつくるまほうのひとつぶ

アメリカ人が口にする食品のほとんどに含まれているコーン。飲料や食料にはコーン・シロップ、豚肉や牛肉もコーンを飼料に育てられたものが多い。自動車の燃料にもなるバイオ・エタノールもコーンから作られる。大学の親友同士であるイアン・チーニーとカート・エリスは、自分たちの食生活を見直そうと、コーンを探る旅に出る。まず彼らが向かったのはアイオワ州北部の田舎町。そこで実際にコーンを栽培しようというのだ。1エーカーの土地を借りて化学肥料で畑を耕す。農業初心者にもかかわらず、わずか18分で3万粒以上の種まきが完了。こうして作られるコーンはどこへ行くのか?コロラド州の牧場では、10万頭以上もの牛をコーンで飼育している。放牧するよりも囲い込んで飼育した方が低コストで効率がよいという。1ドルでハンバーガーが食べられるのはこのおかげだ。だが、コーンで育った牛は病気になりやすい。狭い畜舎にすし詰めにされた牛の様子に食欲を失うイアンとカート。そしてコーン・シロップ。砂糖より安価な甘味料だが、ブルックリンでは、コーン・シロップを大量に含む炭酸飲料による糖尿病が深刻な問題となっていた。アメリカの食料システムをコーンが支えるようになったのは、ニクソン政権時代に確立された補助金制度がきっかけと知った2人は、インディアナ州へ向かう。当時の農務長官、アール・バッツに話を聞くが、彼は現状を問題とは捉えていなかった。11月。旅を終えたイアンとカートはアイオワに戻る。彼らの畑からは4500万キロにも及ぶコーンが収穫された。あまりにも簡単に大量の収穫が得られたその光景はグロテスクですらある。2人はこのまま農業を続けることにうんざりする。そんなとき、とある農場が売りに出され、そこを買い取る2人。だが翌春、その農場では何も栽培されていない。一面に広がるコーン畑の間に、彼らの農場はぽっかりと穴を開けて存在するだけだった。

「キング・コーン 世界を作る魔法の一粒」の解説

アメリカで最も生産量が多く、人々が口にするありとあらゆる食料に含まれている穀物、コーン。2人の大学生の好奇心から始まった旅を通じて、アメリカの食料システムを支えるコーンの生産と流通の実態、その問題点に迫ったドキュメンタリー。監督は、主にTV用ドキュメンタリーで作品を発表してきたアーロン・ウルフ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年4月25日
キャスト 監督アーロン・ウルフ
出演イアン・チーニー カート・エリス マイケル・ポーラン
配給 インターフィルム
制作国 アメリカ(2007)
上映時間 90分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:34

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