東京・パリ 青春の条件 作品情報

とうきょうぱりせいしゅんのじょうけん

作曲家兼トランペット奏者の風間史郎は、行動的な現代青年だった。今、史郎は社長令嬢・皆川頼子を追ってパリに来た。求愛・喧嘩そして求愛。二人に愛が芽生え始めた時、史郎はフランス警察に逮捕され、日本に、強制送還されてしまった。それは、頼子の父、哲治がデッチあげた妨害工作のためだった。帰国した頼子は父に抗議、一方、史郎も彼女に近づこうとした。が、皆川の放った皆川物産の若手社員・西条の妨害にあって果せなかった。彼は慶徳寺を訪ね、座禅を組んで打開策を練った。その頃、皆川は企業競争を勝ち抜くため石黒産業との合併を考えていた。その間に、石黒の御曹子・康隆と頼子との縁談が持上っていた。だが、史郎の情熱は皆川の心を動かした。やがて、史郎はバンドマン・浩の手引で頼子と語りあった。しかし、それも束の間、縁談話をめぐってケンカ別れ、史郎は歌手・舟田や西条を巻込んで、遊び興じた。そんな史郎を慶徳寺の和尚が一カツ。史郎は正気を取戻した。皆川家には、頼子の妹で目の不自由な少女・ミズエが、絶望的な青春を送っていた。史郎は持前の情熱で彼女を孤独から救った。史郎が散歩にミズエを誘った時、彼女は彼を慶徳寺に促し頼子に会わせた。この日ミズエは手術を受ける決心をした。哲治は史郎の心を知り、偏見を解いた。二人の愛の成就は近かった。史郎はフランス音楽界に挑戦するという新たな目標に燃え、パリに発った。その後を追う頼子。東京--パリ、二人の歌が流れ恋の花が咲いた。

「東京・パリ 青春の条件」の解説

「コント55号 宇宙大冒険」のジェームス三木と「海はふりむかない」の斉藤耕一が脚本を共同執筆し、斉藤が監督した青春歌謡もの。撮影は「わが恋わが歌」の竹村博。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1970年3月18日
キャスト 監督斎藤耕一
出演橋幸夫 西郷輝彦 舟木一夫 黛ジュン 小川ひろみ 山形勲 森田健作 加藤嘉 園えり子 有川由紀 福岡正剛 藤村有弘 加島潤 大森義夫 左卜全 柳沢真一 宮地晴子 金子みよし 曽我町子 長島隆一 高部龍生とザ・クリッパーズ ピーター アン・真理子 三田明
配給 松竹
制作国 日本(1970)
上映時間 94分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「東京・パリ 青春の条件」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:53

広告を非表示にするには