アフタヌーンティーはベッドで 作品情報

あふたぬーんてぃーはべっどで

パリの建築会社に勤めるチェザリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、チーフの立場にたち部下を指揮する。飾り気のない性格で皆から慕われ、酒と女性をこよなく愛し、若く美しい妻マルガリータ(カトリーヌ・ジャレ)と幸せに暮らしていた。一方、パメラ・ピケ(ジュリー・アンドリュース)は、典型的な英国女性として医師の夫ピケ(ジャン・ミシェル・カノン)と22歳の息子ボビーに囲まれ、厳格でしかも暖かい家庭を築いていた。ある日、チェザリオの妻マルガリータが盲腸で入院。そこでなんと彼女は担当医となったピケと恋に落ちてしまう。妻の帰りを待ち佗びるチェザリオにかかって来た電話は“ピケと暮らすから帰れない”。突然の出来事にチェザリオとパメラは連絡を取り合い、解決策を講じることに。性格も考え方もまるで違う2人のアイデアは、全く詰められることなく平行線を辿る。楽天家のチェザリオはパメラに僕たちも仲良くしようじゃないかと持ちかけるが、軽く断られてしまう。そんな時チェザリオは路上でキスをしているピケとマルガリータを見かけ、動揺して車ごと2人に突っ込んでしまい、妊娠していたマルガリータは流産してしまう。チェザリオはショックで酒浸りの生活を送るようになり、更生施設のお世話になる。そこで、ボランティアをしているパメラと再会、2人はリハビリを兼ねて別荘にいき、徐々に気持ちも通じ合うのだった。ピケから仲直りの申し入れがあったのは、そんな時だった。元の状態に戻り、また平穏な生活を送る4人の男女。パメラとチェザリオもこれからは良い友人として…と約束し別れるが、2人の恋は再燃した。きっかけはパメラの手紙。かつてお互いのパートナーがそうしたように逢い引きの約束を交わし、大人の恋を貫くのだった。

「アフタヌーンティーはベッドで」の解説

1959年に初演された舞台劇『ティン・ティン』の映画化で、大人の恋の物語を淡々と描く。監督は「おかしな二人」のジーン・サックス、製作はオトゥーロ・ラペーニャ、マッシミリアノ・ラペーニャ、脚本はロナルド・ハーウッド、原作はフランソワ・ビエドー、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽は「ダンサー」のピノ・ドナジオが担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1992年9月19日
キャスト 監督ジーン・サックス
原作フランソワ・ビエドー
出演マルチェロ・マストロヤンニ ジュリー・アンドリュース ジャン・ピエール・カスタルディ Jean Jacques Dulon マリア・マシャドー ドニーズ・グレー ジャン・ミシェル・カノン カトリーヌ・ジャレ フランソワーズ・ミショー Herve Hiolle Jonathan Cecil Ian Fitzgibbon
配給 セテラ
制作国 イタリア(1991)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「アフタヌーンティーはベッドで」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:55

広告を非表示にするには