図書館戦争 作品情報
としょかんせんそう
本の自由を守る図書隊員の恋と戦いの日々
メディア良化法というあらゆるメディアを取り締まる法律ができた日本。そこでは良化隊による武力も辞さぬ検閲と、その良化隊に対抗する図書館の自営組織・図書隊があった。女子高生の頃、本を図書隊員に守ってもらった笠原郁は図書隊に入隊。担当教官の堂上の厳しいシゴキに耐え抜いた郁は、女性として初めて図書特殊部隊に配属された。しかし、メディア良化法の報道資料の移送の日、図書隊と良化隊の間に激しい戦闘が勃発する…。
「図書館戦争」の解説
1989(昭和63)年にメディア良化法が成立し、1989年に「正化」という新たな元号に改まって30年を経た、パラレルワールドの日本を舞台にした本作。良化隊によるメディアの検閲、書店や図書館の粛清が行われているその日本で、読書の自由を守ろうとする図書隊員たちの戦いとほのかな恋模様を描く。有川浩による原作小説はシリーズ累計300万部を記録し、コミック化、テレビアニメ化、劇場アニメ化までされている超人気作品。今回の実写映画化では、雑誌「ダ・ヴィンチ」のファンによる誌上キャスティング投票でそれぞれ1位を獲得した岡田准一、榮倉奈々が起用され、絶妙なやり取りを繰り広げている。監督を務めたのは『砂時計』『GANTZ』の佐藤信介。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年4月27日 |
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キャスト |
監督:佐藤信介
原作:有川浩 出演者:岡田准一 榮倉奈々 田中圭 福士蒼汰 西田尚美 橋本じゅん 鈴木一真 相島一之 嶋田久作 児玉清 栗山千明 石坂浩二 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2013) |
上映時間 | 128分 |
(C)”Library Wars” Movie Project
ユーザーレビュー
総合評価:4.73点★★★★☆、15件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-07-22
私にとって図書館はとてもご縁のある所だ。私の詩集を全国の国公立大学の図書館に置かせてもらっているからだ。それだけにこの映画は興味深かった。とても面白くて、楽しませてくれる作品だ。これまでの人生を振り返ると、一冊の本が人生を変えることがあるとつくづく思っている。