百万円と苦虫女 作品情報

ひゃくまんえんとにがむしおんな

蒼井優の魅力が冴える、不器用な女の子の成長譚

短大を卒業後、フリーターをしている鈴子は、バイト仲間からルームシェアを持ちかけられて実家を出る事にした。しかしひょんな事から事件に巻き込まれ、警察沙汰に。前科者になってしまった鈴子は、「百万円貯まったら出ていきます」と家族に宣言し、バイト掛け持ちで懸命に働く。やがて実家を出た鈴子は、とある海辺の町にたどり着く。海の家で働き始めるが、貯金が百万円貯まると、あっさり次の土地を目指して旅立つのだった…。

「百万円と苦虫女」の解説

ぴあフィルムフェスティバルグランプリ受賞作『モル』から、『月とチェリー』『赤い文化住宅の初子』、脚本作『さくらん』そして本作と、タナダユキが描くヒロイン像はどこかアウトローだ。存在感が希薄で、人と距離を置くことで自分を守る主人公・鈴子は、見知らぬ町から見知らぬ町へと引っ越しを繰り返しながらさまざまな人と出会い、人間の嫌な面だけでなく、温かい部分にも触れながら成長していく。そんなヒロインに魂を込め、伸びやかに演じる蒼井優が素晴らしい。鈴子が逗留先で知り合う人々のキャラは、特に目立ちすぎず、ほどよい味付けになっている。ちょっとホロ苦いが救いのあるエンディングにも好感が持てる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年7月19日
キャスト 監督・脚本タナダユキ
出演蒼井優 森山未來 ピエール瀧 竹財輝之助 齋藤隆成
配給 日活
制作国 日本(2008)
上映時間 121分

(c)2008『百万円と苦虫女』製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.17点★★★★☆、6件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-02-04

実に面白い!其々のキャラクターの持ち味が…。ラストのtasteはキャサリン・ロスとダステイン・ホフマンの共演した伝説の名篇〈卒業〉哉🤹

最終更新日:2021-06-10 10:56:38

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