深呼吸の必要 作品情報

しんこきゅうのひつよう

自分に迷った若者たちの呼吸が、沖縄の空に溶けていく、爽やかな青春群像劇。

2月。ひなみは、沖縄の離島にサトウキビ刈りのバイトにやってきた。平良家で一緒に働くのは、常連の豊と年長の池永、ブランド娘の悦子と無口な加奈子、冷めた大学生の大輔。35日で7万本のキビを刈らなくてはならないが、想像以上に過酷な仕事に、作業のペースは上がらない。悦子と大輔は、豊の威張った態度に反感を持つばかり。その頃、平良家の隣に住んでいた美鈴が里帰りする。美鈴の参加で勢いを取り戻すが、明るく見える美鈴も、ある事情を抱えていた…。

「深呼吸の必要」の解説

人間描写に長けた篠原哲雄監督が、沖縄の自然を背景に7人の若者の姿を捉えた映画、それが『深呼吸の必要』。タイトルは、詩人、長田弘の詩集「深呼吸の必要」から来ているが、息切れした心を優しく包んでくれるような長田の世界が、篠原流に生き生きと描き出されていく。『キビ刈り隊』は、農家のサトウキビ収穫を手伝うため、現在でも沖縄の離島で実際に行われているアルバイト。果てしなく続くサトウキビ畑を前に、仲間とともに過酷な作業に取り組むことで、見えなかった自分に気づく。

劇中のセリフにもあるように、そこは道を見失った人が逃げてくる場所。かっこ悪く聞こえるけれど、平良家のおじいとおばあ、沖縄の広大な自然はそれを無条件に受け入れて、「なんくるないさ(何てことないさ)」と言ってくれる。その一言が、私たちに深呼吸の仕方を教えてくれる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年5月29日
キャスト 監督篠原哲雄
出演香里奈 谷原章介 成宮寛貴 金子さやか 久遠さやか 長澤まさみ 大森南朋 北村三郎 吉田妙子
配給 松竹/日本ヘラルド映画
制作国 日本(2004)
上映時間 123分

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最終更新日:2020-04-02 11:57:40

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