アカルイミライ 作品情報
あかるいみらい
ミライはアカルイのか? それとも……。
雄二と守はおしぼり工場の同僚。行き場のない苛立ちを抱える雄二に、まぁ待て、とストップをかける穏やかな守。雄二にとって守は唯一心を許せる相手だった。ある夜、雄二は突然暴力的な衝動に駆られ、おしぼり工場の社長宅へ鉄パイプを持って押し入る。だがそこは既に血の海で、その中には倒れている夫婦の死体があった。そしてその夜から守の行方がわからなくなっていた…。
「アカルイミライ」の解説
本作は『回路』から2年ぶりの黒沢清の新作。華やかなキャスティングが制作の頃から話題だったが、オダギリジョーも映画初主演とは思えないほど自然で、浅野忠信も、穏やかながら、劇中で象徴的に出てくる猛毒をもったクラゲのようなどこかつかみ所のない青年役で存在感を示す。
黒沢監督が初めてデジタルカメラで撮った映像は、光と闇のコントラストが見事で乾いた画面が印象的。また監督の世界観を投影した劇中に登場する人物達の衣装や部屋の小物も要チェック。見終わったとき、いろいろな意味で心にチクチクと残るものがある。あなたの、私の、それぞれのアカルイミライって…?
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2003年1月18日 |
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キャスト |
監督・脚本:黒沢清
出演:オダギリジョー 浅野忠信 藤竜也 りょう 笹野高史 |
配給 | アップリンク |
制作国 | 日本(2002) |
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