今週の動員ランキングは、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(東宝)が、週末3日間で動員94万人、興収13億5500万円をあげ、3週連続で1位をキープした。4月29日(月・祝)を含む累計成績は、早くも動員644万9000人、興収92億9100万円を突破。シリーズ史上最高興収138.8億円を達成した前作「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の更なる記録更新にも期待がかかる。また、劇場版27作目にしてシリーズ累計動員数が1億人を突破したことを記念し、歴代の名場面を厳選したメモリアルムービーが解禁され、原作者の青山剛昌氏からのお祝いコメントや江戸川コナン役の高山みなみからの感謝のコメントも寄せられている。 2位には、ハリウッド版「ゴジラ」と「キングコング:髑髏島の巨神」の世界観がクロスオーバーする“モンスター・ヴァース”シリーズ最新作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(東宝)が、初日から3日間で動員30万6000人、興収4億6700万円をあげてランクイン。怪獣と人類が共存する世界で、未確認生物特務機関のモナークが異常なシグナルを察知。ゴジラのテリトリーである地上世界とコングのテリトリーである地下空洞が交錯し、ゴジラとコングが激突する。監督は「ゴジラvsコング」のアダム・ウィンガードが引き続き務め、出演はレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーらが続投し、新たにダン・スティーヴンスも参加。なお、祝日を含む4日間の成績は動員41万7000人、興収6億2200万円となっている。
3位には、前週2位で初登場した『劇場版ブルーロック-EPISODE 凪-』(バンダイナムコフィルムワークス)が続き、同じく公開2週目の『陰陽師0』(ワーナー)は4位となった。
この他新作では、6位にVシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』(東映ビデオ)が初登場。新旧戦隊が共闘するスーパー戦隊作品「VSシリーズ」の30作目。監督は加藤弘之と坂本浩一、出演は酒井大成、渡辺碧斗、村上愛花、他。
10位には、“BTS”のSUGA初のソロワールドツアー最終公演を映像化した『SUGA|Agust D TOUR ’D-DAY’ THE MOVIE』(エイベックス・フィルムレーベルズ)がランクインした。