今週の動員ランキングは、古舘春一が「週刊少年ジャンプ」に2012年2月から連載を開始し、バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春を描いた人気漫画をアニメ化した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(東宝)が、初日から3日間で動員152万9000人、興収22億3000万円をあげ、初登場1位に輝いた。今年公開作品の中でもダントツの1位スタートとなり、早くも「今日で5試合目!」などリピーターが続出している。2020年7月には連載が完結し、全45巻の累計発行部数は6000万部を突破。2014年から放送されたTVアニメはシリーズ4期まで制作され、今回の劇場版第1部では、原作の中でも人気の烏野高校VS音駒高校(通称“ゴミ捨て場の決戦”)が描かれている。監督は満仲勧、声の出演は村瀬渉、石川界人、日野聡、他。 2位から4位は前週よりワンランクずつダウンとなった作品が続き、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(バンダイナムコフィルムワークス/松竹)は、週末3日間で動員16万人、興収3億1800万円を記録。累計成績は動員186万人、興収31億円を突破した。3位の『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(東宝/アニプレックス)は週末3日間で動員10万人、興収1億4500万円をあげ、累計成績は動員103万人、興収14億円を突破している。続く『ゴールデンカムイ』(東宝)は週末3日間で動員8万6000人、興収13億8000万円をあげ、累計成績は動員156万人、興収23億円となっている。
5位には、「ミッドサマー」のアリ・アスター監督がホアキン・フェニックスを主演に迎えたオデッセイ・スリラー『ボーはおそれている』(ハピネットファントム・スタジオ)がランクイン。日常のささいなことでも不安になる怖がりのボーは、ある日、怪死した母のもとへ駆けつけようと玄関を出るが、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。共演はスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、エイミー・ライアン、ネイサン・レイン、他。
既存作品では、7位『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』(東宝)が累計成績で動員444万人、興収60億円を突破。
公開11週目を迎えた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(松竹)が前週より1ランクアップし8位となり、累計成績で動員328万人、興収41億円を突破している。