今週の動員ランキングは、原作者の尾田栄一郎が2016年公開の「ONE PIECE FILM GOLD」以来となる総合プロデューサーを務めた長編劇場版第15弾『ONE PIECE FILM RED』(東映)が、土日2日間で動員は158万人に迫り、興収は22億5400万円を突破するという今年最高の週末成績をあげ、初登場1位に輝いた。さらに、シリーズ最高興収68・7億円を記録した「ONE PIECE FILM Z」を上回るスタートであり、前作「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」の初日(金曜)から3日間の成績と比較しても178%という驚異的な数字を叩き出した。また、配給元の東映にとっても、動員・興収共に歴代1位のオープニング週末成績を樹立。コミックの連載開始から25周年を迎え、単行本は100巻の大台に乗り、TVアニメも1000話を突破するなど勢いを増す「ONE PIECE」シリーズ。監督は「コードギアス」シリーズの谷口悟朗が務め、ルフィ役の田中真弓、ロロノア・ゾロ役の中井和哉、シャンクス役の池田秀一らの他、今回オリジナルキャラクターとして登場する世界の歌姫・ウタの声を名塚佳織、歌唱をAdoが担当。また、ウタの楽曲として主題歌「新時代」を中田ヤスタカが作詞・作曲しているのをはじめ、劇中歌を豪華7組のアーティストで彩っている。なお、8月13日(土)からは、第2弾入場者プレゼントとして、「ONE PIECE カードゲーム チュートリアルデッキ」(全国合計50万パック限定)の配布も決定した。 2位は、前週1位で初登場した『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(東宝東和)が続き、土日2日間の成績は動員34万3000人、興収5億3700万円を記録。累計成績は動員181万人、興収27億2400万円を突破した。
3位は、公開4週目を迎えた『ミニオンズ フィーバー』(東宝東和)が、土日2日間で動員15万8000人、興収1億9900万円をあげ、累計成績は動員225万人、興収27億3600万円を超えた。
また、4位の『キングダム2 遥かなる大地へ』(東宝)は、累計で動員242万人、興収34億円を突破。5位の『トップガン マーヴェリック』(東和ピクチャーズ)は、累計で動員665万人、興収105億円を突破した。