今週の動員ランキングは、累計発行部数9000万部を超える原泰久による漫画を山﨑賢人主演で実写化した「キングダム」の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』(東宝/ソニー)が、土日2日間で動員52万7000人、興収7億9700万円をあげ、初登場1位に輝いた。祝日を含む4日間の成績では、動員93万4000人、興収13億7900万円をあげ、2019年に邦画実写No.1を記録した前作「キングダム」(最終興収57.3億円)対比で168.8%の出足となった。春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児として育った信が天下の大将軍を目指し、秦国存亡の危機を救うため初陣に挑む姿を描く。監督は前作に引き続き佐藤信介が務め、吉沢亮、橋本環奈ら前作メンバーに加え、清野菜名が人気キャラクター・羌?役として初参加している。
2位には、ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・スタジオが生んだ人気キャラクター“ミニオン”を主役にした長編劇場アニメの第2弾『ミニオンズ フィーバー』(東宝東和)が、土日2日間で動員41万8000人、興収5億3100万円をあげてランクイン。初日から4日間の成績では、動員72万人、興収9億円を突破している。1970年代を舞台に、最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンたちと、後に大悪党となる11歳の少年グルーのはじまりの物語が描かれる。監督は前作「ミニオンズ」も手掛けたカイル・バルダ。声の出演は、グルー役のスティーヴ・カレルをはじめ、タラジ・P・ヘンソン、ミシェル・ヨー、他。日本語吹替版では、笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子、渡辺直美らが参加している。
3位には、公開8週目を迎えた『トップガン マーヴェリック』(東和ピクチャーズ)が続き、累計成績は動員587万人、興収92億円を突破し、勢いは続いている。
前週1位で初登場した『ソー:ラブ&サンダー』(ディズニー)は4位となったが、累計成績では動員65万人、興収10億円を突破している。