今週の動員ランキングは、『花束みたいな恋をした』(東京テアトル/リトル・モア)が、土日2日間で動員12万8000人、興収1億7600万円をあげ5週連続の首位を獲得した。前週比は動員で-4.2%、興収で-6.5%と、変わらず落ちの少ない興行となっている。劇場では2週続けて配布された入場者プレゼントに代わって、2/26(金)から3/4(木)までの1週間限定で、主演の菅田将暉と有村架純による感謝のメッセージ映像が上映されており、こちらもリピーター集客に一役買っているようだ。累計では動員167万人、興収22億円を突破した。
土日2日間で動員10万人、興収1億5600万円をあげた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(東宝/アニプレックス)は、先週から一つ順位を上げ2位にランクイン。前週比は動員で+5.5%、興収で+3.3%と公開から20週目を迎えたとは思えない驚きの数値となっており、累計では動員2768万人、興収381億円を突破。
3位には『名探偵コナン 緋色の不在証明』(東宝)が先週の4位からワンランクアップ。累計では動員51万人、興収7億円を突破した。
先週2位でスタートを切った『ライアー×ライアー』(アスミック・エース)は、ツーランクダウンの4位にランクイン。
公開第8週目となる2/26(金)から、本編では実現しなかった“もしも”の世界を描いたミニポスターが入場者プレゼントとして配られた『銀魂 THE FINAL』(ワーナー)は、先週の10位から5位へとジャンプアップしている。
また、6位の『樹海村』(東映)以下も、既存作品が並び、新作のランクインがない週末となった。
累計では、公開から10週目を迎えた7位の『映画 えんとつ町のプペル』(東宝/吉本興業)が動員163万人、興収22億円、先週の圏外から再ランクインを果たした9位の『劇場版ポケットモンスター ココ』(東宝)が動員144万人、興収16億円を突破している。
先週8位でスタートを切った『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』(東映)は、今週惜しくも圏外となった。