今週の動員ランキングは、『花束みたいな恋をした』(東京テアトル/リトル・モア)が、土日2日間で動員13万4000人、興収1億8800万円をあげ4週連続の首位に立った。前週比は4週目を迎えてもなお、動員で-7.4%、興収で-5.6%と落ちの少ない興行を続けており、累計で動員131万人、興収17億円を突破した。
『ライアー×ライアー』(アスミック・エース)は、土日2日間で動員10万9000人、興収1億4500万円をあげ2位に初登場。初日から3日間の累計では興収2億円を突破するヒットスタートを切った。累計発行部数190万部を突破し、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にもランクインした金田一蓮十郎による同名コミックを、人気アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗と「天気の子」の森七菜のW主演で実写映画化。共演は小関裕太、堀田真由、七五三掛龍也ほか。監督は「百瀬、こっちを向いて。」の耶雲哉治が務めている。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(東宝/アニプレックス)は、土日2日間で動員9万5000人、興収1億5100万円をあげ3位にランクイン。前週比は動員で+22.7%、興収で+24.7%という驚くべき数値。公開から19週目を迎えてもなお目の離せない興行を続けており、累計では動員2745万人、興収377億円を突破。果たしてこの記録をどこまで伸ばしてゆくのか。
先週2位でスタートを切った『名探偵コナン 緋色の不在証明』(東宝)は土日2日間で動員7万5000人、興収1億1100万円をあげ4位にランクイン。興収は前週比で-12.2%と好調を保っており、累計では間もなく5億円に達する。
先週4位でスタートの『ファーストラヴ』(KADOKAWA)はワンランクダウンの5位に。6位でスタートした『すばらしき世界』(ワーナー)も同様にワンランクダウンの7位となっている。
新作では『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』(東映)が8位に初登場。東映の人気スーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム」「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!」「騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ」の3本立て。出演は小宮璃央(キラメイジャー)、駒木根葵汰(ゼンカイジャー)、一ノ瀬颯(リュウソウジャー)ほか。監督は山口恭平(キラメイジャー)、中澤祥次郎(ゼンカイジャー)、坂本浩一(リュウソウジャー)。