『ズートピア』（ディズニー）が、土日2日間で動員35万1049人、興収4億5893万800円をあげ、2週連続1位を獲得。累計動員は300万人目前となっている。
「武士の家計簿」で知られる磯田道史の評伝を阿部サダヲ主演で映画化した『殿、利息でござる！』（松竹）が308スクリーンで公開され、土日2日間で動員15万9690人、興収1億9488万1200円をあげ、2位にランクイン。江戸中期、財政難のために重税を課す仙台藩に困窮し、大金を貸し付けて利息を巻き上げようとする民衆たちの姿を描く。共演は瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平。仙台藩主・伊達重村役でフィギュアスケートの羽生結弦選手が映画初出演している。監督は時代劇初となる「予告犯」などの中村義洋。
3位には映画プロデューサーの川村元気のベストセラー小説を佐藤健主演で映画化した『世界から猫が消えたなら』（東宝）が290スクリーンで公開され、土日2日間で動員14万1691人、興収1億8470万9900円をあげ、初登場。余命僅かと宣告された郵便配達員の青年の前に悪魔が姿を現し、大切なものをこの世から消すことと引き換えに、1日の命を与えるという。佐藤健が青年と悪魔の二役を演じ、宮﨑あおい、濱田岳、原田美枝子、奥田瑛二が共演。監督は「ジャッジ！」の永井聡。
惜しくもトップ10入りを逃したが、2013年に公開された鈴木亮平主演の「HK 変態仮面」の続編、『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』（東映）が13位となっている。