日本統治下の朝鮮半島激動の時代、名前も残さず消えていったレジスタンスたちがいた――イ・ジョンジェ×チョン・ジヒョン×ハ・ジョンウ『暗殺』7月公開

日本統治下の朝鮮半島激動の時代、名前も残さず消えていったレジスタンスたちがいた――イ・ジョンジェ×チョン・ジヒョン×ハ・ジョンウ『暗殺』7月公開
提供:シネマクエスト

昨年韓国で1,270万人の動員を記録したヒット作『暗殺』(邦題)が、7月に日本公開されることが決定した。

1933年中国・杭州に設けられた韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン、速射砲、爆弾専門家の3名を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長で、日本政府の密偵であるヨム・ソクチンは、彼らを招集する一方、仲間と政府を裏切り、巨額の報酬でハワイ・ピストルと呼ばれる殺し屋に暗殺団3名の殺害を依頼する。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた……。

同作品は、2015年夏に韓国で公開されると、親日派を暗殺するという時代に翻弄された人々の姿を描く刺激的な内容にもかかわらず、歴代興行収入トップ10に入る、1270万人を動員。青龍映画賞では作品賞を受賞した話題作だ。

独立軍最高のスナイパーを演じるのは、『猟奇的な彼女』で日本でも人気の高いチョン・ジヒョン、冷徹な臨時政府の警務隊長を『新しき世界』のイ・ジョンジェが、また、独立軍の暗殺を依頼される殺し屋“ハワイ・ピストル”役を『テロ,ライブ』『ベルリンファイル』など、出演作が必ずヒットすると言われるハ・ジョンウがそれぞれ演じる。その他、イ・ギョンヨン、オ・ダルス、チョ・ジヌン、チョ・スンウら韓国映画界を代表する実力派俳優が脇を固める。監督は『10人の泥棒たち』のアクションで高い評価を得た、チェ・ドンフン。

最終更新日
2016-03-09 16:49:31
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シネマクエスト(引用元

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