アポロンの地獄:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-11-06
本篇解説文に出て来るシルヴァーナ・マンガーノの〈華やかな魔女たち〉冒頭テロップは魔女の戯画的なイラストレーションで軽快だ
本篇解説文に出て来るシルヴァーナ・マンガーノの〈華やかな魔女たち〉冒頭テロップは魔女の戯画的なイラストレーションで軽快だ
最初にNHKのドラマで見た時から、第二次大戦中に日本も原爆開発していた事実を知らなかったので、それ自体に衝撃を受けました。映画は、すべての役者さんが本当に丁寧に演じられていて、それぞれの立場での感情に心揺さぶられました。ノベライズでは最後に少し未来のことに触れていて、科学者たちは原子力を平和のために使うべく研究を続けていくとあります。でも、その結果生まれた原子力発電は、先の東日本大震災でまた見直されている。映画の作品自体は青春グラフィティの要素が大きいですが、科学と人間、原子力と平和、そんなことまで考えてしまう、奥が深いテーマを持っていると感じました。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
かなりメッセージ性の強い作品であり、現実を直視する視点が強調されているので、次回の日本アカデミー賞では作品賞候補の筆頭にあがるやも知れない。
ただ、女性が単独で抗う男性を餓死に至らしめるほど強固な拘束ができるだろうか…。
この作品が言わんとする事は充分に理解できるのだが、惜しむらくはリアリティーに難有りと言わざるを得ないラストになってしまったことである。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
決してドタバタになることなく、上手に笑わせてくれてます。
天海祐希も表情だけで熱演するシーンも多く、その奮闘ぶりに心が打たれます。
また、草笛光子のカッコ良さにも感動です。先月88歳になられた超大御所の凛とした姿勢や見事な着こなしに舌を巻きました。
そして、ラストでは老後の選択肢までも提示し、人生の価値を再考させてしまう秀作です。
いつの間にかマスクが涙で濡れてしまい閉口しました。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
桜良の死に方が衝撃でした。
こういう映画にありがちな、「死んでしまうけれど、思い出たくさん作ってさようなら」パターンじゃなくてよかったです。
序盤の「135.5のサ」や「桜良」や「春樹」という名前など、いろいろな伏線やバックグラウンドなどがあって見終わってからも余韻の残る映画になっていると思います。
ほとんど宣伝をしていないのですが素晴らしい作品です。
Bボットというスマホの代わりのロボットのロンと、友達のいないバーニーのハートフルストーリーです。テンポもよくて展開が早く、最後まで楽しく見れました。ストーリーも意外な展開で伏線も多く張ってあり、家族全員で楽しめました。すごい映画です。
🌐続いてソルヴェーグ・ドマルタンが同じくヒロインを演じた映像に凝った不思議なSFが〈夢の涯までも〉。テクノと愛の境界線上の物語
すごく懐かしいテイストの作品でほっこりしました。
一昔前の日本の冒険アニメみたいでした。
最初から最後までずっとワクワクできるし、演出も凝ってるので小さいお子さんも夢中で見れると思います。
特にバトルシーン良いですね!
また,ニーノ・ロータの音楽,舞踏会シーンで使用されたヴェルデイの曲等オペラ的な魅力も本篇の特色哉
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
もう今まで見てきた映画の中で一番感動した。ナレーションも面白かった。切ないラストそれでもそばに絵を描いてあげるすみっコの優しさ。とても泣けました。思わず本とグッズまで買ってしまいました。みなさんもぜひぜひ見てください。次のすみっコ映画の「青い月夜の魔法の子」も楽しみです。これからもすみっコ大好き❤
人生にある当たり前の生と死、衣食住をベースに起き、人情の機敏を繊細に描いた作品。
演技力のある役者さんが、よくありそうな映画をレベルを上げた作品に仕上げています。
もちろん、監督の力量も。
数々の御馳走は、美味しそうですが、決して、食べたいと思わないように、人それぞれの生き方を尊重した描き方に、よくできた作品だと感じました。
年齢層も幅広く、みんな、いい感じで鑑賞しているのが、伝わります。
鑑賞するつもりはなかっけれど、スピッツの配信日が、後押しして鑑賞してしまいました。
先週に引き続き今夜も金曜ロードショーで『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が放送されます
先週のTV特別編を見逃したから今夜の外伝は見てもワケがわからないよねと諦めている人もいると思います
ご安心下さい、外伝は本編からは独立した単品映画ですので他のシリーズとの繋がりはありません
主人公のヴァイオレットが郵便社で出張代筆サービスの仕事をしている事さへ知っていればそれで充分楽しめます
今回は生き別れた姉妹を手紙の力でどう結びつけていくかというお話
例によってラストはハートウォーミングな展開になり暖まります
事件前の京都アニメーションがこの世に最後に残した爪痕です
今夜も是非お楽しみ下さい
原作未読。コメディかと思ったけど、人情噺でした。個々のエピソードはいいねんけど、なんかぼんやりした印象。原作読んでみます。
不覚にも何回かジワリと泣いてしまいました。描かれている青森がリアルすぎて引き込まれます。主人公やその他の登場人物の苗字も青森でよくある苗字。同じ津軽弁でも地域差が描かれていたり。細部へのこだわりを強く感じます。ガチな津軽弁なので字幕なしでネイティブ以外の人が理解できるのかは分かりませんが、伝わるものはあるんでしょうね。登場人物がみな弱さとやさしさと温かさを持っていて魅力的です。元気が出る作品だと思います。原作を読んでみたいと思いました。
映画史に残る作品だと感じます。
特筆すべきは殺陣の素晴らしさ。
見応えのある出来上がりです。
初心者には理解が難しい人物相関、時代背景もできるだけ伝わるように工夫がされており細かい心配りが随所に見られました。
大きな変革を余儀なくされた当時の人々を新選組という特殊な組織、ある意味時代に翻弄されながらも真摯に生きようとした若い生命の様を通して描いた秀作だと思います。
シリアスなテーマをコミカルに描いて楽しく観させていただきました。ネタバレは避けますが「ぼたもち、三つは食えない」という言葉が妙に気に入りました。
👁️ジャン・コクトー遺作の本篇は生前葬見たいなシーンも在るが復活を遂げて作品としての詩の不滅性を語るコクトー自身の自画像なのか?画かれた目力は死者の眼力の象徴なのか。只管待ち続ける不条理とカフカ的迷宮の宇宙観にも惹き付けられる
スター・チャンネルのヴィム・ヴェンダース監督特集で観た映画〈ベルリン・天使の詩〉は矢張りキューバのハバナを主題にした街の物語或いは音源採取の旅の本篇に通じ合って
忙しない現代だからこそ、自分と向き合う時間を作る事は大切。
家事仕事の出来は、積み重ねるとして、家事仕事をやっつけ仕事ではなく、黙々とやっていくと心が、穏やかになる。
情操教育としては最高の場と言える。
自分自身で、生きる実感、意識して、自覚して、ただ黙々として行う行為こそ、瞑想と繋がっている。
協会や神社仏閣の方々が、家事仕事を黙々とするにも、瞑想と同じ効果がみられる。
学校教育にも、家事仕事の学科を増やして行けば、情操教育にもなるし、健全に生きれる人間に育つ。
社会で、何か変と言う方々の行為は、日々の家事仕事を軽く、見下げていることは明らか。
打てば響く方々の日常を伺えば、家事仕事を大切にしていることがわかるだろう?
未来の学校教育に、1つの光、希望、可能性をみるだろう?
宮沢賢治も、喜ぶだろう?
中国生まれのCGアニメーション映画で、王道中華ファンタジーともいえる『白蛇伝』を再構築した作品です
基本的な作りはディズニーのアニメ映画に準じていますが山水画の様に描かれた風景美術には中国のアイデンティティがしっかり活かされています
スピード感あるアクションシーンはTVゲームの真・三國無双シリーズを彷彿とさせます
日本語吹替えで主役を担当したSnowManの佐久間さんの声優も素晴らしい、プロの声優と遜色ないですよ
あとは主人公に協力しながらも何か悪事を企んでいそうな空青坊の女狐を演じた悠木碧さんもさすがです
『白蛇・縁起』わずかではありますが上映している劇場が数ヵ所あります
劇場で見てこそ楽しめる作品なので上映地域にお住まいの方には迷わずオススメしますよ