映画感想・レビュー 1532/2607ページ

トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡:P.N.「ひろぽん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-06-03

青春・スポーツ・恋愛・家族愛・友情・夢、すべての要素が入っていて、それが不思議なくらいどれも邪魔しないでかつ押し付けがましく無い類い稀は素敵な映画です。派手さは正直ないですが、胸にジワジワ来ます。

ラ・ジュテ:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

キテレツな実験SF シネマの金字塔!!発想と映像センスでは<惑星キンザザ>等に相通じるモノが有ると想った…。オーソドックスな黒澤明監督の<乱>のロケ地を取材した<A.K .>も佳かったが、モノクロームの本編は衝撃的だー。

AK ドキュメント黒澤明:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

昔の黒澤明監督のダイナミズムを堪能した者にとって、<影武者>や<乱>のユックリズムは感動を呼ばないのかも知れない。遠藤周作氏は著書「心の夜想曲」で後者を心の琴線に触れなかったので失敗作だとした。まあ、其の事はさておいて富士山麓のロケ地を取材し丹念にアキラ-クロサワの映画術を章立てで分析したクリス-マルケル流日本人観察ドキュメントは、中々に面白い!乱に懲りた観客にもお薦めの一本である。

花戦さ:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

戦闘シーンに縁のない、つまり、刀を持てない人々が静かに激しく戦う物語。この時期に、予言したかのように、政治諷刺が利いた脚本が良い。冒頭では機転の利く風流人として登場した秀吉が、天下を取って変貌する様子は、哀愁漂う皮肉を感じさせる。

幸せをつかむ歌:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

本編を観ているうちに高校の時にロードショー館で味わったバーバラ・ストライサンド主演映画<スター誕生>とオーバーラッピング♪別れた家族の下でのシビアでとてもブルーな前半と対照的な、パワフルに充ちた希望のロッカーとして歌って踊って…ロックンロール♪格好いい!メリル-ストリープの親子の共演!家族の、人間の絆の、愛の讃歌の物語。

わたしに会うまでの1600キロ:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

詰め込み過ぎたリュックサックの重荷を減らす冒頭のシーン。女性は独り歩きの旅に出る…。トレイルのコースには要所要所に先人の言葉が刻まれていて、其の言葉に励まされ日記を付けながらの山登り!!厳しい大自然は沙漠の熱さ、雪の寒さ、狼の遠吠え…と容赦無い。途中で水や食料品補給が出来るとは言うものの。母亡き後に山行で得たものは多くの生命との出合い。エンドロールで流れる(コンドルカンキ)の鳥の唄♪

ちょっと今から仕事やめてくる:P.N.「みじ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-06-02

母親として子供に見せたい映画。重いテーマを、家族愛と他人でも大事な人になる友情愛で、世の中の温かさを教えてくれた。
福士は大事な場面で、目で語れるようになっており成長みられた。工藤と2人とも楽しみな役者だ。

パリ、テキサス:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-02

チベットの日本初ロードショー映画<草原の河>を岩波ホールで観ていて本編を想い出した…。チベット高地に放牧で暮らす家族とアメリカ-テキサス州の砂漠の中に点景として登場する人間の姿がオーバラップ。音楽ドキュメンタリー映画<ブエナビスタ-ソシアル-クラブ>に出たライクーダのカントリーの音が郷愁を喚ぶ♪テレフォン-デート-ハウスの硝子越しの会話…。紅いドレスのナスターシャ-キンスキーの黒い瞳がまた、鮮烈だった!!

情愛中毒:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-02

ストイックな迄のパッション、完全燃焼型の情愛を切なく美しく描いた…。清楚な人妻のイム・ジヨンと、一途なソン・スンホン。エロスとタナトスと言う点ではヴィスコンテイ監督の遺作<イノセント>とも通じ会う一面も。ベトナム戦争の時代を背景にした或軍人の顛末…。

ゴールド/金塊の行方:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-06-02

主人公が俗物百パーセントのただのおっさんで、その徹底したしょーもなさが圧巻。実話ベースでも伝記映画ではないのに、ここまで赤裸々な役作りには、脱毛、いえ、脱帽。クライマックスで急展開になるまでが長大な伏線なので、観る時は腹を括らないと辛いかも?

草原の河:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-01

恰もチベットの絵本を開いて読んでいる様な錯覚に陥った。女の子は宮崎駿監督のスタジオ・ラピュタのアニメーションから飛び出したかの様だ♪広大な高地の其の深度は遥かなり!羊も人間も豆粒の如し…。ジャ・ジャン・クー監督作品見たいに家族の心象風景を淡々と語る。少女の眼差しがいい!彼女を巡る成長譚であると共に家族の、親子三代のの和解のドラマ。何処かでヴィム・ヴェンダース監督作品や小津安二郎監督作品とも共鳴する人生の哲学…。

寝たきり疾走ラモーンズ:P.N.「ゆみろん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-01

かなりの重度障害者にもかかわらず、悲壮感、痛々しさ、無理してるな~みたいなものが全くなく、安心して容赦なく笑えます。彼を知って損はないです。得します。私はあそどっぐを知って世界観が広がりました。是非、色々な人に観てほしいです。

Smoke デジタルリマスター版:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-01

何年か前に一度、恵比寿ガーデンシネマのクロージング上映で観た名篇!!映像化しにくいポール・オースター原作の煙りと薫りに舌を巻かれた♪新しくなったガーデンシネマでデジタルリマスター版で甦った!!是非もう一度観たい映画の一本なのである…

ソウル・キッチン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-01

映画<幸せのレシピ>を観ていたら、やはり(ごはん映画祭)等で上映された本編を連想した。色々な人種の坩堝の街でレストランを営む中でのエピソード集。ファテイ・アキン監督の軽妙な語り口に魅了されて、何時の間にか多幸感溢れるエンデングへと!アキ・カウリスマキ監督のレストランについてのショート・フィルム(ポルトガルのオムニバス映画の一篇)と共に是非もう一度観たくなる作品だ。

最終更新日:2025-10-18 11:00:01

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