映画感想・レビュー 1516/2604ページ

パトリオット・デイ:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-07-05

昨日(7月4日)はアメリカ独立記念日。
だからという訳ではないが、仕事帰りにシネコンに立ち寄りこの映画を選ぶ。
テロリスト犯人を殺害して成果を上げた時、FBIたちの雄叫びとガッツポーズは十分理解できるのですが、どうしても後から取って付けたような内容に★は2つ。最初からそれほど期待はしていなかった通りの凡作でした。
残念!
マーク・ウォルバーグ出演作恵まれてないように感じたなあ…。

裸の島('60):P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-05

島民のある家族の働く姿、段々畑での過酷な百姓労働を淡々とドキュメンタリー・タッチで描いた秀作♪確かに台詞が殆んどと言っても良いくらいに無かった!コップの中にスプーンの入った、ライスカレーを家族団欒、お店で食べるシーンが唯一微笑ましかった。生活を支えるのは夫婦愛、親子愛。ところで、先日深夜放映で視たブルック・シールズ主演の<青い珊瑚礁>もほぼ二人だけの文字通り裸の島の物語。其の大自然が美しかった!

エイリアン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-05

H.R. ギーガーのアイデア作画が何と言っても本編の魅力のベースを成しているのは間違いない!古代遺跡をあしらった感がある骨化したエイリアンの紋様の織り成された造形、映画美術セットのシュールで幾何学的な形状、蛸か蛇か判らない不可解な生命体の再生、金属を溶かして仕舞う血液…。スイスの画家ギーガーの灰色がかった異色の絵画世界が本編の至る処で、時に荘厳に、時に奇怪に現れ出る♪エイリアンと人間とのサバイバル・ゲームの始まりだった。

ポエトリー アグネスの詩:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-05

川面にキラキラと光る冒頭シーンとラストシーン…。詩の創作教室に通う女性の心を掴んだのは一人の少女の世界だったー。ポエムを通して見えて来る苛めと言う学園の歪み。川に見投げした少女が言い残した真実とは?詩は花鳥風月に留まらない社会を詠じ、弱き者の心に寄り添って往く。其れは!韓国社会だけの問題では決して無かった!

セールスマン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-04

演劇の舞台裏を描いたイニャリトウ監督の<バードマン>を思わせる緻密な構成。其れにチャップリンの名作<・ライムライト> の人生観、持ち味をブレンドした様なアファルデイ監督の集大成!!<別離><彼女の消えた海辺>のミステリアスで複雑な家族のドラマを染々と堪能できる♪イラクの都市の特殊性は在るが世界共通のテーマは多様性とアンチ暴力の連鎖への探究何だろう。

特集:アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-04

映画館のアラン・ドロン特集で<スワンの恋>を観た。マルセル・プルースト原作<失われた時をもとめて>。ルキノ・ヴィスコンテ監督が映画化したくシナリオを残しているだけあってトーマス・マン原作<ヴェニスに死す>、ダヌンチィオ原作<イノセント>等のデカダンスな世界とも通じ会う…。<ブリキの太鼓>のフォルカー・シュレンドルフ監督は貴族のゴージャスな男女の愛の幻影=虚無と対比して庶民目線で愛とは何か探求した。プルーストの記憶の文芸タッチで!アラン・ドロンは男色家として出番は少ないながら重要な役処だった。

草原の河:P.N.「えだまめ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-04

チベットの豊かな大自然と生きる家族。

住まいや暮らしぶりは遊牧民なのに、バイクやトラック、ジーパンにジャケット。
実は現代社会と隣合わせ。
家族愛と、ヤンチェン、ラモの可愛らしさにやられました。お手上げです。

小麦畑のクマさん、たくさん増えてるといいね~。

明日に向って撃て!:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-04

ベニチオ・デル・トロ主演のソダバーグ監督作品<チェ・、39歳別れの手紙>でボリビアの山岳シーンを観ていて本編後半部の異国の情景を想い出した…。冒頭、転換部、ラストシーンにセピアカラーのスチル写真を効果的に用いている。ラスト一枚は文字通り人生最期の別れのショット!ジョージ・ロイ・ヒル監督の!モダンな感覚で描かれた映画。ヒロインのキャサリン・ロスも輝いていたー。

この世界の片隅に:P.N.「nobuta」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-03

2回目の映画を見終わってしばらくしてネットであまちゃんの動画をたまたま見ていたら、気づきました。なぜ以前毎回あまちゃんを見ていたのか。それは透明性、汚れのない世界。自分が生まれてからずっと求めていた世界。それがこの映画の世界感と同じだったことを。こうのさんが伝えたかった事の一部はこれだったんじゃないのか。すずさんは歪んでしまいましたが、決して汚れはしなかった。だから昔のすずさんに戻れた。この映画に関わられた全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

チェ 39歳 別れの手紙:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-03

連作<チェ,第二部>のボリビアのシーンは映画<明日に向かって撃て>を連想させた。貧農部落のボリビア高地での武装工作は、第一部で成功した革命戦士の手腕を活かしたものでは有ったが…。ボリビア政府軍の手を逃れ、光指す密林の川を渡るゲリラの姿を俯瞰して嘗めるカメラ・ショットはベトナム戦争を撮った写真家サワダの作品をも思わせた。悲壮な末路、運命に抗いながら正義の人、等身大のチェ・ゲバラが其処にいたー。迫害に耐えた荊の人生は民衆と共にあり、其の泪に光った!

チェ 28歳の革命:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-03

映画<モーターサイクル・ダイアリー>で若きチェ・ゲバラの愛と青春ドラマを観たことが有った♪本編は革命戦士として生きる姿をゲバラの言葉を織り混ぜて其の教訓を物語った。ステーブン・ソダバーク監督の細やかなドキュメンタリー・タッチは、伝説のヒーローのアイコンを正義感に充ちた一人の青年医師、オルガナーザーとしての日常生活へと還元し、より身近に感じさせた。第一部はフェデロ・カストロとの友愛篇!

素晴らしき哉、人生!:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-03

ジェイムズ・スチュアート演じる大学生の主人公が辿る数奇な運命ー。世界大恐慌を挟み銀行への取り付け騒動等、激動の時代ー。隣人愛の精神とライフスタイルが彼にもたらした素晴らしき人生をフランク・キャプラ監督が軽妙なタッチで描いた作品♪其の目眩く激変するドラマは、とてもエモーショナルで夢の如し。星座が語る冒頭シーンもファンタジック…。

島々清しゃ:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2017-07-02

なるほど舌足らずな部分もあって「これはちょっと…」と感じるところもあったが。沖縄を画面から感じることが出来るのは、やはり沖縄が持つ他にはない魅力だからでしょうね。
岡山が舞台の『桃とキジ』とは雲泥の差。ある意味羨ましいです。
おじいが言う―生きてりゃそれで80点。
渋川清彦、角替和枝がこの作品でもいい味出してくれていますね。

最終更新日:2025-10-15 16:00:01

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