ある愛の風景:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-09-15
息苦しいまでにクローズアップされた男と女。戦争が引き裂いた其の仲を戦地から帰還した男の観た光景とは?不条理で一際切ない現代の愛の風景を神々しく、又劇烈に切り取った傑作だった…。先の戦争でも日本の悲劇として、こんな愛の姿が在ったのだとも訊く。イングマール・ベルイマン監督の再来の様なビア監督の作品!
息苦しいまでにクローズアップされた男と女。戦争が引き裂いた其の仲を戦地から帰還した男の観た光景とは?不条理で一際切ない現代の愛の風景を神々しく、又劇烈に切り取った傑作だった…。先の戦争でも日本の悲劇として、こんな愛の姿が在ったのだとも訊く。イングマール・ベルイマン監督の再来の様なビア監督の作品!
ダイ・シージエ監督の〈中国の植物学者の娘たち〉を深夜のTV放映で観ていたらベトナム・ロケだけあって本編の雰囲気を想い浮かべた…。其れはタブー視された同性愛の実話に基づいた作品だった。南国の植物の花の薫り立つスモーキーな緩やかなテンボに本編や〈夏至〉等ユン監督作品も又、観たくなった…。
映画〈ヒッチコック/トリュフォー〉で本編のウェス・アンダーソン監督がインタビューで登場。POPでスタイリッシュな作品に散りばめられたヒッチコック・タッチが楽しめるー。例えば、階段を上がって来る毒薬を持った男のシーンとか映画〈めまい〉風に過去の記憶がフラッシュ・バックしたりと。錯綜しながらも骨太な家族の愛の物語なんだね!家長のジーン・ハックマンンが何とも渋くて。ヘイ・ジュードのナンバーも決まっていたしね🎵
BS放送で海外ドラマのトルコ史劇や実話に基づいた〈エベレスト〉等を視ていたら、雪に鎖されたカッパドキアの旧いホテルが舞台の本編を想い出した。ジェライン監督の関連映画を東京・青山の草月会館でガイダンス付きで観たり、フィルムセンターのアジア映画特集等でトルコの作品を観て其の高い水準に圧倒されていた記憶がある。本編もアントン・チェホフの芝居の様な機知に富んだ名篇だった。激しいパッションがみなぎった…。
ビル・マーレイ主演の〈恋はデジャブ〉は先の事が皆予見出来るが朝の6時になると全てリセットされてしまう作品。だからデジャブ感(既視感)は彼にとって脅威だった。改めて本編を見るとタイトルに続く冒頭シーンは何とラストシーン!ネタばれになるので後は想像に任せるしか無いがこのデジャブ感・サブリミナル効果が効いて来るねー。
本編は未見なのだが、NHKBSプレミアム・シネマでジョン・ヒューズ監督作品が連続放映された。〈ときめきサイエンス〉と〈すてきな片想い〉の二本。前者は男の子がパソコンを駆使してフランケンシュタインのイヴ版を創ってしまった顛末を、後者はイケメンな先輩男子に片想いな15才の可愛い娘が彼氏をゲットする迄の青春グラフィテイ。永井豪の学園コミック見たいな気もして来るが、ジャック・タチのユロ氏風な人間観察力で何とも滑稽だったね。変な東洋人留学生?には参ったけどー。
映画館で映画を楽しむってこういうことなんだなあ…と感じさせてくれるような痛快作。面白かったです! 年末・年明けに選ばれるようなベストテンには縁遠い作品でしょうが、そんなこと関係ない。本当に面白かったです!
ジャッキー・チェンを見ていて、彼は数少ない世界で通用する真のアジア人国際スターであると確信した。残念ながら日本には居ないね。
一時期、エンディングのNG集もウザいと感じたこともあったが、今回は微笑ましく見れた。アッパレ! ジャッキー。
カラフルなハワイアン・キルトのタイトル・バックで南国の家族の絆を描いた〈ファミリーツリー〉と打って換わってモノクロームの画面が郷愁を誘うー。これは父と息子の和解の旅路のロードムービー何だ。 恰も小津安二郎監督の〈東京物語〉見たいに帰郷は穏やか生活と相容れなかったが心が溶け合う瞬間も在ったのだ…。
前に京橋のfilmセンターのミュージカル映画ポスター展で和田誠さんのコレクション解説が在った。気さくな人で唄を口ずさみながら…🎵。
お洒落でPOPな本編も音楽好きなミステリー、小泉今日子が何とも可愛いし、翻弄される真田もいいね!映画愛にみちたサウンドを大スクリーンで味わいたい!
アイドルなのに高い水準の漫才だった。稲毛(藤原丈一郎)の演技レベルが際立っていたと感じた。今後もこのような映画をお願いします。
『 三度目の殺人』映画を観る前からおおまかなストーリーは想像できました。ほぼその通りの内容でした。犯人の供述に翻弄される!とありますが、いえいえ!ストーリーの中にきちんとした明確な答えがあります。
ただ観る人によっては翻弄されるかも!
脚本は是枝監督のオリジナルなんですが、タッチが東野圭吾さんの小説に似ていますね!音楽がとても良かったです。
なぜ三度目の殺人なのかも納得です。
オススメです。是非映画館へ!
なんかよく調べもせずに「ガンダムだ!」と1800円払って見てしまいましたが、テレビの3話分ぐらいだけを見せてもらった気分。しかも一つ一つのシーンがたっぷり感があってだいぶ寝てしまいました。一本にもっと詰め込めるだろ!
まぁシャアはかっこ良かったので星2つ。
この映画には、恐怖を与える対象としての、魔女が出てくる。その所業も恐ろしいものだが、それよりも、利用されているはずの人間が怖い。犠牲者は、ほとんどが、超人的なものにたぶらかされているから、きっかけは仕方ないのだが、事態を悪化させているのは、「超人」ではない。魔女がいなくても、主人公一家の運命は変わらなかったろう、と思った。秘めやかに皮肉の利いた映画だった。
MLB(ア・リーグ)で、インディアンズが引き分けを挟まない20連勝を記録し、新記録達成まであと「1」と迫ったニュースを聞いて、この作品が見たくなりブルーレイを再見。
やはりクライマックスのサヨナラホームランには目頭が熱くなりましたね。
劇場公開されて何年経ってもいい作品は本当にいいですね!
さあ、新記録達成成るか?
日本人メジャーリーガーが在籍していない球団には目もくれない日本のメディアに喝だ!
ふともう一度観たくなって二回目鑑賞!(あんまり同じ映画何度も観たいと思わないタイプなので、本当に珍しく)
また泣いてしまいました。機会であるシュヴィが感情を込めて叫び、訴えるシーンは何度見ても鳥肌立ちます。。。早くDVD欲しい~~
事件の真相は 曖昧に 、見る人の 解釈の真相なのかもしれない
法廷映画での スッキリ感が あまり無く
えっ! って感じの 終わり これは 観る側に 投げすぎ 是枝さんらしいのですが、 あの犯人 役所さんつかう?
もう少し 情けない顔の くたびれた主役やれる 役者 居たのでは?
30年 刑務所に 入った感が 出てないかなー
役所さん 大好きですが
福山さんも大好きです
かっこいい男の 演技は 本当に 良かったです
最初は「パターンだなあ」と思ったが、後からどんどん面白くなる。ネタに新しさはないが、人物描写が秀逸。善人と悪人が分かれない、混沌とした人間観は個性的。感染の理由がはっきりしない所が、かえってパニックを煽る。作り手が観客を切り捨てるタイプの映画に、飽和した心がパニックに癒されました(笑)
ドキュメンタリーというよりインタビュー映画。ストゥージズは残っている映像が少ないので、この作りになるのは仕方ないか。語られるエピソードも長年のファンならば知っているものが多い。
それでもこれは、ベテランもニワカも必見の一本。ストゥージズという史上最高のクズバンドの魅力を大音量で味わえる。
この世にクズがいる限り、ストゥージズは永遠だ。
ただの石ころを石庭と目立つことができるのが日本人の美意識、盆栽もそう
億かけて派手なことぶち上げてる映画とは違う何か作り手のメッセージを一生懸命くみ取る目でこの映画も見て欲しい。売れた人しか評価しない岡山県人気質でコメントしてる人達の心なさがやっぱり悲しい。そういうところ嫌で東京へ出て30年、帰るに帰れない在京岡山人には何かメッセージを感じる映画でした。
韓国映画〈トンネル〉も落盤して閉じ込められた男女と犬の物語だったが、本編はチリのアタカマ砂漠の黄砂のシーンから始まる。記憶に生々しい鉱山労働者33人全員の奇蹟の生還物語。民間一企業に何ら救出の手立てが無いと言う絶望感から、政府や国を動かし国際支援もあって希望の光が射す迄の軌跡を描く。地底の逆境で抱く家族が突如寄り添う幻視の光景も素晴らしい!ジュリエット・ピノシェが逞しく、嵌まっていたね。