映画感想・レビュー 1492/2607ページ

忍びの国:P.N.「ぷちこ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-21

1度見ただけでは最初わかりませんでした(笑)
コメディ要素が前面に出てたからだと後で分かりましたが何故か後を引く映画です。
観客も術に掛かってしまったのでしょうね。現代を風刺した画面もグッときます。

三度目の殺人:P.N.「r」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2017-09-21

前情報を入れずに見たかったです。予告も見ないように見ないようにしたけど、これだけ騒がれてると嫌でもなにかしら耳に入ってきますからね。どうしても期待値が高まってしまいます。結果「そんなに大騒ぎするほどの映画かな~?」みたいな。役所さんの演技はすごかったけど。

ハイキュー !! 才能とセンス:P.N.「じょにー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-21

及川さんファンは絶対見るべき!
原作やアニメでは無かったシーンが、涙腺崩壊させます。
このメンバーで、3年間(岩ちゃんとはそれ以上)、どれだけの思いで頑張って来たのか、原作やアニメ以上の作り込みがあります。

カットされたシーンやあまり登場してくれなかったキャラについては残念でもあるけど、かなり長い話をそれなりに見やすくまとめられています。

羅生門:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-21

早坂文夫のボレロ風な音楽が激しい雨音と共に其の激情を高揚させて行くー。一体三人三様の何処に真相が在るのか?芥川龍之介の説話の世界をモノクロームの宮川一夫のカメラワークが流麗に又、荒々しく、美しく写し出す。ウデイ・アレン監督作品〈教授のおかしな妄想殺人〉もjazzセッションの音楽が情念と狂気を一層に急き立てていた…。

特集:ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-21

上野の国立西洋美術館でアルチンボルト展を見に行ったらシュバンクマイエル監督〈自然誌〉 等を連想した。ペーパーで組み上げた様な自画像、花のフローラのポートレイト、奇想画、騙し絵等アイデア一杯のアルチンボルトの世界はシュバンクマイエル監督の垂涎の美。其のコラージュ作品はアルチンボルトへの限り無いオマージュ!又、此処にも生と死の、エロスとタナトスの文字どおり博覧強記な世界が繰り広げられる。

ラ・ラ・ランド:P.N.「エリカ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-21

えー!もう最高!
多分これは好きと嫌いに分かれる作品かも!(笑)
でも私は最後が一番感動したかなー!
涙がボロボロ出ちゃって(笑)
初めて映画をもう一度見たい!
と思った作品でした!

新感染 ファイナル・エクスプレス:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-20

韓国のことが大嫌いな(そう感じる発言が目立つ/笑)旧皇族の某氏。でもその方は、今の韓国映画は日本映画のはるか数段上を行くレベルだと発言されていた。同感である! とにかくこの作品、面白かった! 数あるゾンビ映画の中でもトップクラスに入るのではなかろうか。ただ何で吹替え版上映なんだ? 字幕じゃ観客動員悪くなるのか? 岡山にいるコン・ユのファンは彼の生声など聞きたくないのか?(笑)
字幕版でもう一度見たい! DVDリリースが待ち遠しい。 

散歩する侵略者:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-20

あの「ハプニング」を丁寧に撮ったら、こうなるのかな(しかし根っ子があれだから、限界はある)。人間に紛れ込むタイプの侵略者なら、地球人のシステムを残したいのだろうと思ったが、何故か全滅系だし。
ヒロインの夫の演技だけはやたらツボだった。いかにも乗っ取られてます、という感じが。

リピーテッド:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-20

本編をリピーテして視ると先に観たビル・マーレイ主演の映画〈恋はデジャブ〉の状況設定との類似を感じた…。本編はシリアスなサスペンスだが後者はコメディ。でも、ラストシーンの幸福感では、どちらも比毛をとらない!本編の特色は記憶障害を防ぐビデオ日記の画像の粗い粒子の画像とフィルムの絶妙なカットバック或いは其の交錯だった。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?('95):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-20

前に名画座の目黒シネマの岩井監督特集で観ていたが、久しぶりに日本映画専門チャンネルのTV放映で視た。あの初々しい学園ものの感性が蘇ってきた!思春期の片想いや大人になる事への関心、それに水泳で競って得た親の離婚を抱える美少女・奥菜恵との初テートの約束…。其のエピソードの何れもがラストシーンの花火大会の打ち上げ花火が丸く見えるのか、平たいのかの疑問解決に向かって突き進む。

あん:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

小豆に語り掛けて自然の声を聴き櫻を愛でる樹木希林演じるハンセン氏病患者の老人。あん作りに半世紀の彼女が遺した言葉は?河瀬直美監督の四季を織り成す詩情溢れる映画に泪が止まら無ない…。ラストシーンで公園でどら焼きを売る永瀬正敏の声が一際溌剌と!樹木の友人の市原悦子共々、利かない其の武骨な手の表情も素晴らしいかったね。

東京日和:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

東京・恵比寿の写真美術館で開催中の荒木経惟展を観ていたら本編を是非とも観たくなった。展示は妻・陽子とのセンチメンタル・ジャーニー等、モノクロームの美しい愛の私小説な組写真群…。此れは写真集で手にとって読むと更にホワイトが美しく印刷されている。中には小津安二郎監督のアイコン男優の笠氏のポートレイトも。限り無く映像的なアラーキーの世界の映画化に着眼した竹中直人・主演・監督の其のセンスも素晴らしいね。

野火('59):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

映画〈私は二歳〉で赤ちゃんの眼で世界を見詰めた市川崑監督が大岡昇平の文藝にチャレンジした名篇。モノクロームの其の映像美学は正に伝説的だ!カメラは時に掌の上を歩む蟻を捉え、脅える現地の男女の叫びを捉える…。戦争の不条理と醜さを、極限状況の狂気の心理と絶望感と微かな希望の内に静かに見据えたー。最新の塚本晋也監督版の基となった一大巨編。

エイリアン:コヴェナント:P.N.「タケト」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-19

エイリアンシリーズでは凡庸。
設定はシリーズを踏襲しているが、忍び寄る恐怖や、成る程ここに、あのシーンが関わって来るのかなどの意外性に欠ける。
初めてエイリアンを見る人はスパイダーマン程度に、面白いかもしれない。
エイリアンシリーズでは1-3が余りにも秀逸すぎた感があるので、比べると、なーんだ感が残る。

ナインイレヴン 運命を分けた日:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-09-19

確かに感動的なドラマだった。あの出来事にまつわる逸話は、言ってみれば遭遇した全ての方だけのストーリーがあるんだよな。でもなあ、ちょっとお涙頂だいモノ的な感じが…。
この映画見ている最中、70年代に公開された『大地震』というパニック映画を思い出した。
その時も、いろいろ問題抱えている人間たちの物語だったな。
こういう物語にはありがちなストーリー展開にイマイチ感が。

イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

ロードショウー公開時に見逃していた作品、スターチャンネルのTV放映で漸く観た。興味深いのは一途なイングリット・バーグマン嬢の生き方。ハリウッド映画の銀幕のスターの座を擲って、ネオ・レアリスモの騎手のロベルト・ロッセリーニ監督へ出演交渉の手紙を出す。歳を重ねてからはジャン・ルノワール監督作品で喜劇、イングマール・ベルイマン監督で家庭劇と演技の幅を拡げたー。本編は又、母親としての彼女を家族の眼からも 見詰めて行く愛のドラマ!

ゆれる:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-19

是枝監督の最新作に関連した法廷映画特集のTV放映で観た。予告篇では見ていたものの、ロードショウー等で見逃していた作品。前に西川美和監督の本でトラブルをチャンスに換えるポジティブなシナリオ創作の秘話を読んだ事が在った。本編は正に此を体現した様な脚本。!セミ・ドキュメンタリー映画の如き演出とどんでん返しの衝撃の一作となった…。

最終更新日:2025-10-19 16:00:01

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