ゲット・アウト:P.N.「アップルジャム」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-09-28
なんだ!これは!こんなことってありえない、でも…リアルな感じ。引き込まれていった!!
なんだ!これは!こんなことってありえない、でも…リアルな感じ。引き込まれていった!!
本編がジェームス・デーンの名を世に知らしめた記念碑的な作品だとすれば、ロック・ハドソン、エリザベス・テーラーらと共演したジョージ・スチーブンス監督〈ジャイアンツ〉は石油成金ジェットを演じたジミーの遺作だった。石油王の空虚な心情に迫る其の老成した役処が眼を惹いただけにジミーの交通事故は世界中のファンに惜しまれ来た…。本編では特に初々しいジミーの魅力が光っている!
EXILEファンではありませんが、確かに観て損はない作品でしたね。
私個人としては、小林直己さんと中村蒼さんが、なかなかいい味出していたと思います。
ただ、後半の乱闘シーンは「クローズ」シリーズなどで既視感があり、誰が誰の味方なのかわかりづらく、ナイフのような凶器を持つ人が一人しかいないという不自然さもあり、大衆に車が突っ込むシーンも、使い回しのようで興醒めでした。
結論を言うと、前半のアクションシーンだけで十分楽しめる映画でした。
音楽と車♡ハードだけど、ハートフルなストーリー、最高です‼︎
これは絶対、映画館で観ておくべき映画。
そしてアンセル・エルゴート超絶カッコぃぃ‼︎
本編を見るまでは「どうせB級映画クラスのアクションもの…」程度に思っていたが、どうしてどうして期待以上の痛快作だ!
それにしても、兄のアンドリューを演じたスコット・イーストウッドの横顔、目を細めた表情、遠巻の立ち姿に、もう親父さんの若かりし頃(マカロニ・ウエスタン作品時代)が重なってしまって…(笑)。
彼、近い将来オスカー像を抱くんじゃないかと思った次第。
ホント、面白かった! 意外な拾い物。
何じゃいコレは!
“考えるな。言うな” “考えるな。言うな” “考えるな。言うな”―正直この繰り返しだけでは弱すぎます。“言うな”はまだしも、“考えるな”、つまり意識し過ぎたからといって、それで幻覚・妄想に襲われるなんてかなり話にムリがある。ちっとも怖くなかった。
昔観たローレンス・オリビエ主演の本編では無いが1992年版ジュリエット・ピノシュとレイフ・ファインズ主演のカラー作品をスターチャンネルの放映で視た。エミリー・ブロンテの 原作は一部読んでいたものの、映画がで追体験すると改めて、其の荒々しく厳しい大自然の中で生きる家族の物語が身に染みて来る。男女の愛と旧習と。母娘のダブルキャストの可憐なジュリエット・ピノシュに脱帽!
過去、未来を越えて人の思いはつながっているんだと考えさせられる映画でした。
門脇麦さんと山下達郎さんの歌は、それぞれ歌の表現が違ってすごく感動しました。
この映画にピッタリです!
レビューにも在ったが、本編前半のParisの情念と後半の故郷の静謐がコントラストを為していた…。Parisのカフェで詩人の高村光太郎と一瞬出逢うシーンが有り、二人の戦後は高名な詩人は山奥で隠遁生活へ、エコールドパリの騎手はフランスへ亡命生活を余儀無くされた。共に戦争が引き裂いた〈狂った1頁〉の悲劇であったー。
役所広司さんの演技凄かった。内容も良かった。ただ、弁護士役、なぜ福山さん?と思ったけど、エンドロール見たら、内容よりも福山さんの為だけに作った映画なんだな、って感想です。物語の内容とは別として出てくるキーワードが福山さんの熱烈なファンの間ではとてもわかりやすい物だし、福山さんの為だけに感が強すぎて内容が良い映画だっただけに残念な感じです。
本編をスターチャンネルで観た。音楽映画だから聞いたと言った方が佳いかも🎵トム・ヒドルストンの風格と其の老成した演技で、歌手ハンク・ウィリアムズが29歳の短い生涯だったのを忘れさせた…。波瀾万丈な音楽人生!アルコールの飲酒問題や女性関係に突っ込む記者の突撃取材インタービューの質問に辟易し傷付くハンクの繊細でナイーブな感情表現もリアルだった。エンドロールは「ジャンバラヤ」等ヒット曲でー。
ビル・マーレイ主演の映画〈ヴィンセントが教えてくれたこと〉原題「聖なるヴィンセント」を視ていたらドライヤー監督の〈奇跡〉やカントリー歌手のョン・デンバーが神の使徒役の〈オー・ゴッド!〉等を連想した。聖人がジーパン姿の普通の出立ちで現れ出るフレッシュ感が此れらの作品にも在った…。本編はモノクロームの撮影が特に際立った名篇。神保町の岩波ホールのスクリーンを飾った。
神様メールで余命を告知されたら貴方は一体どうするのかしら?と言う設定そのものがとても深刻なのに笑わせる…。思わず国際紛争や戦争が止んでしまうシーンも!残された僅かな其の生命をわざわざ危険に晒す事は無いしー。ラストで神様の妻がパソコンで天地を再創造するシーンの幸福感、そしてエンドロールの鮮やかに彩られたコットン刺繍も素晴らしい!
最近茶トラの保護猫を飼い始め、小4の息子のたっての希望で家族で観に行きました。
かわいい動物物語ではなく、猫目線で描写されていたり、社会問題や家族関係にも焦点を当てられた素晴らしい映画です。
全国で上映されていないのが残念ですが、老若男女多くの方に観ていただきたいです!
はやりのゾンビ映画を作ったという感じ。
物語にハラハラドキドキなし。
映像はCG。
カールだけは男前。
ゾンビが車運転しているところは、意味不明。どうやって感染したんだ?
先にNHKTVで放送された大林宣彦監督最新作〈花筐〉のメイキングのドキュメントを視ていたら黒澤明監督の本編等、黒澤プロダクションの作品群の事を想い出した。ショートショート映画祭で其の非戦の想いを映画作品に託した継承者として憲法9条の精神を力説した映画人・大林監督。黒澤監督の、日米間の対戦と被爆国としての痛烈な体験と其の反省が籠められた平和映画の秀作だった。
本編は未だ観て無いが日本映画専門チャンネルで法廷劇映画の傑作三本とメイキングのドキュメントを視た。囁く様に俳優を個人指導する演出方法は其のデリケートさの点でフランソワ・トリュフォー監督見たいでも有る…。物静かな緊張感!本編のシナリオや構想の練り上げや最後迄の監督自身の迷い、そしてデジタル・カメラへの初めてのチャレンジ、初の法廷もの…、其れが如何に作品に反映されているかは観てからの愉しみ何だな。
三谷幸喜の芝居の映画化〈12人の優しい日本人〉を視ていたら元ネタ作品の本編を想い出した。シドニー・ルメット監督の12人の陪審員が議論する法廷ものの傑作!閉廷後にヘンリー・フォンダが歩く其の姿が粋だったね。ルメット監督が出身のTV業界の熾烈な視聴率獲得競争を描いたのが名作の〈ネットワーク〉。そんな大手ネットワークとは別のローカル局で働く三人三様の行き方と恋と友情をロードムービーさながらに温かく見詰めたのが〈ブロードキャスト・ニュース〉なのだった。
日本映画専門チャンネルの放映で観た。うーん、実にいいんだな、懐かしく愛すべきアニメーションの傑作が又、一本誕生!スタジオジブリの宮崎駿監督の世界さながらで丁寧な作画に感銘。昔、TVドラマ等で見た〈ユタと不思議な仲間たち〉と言う東北の座敷わらしの物語を想い浮かべた…。子ともにしか見えない世界が在るなんて何てファンタスティック何だろうねぇー。
久々に「イイ人」しか出てこない映画でした。 前半、わざわざ昭和の街並みをクドく描くところがちょっと間延びしてウンザリでしたが。そして作り手側の「感動させよう」感が全体を通して感じられて少し興醒め(*_*)…なんて言ってはダメですね(苦笑) 凄くイイ話ですよ。でも、それなら偶然亡くなった人を死なないようにしてほしかったかな。