映画感想・レビュー 1491/2567ページ

桃とキジ:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-06-04

6月4日(日)が地元岡山での最終上映日。チケット余ってる友人に誘われ2度目の観賞。今回はいい所を探そうと…だがやはり難しい。居酒屋での幼なじみとの飲み会から西川緑道公園のくだりはモノぶつけたくなりますね(笑)。手塚理美さんの取って付けたような岡山弁も苦笑。吉備津彦神社での殺陣(立ち回り)―何にも感じましぇん。NHKのドラマで『帽子』(緒形拳、玉山鉄二、田中裕子ほか)というのがあったが、帽子のくだりを拡げて描けばよかったと思う。
無駄な観光ショットが多いよ。

午後8時の訪問者:P.N.「猫のクロ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-06-04

結末も含め平凡な内容。主人公が罪悪感から自ら事件の真相を追い掛けるのだが、はっきり言って医者の職分を超えているし、自分勝手にすら見えて共感できない。正直なところ期待外れの作品だ

花戦さ:P.N.「花だいすき」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-06-04

薦められて見てきました。よかったです。よく知られている歴史の逸話だけでなく、花戦さと言うタイトルどおり、花を中心に物語がすすむところが今までにない時代劇かなと、、、豪華キャストで、最後まで楽しめました。

パリの灯は遠く:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

本編をスターチャンネルのアラン・ドロン特集で観ました。パリの街そのものが主人公の様な作品。追い求める男の存在が自分自身で有ると言うカフカ的な迷宮の虚構!本編で夜、電話を掛ける相手は同じ名前の男のユダヤ人?冒頭のルーツを巡る屈辱的な身体検査の場面。監督ジョセフ・ロージは自らの赤狩りのマッカーシー旋風体験と占領下パリのナチス・ファシズムを重ねて捉えたのだろう。

椿三十郎(’62):P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

日本映画専門チャンネルの仲代達矢特集。本編のラスト、三船敏郎と仲代達矢の余りにも有名な対決シーン。この緊迫感の後の台詞がまた、格好いい!j結局自分との闘いだった。「優れた剣は鞘に終っておけ!」。アンチヒーローは実は究極の平和主義者だったー。

雪之丞変化(1963):P.N.「さくらさいた」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

元祖二枚目俳優、長谷川一夫さんは旅回りの女形と義賊の二役を演じる。カッコイイ!
若尾文子さんは徳川大奥出入りの絶世の美女ながら悲哀のヒロイン。この世のひととは思えない透明感。ビューティフル!!
山本富士子さんはおんな盗賊。ちゃきちゃきの江戸弁で部下をまくし立てるさまはとてつもなくクール!!
カントクは、市川昆さん!アップ多用のカット割、カメラワークを抑えた美しい映像。ジャズやクラシック風のBGM音楽にビックリ♪ステキです。
生まれる前の作品を観て、日本映画の奥深さに感激。

(500)日のサマー:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

本編で主演したゾーイ・デシャネエルがミステリアスな異界の女を演じる<ロスト・エリア>をTV で観た。悪夢の様な雰囲気がまた、面白い!ドラマは輪廻風な世界観で巡る♪…。

カッコーの巣の上で:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

ジャック-ニコルソンの怪演が光った!!ロードショー時に精神病院の婦長との対決シーンは観客を熱狂させた。映画館で映画を観る醍醐味は此の一体感なのだ!囚人が脱獄する様な爽快なラストシーンに泪したー。インデアンの如きアンチ-ヒーローに酔しれた…。太鼓のリズムが鼓動と重なった♪

月山:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

劇場公開時に脚本の高山由紀子が都会のビルの一室に籠ってシナリオを書き上げた感想を語っていた。秘境の月山の山奥と東京沙漠の孤独が恰も通じ合っているのだ…云々。映研の友が何か映画評をと言って来た時に取り上げたのが岩波ホールでロードショーの本編だった。森敦原作の映画は漢詩で締め括られるが、エロスとタナトスの密教思想が其処に在った。エキストラの村人の存在が妙に生々しくセミ・ドキュメントの様でも有ったがー。

クラウン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-04

子どもの頃、浅草の花屋敷で親と離れてお化け屋敷に入館。怖い物見たさなのだが、脅し役の青年がジーパン姿で、其のまま追っ掛けて来たのには参った…。本編を観ていてそんな恐怖体験が想い出されて仕舞った!児童館の様な、子ども空間に異形の人喰い道化師が現れたとしたらー。F.フェリーニのサーカスの映画にも色々な道化師が出て来るが、魔法に掛けられた哀しい存在なのかも知れない。被害者が弱さ故に加害に転じて仕舞う様なシーンも恐ろしかった。

トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡:P.N.「ひろぽん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-06-03

青春・スポーツ・恋愛・家族愛・友情・夢、すべての要素が入っていて、それが不思議なくらいどれも邪魔しないでかつ押し付けがましく無い類い稀は素敵な映画です。派手さは正直ないですが、胸にジワジワ来ます。

ラ・ジュテ:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

キテレツな実験SF シネマの金字塔!!発想と映像センスでは<惑星キンザザ>等に相通じるモノが有ると想った…。オーソドックスな黒澤明監督の<乱>のロケ地を取材した<A.K .>も佳かったが、モノクロームの本編は衝撃的だー。

AK ドキュメント黒澤明:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

昔の黒澤明監督のダイナミズムを堪能した者にとって、<影武者>や<乱>のユックリズムは感動を呼ばないのかも知れない。遠藤周作氏は著書「心の夜想曲」で後者を心の琴線に触れなかったので失敗作だとした。まあ、其の事はさておいて富士山麓のロケ地を取材し丹念にアキラ-クロサワの映画術を章立てで分析したクリス-マルケル流日本人観察ドキュメントは、中々に面白い!乱に懲りた観客にもお薦めの一本である。

花戦さ:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

戦闘シーンに縁のない、つまり、刀を持てない人々が静かに激しく戦う物語。この時期に、予言したかのように、政治諷刺が利いた脚本が良い。冒頭では機転の利く風流人として登場した秀吉が、天下を取って変貌する様子は、哀愁漂う皮肉を感じさせる。

幸せをつかむ歌:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

本編を観ているうちに高校の時にロードショー館で味わったバーバラ・ストライサンド主演映画<スター誕生>とオーバーラッピング♪別れた家族の下でのシビアでとてもブルーな前半と対照的な、パワフルに充ちた希望のロッカーとして歌って踊って…ロックンロール♪格好いい!メリル-ストリープの親子の共演!家族の、人間の絆の、愛の讃歌の物語。

わたしに会うまでの1600キロ:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-03

詰め込み過ぎたリュックサックの重荷を減らす冒頭のシーン。女性は独り歩きの旅に出る…。トレイルのコースには要所要所に先人の言葉が刻まれていて、其の言葉に励まされ日記を付けながらの山登り!!厳しい大自然は沙漠の熱さ、雪の寒さ、狼の遠吠え…と容赦無い。途中で水や食料品補給が出来るとは言うものの。母亡き後に山行で得たものは多くの生命との出合い。エンドロールで流れる(コンドルカンキ)の鳥の唄♪

最終更新日:2025-05-16 16:00:02

広告を非表示にするには