関ヶ原:P.N.「r」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-09-11
みなさん「早口で何言ってるかわからん!」らしいので、字幕付きで見ました。
おもしろかったです!
スピード感が司馬遼太郎の小説そのままで、大満足。
ただやはりあれは字幕無しではキツイですよね。
見たことも聞いたこともないような熟語(古語?)がいっぱい。
漢字でなんとか意味が類推できたけど。
監督は、迫力と役者の演技力だけで押し通そうとしたのかな?
岡田くん、かわいそう。
みなさん「早口で何言ってるかわからん!」らしいので、字幕付きで見ました。
おもしろかったです!
スピード感が司馬遼太郎の小説そのままで、大満足。
ただやはりあれは字幕無しではキツイですよね。
見たことも聞いたこともないような熟語(古語?)がいっぱい。
漢字でなんとか意味が類推できたけど。
監督は、迫力と役者の演技力だけで押し通そうとしたのかな?
岡田くん、かわいそう。
ジョン・フォード監督最後の西部劇と言われる〈リバティ・バランスを射った男〉を観た。誰が悪漢のリバティを射ったかがラストシーンで検証・再現される謎解きミステリー仕立ての異色作品だ。真相を巡る為に同じシーンが別の角度で描かれる。その手際の好さが新境地何だろう!
決して悪い出来の映画ではないと思います。基本的には★4つは挙げていい作品だと確信します。ただ、やはりそこはイギリス資本が入った映画。更にイギリス人、アイルランド人俳優がドイツ人を演じる違和感。―それを言っちゃあ、おしめ~よ! 映画のお約束事を意識しないように見たつもりだが、やはり一般のドイツ国民が流暢な英語を喋っていることが気になって、気になって(笑)。
言葉って無視できないと思うなあ…。
これはアメリカ映画や邦画で扱ったら、容赦なく駄作になった。題材選びと主人公像、キャスティング、背景描写のマッチングに成功している。ただ、主人公像のせいで、見終わった後の印象は、可もなく不可もなく、ただ他人のドラマが流れていく、だった。好き嫌いが分かれる所だと思った。
渋谷のユーロスぺース等で幾度となく予告編を見ながら長尺故に、見逃して締まった作品。日本映画専門チャンネルTVで視聴した。其の叙事詩風なタッチはギリシャ映画〈旅芸人の記録〉見たいな処も。又、テレンス・マリック監督〈ツリー・オブ・ライフ〉見たいな、家族の、生命の木々の連続性と言った処も感じられた。愛と憎しみで展開される復讐劇は、現代の「戦争寓話」なのかも知れない。
ホアキン・フェニックスの偏執的な気質を、殺人事件の真相を余りにも、知り過ぎてしまった女子大生のエマ・ストーンが嗜めて窮地に…。其れは明らかにヒッチコック監督作品のパロディーとオマージュ何だろう。ウデイ・アレン監督の作品はアントン・チェホフさながらに人性の断面を鮮やかに切り取る。本編は〈マジック・イン・ムーンライト〉を、一捻りし一味加えてビターテイストなウッディ劇場!教授の「殺人事件の講義録」。鮮やかなエンデングだー。
台詞が聞き取りにくく、理解出来ぬまま追いてけぼり
方言が強く、余計に理解出来ない
合戦場のシーンは、どっちがどっちなのか分からなかった
実際には無かっただろうが、映画なのだから、色をもっと使うなりして、鮮明にしても良かったのでは?
ただ、入り乱れてるだけで、どちらが優勢なのか判らずドキドキ感も、ハラハラ感も壮大感も感じなかった
残ったのは、役所広司さんの存在感だけ
とてもわかりやすいストーリーで、内容も盛りだくさんでとてもおもしろかったです。
ちょっと展開が早すぎて、もう少しそこ丁寧に描いて欲しいと思った部分もありますが(笑)
話がどんどん展開していくので、全く退屈する時間はなく、上映時間が長くて疲れるかな?と思っていましたが、あっという間に終わりました。
3Dで観たこともあって迫力があり、映像も大変綺麗でした。
映画館で観たい映画って少ないですが、これは絶対に3Dで映画館で観たいと思って観ましたが大正解でした。
撤退の順番待ちをする陸軍兵、イギリスから飛来した戦闘機スピットファイヤーのパイロット、イギリスから海峡を越えてダンケルクに残る兵士を救出に来た民間船の船長とその息子たち。この三者の視点で描かれるが、彼らが所々で交差しており、巧みに彼らを関連付けている。この作品は映像の迫力もさる事ながら、一番の売り物は音といえる。実際の戦場にいるような気分にさせる音へのこだわりはすばらしい
作中で被告人に判決は下るのだが、それでなお多くの謎が残っており、正に真実は被告人だけが知っている状態。その真実がはっきりとは解らずじまいで終わってしまったが、それが良かった。観た後でそれぞれに真実は何か考察出来るはずだ
1時間46分―画面に釘付け状態でした。★10個差し上げたい気分です!
福山市神辺にあるIMAX導入館で見た。迫力満点だったが、数多くの70ミリ映画を堪能した最後の世代からすれば、神辺のIMAX導入館のスクリーンは正直小さく物足りなかった。次は《109シネマズ大阪エキスポシティ》の次世代IMAXで見るつもり。ULTIRAやTCXもあるが、この映画、岡山の老舗映画館(定員124名。横6.4m×縦2.8m)は論外ですな。 早々もう一度見たい!
ジョン・フォード監督の〈静かなる男〉を久しぶりに観たら本編を見た時の感慨が甦った 。アイスランドのイニスフリーを訪ねるロードムービー風な日記映画なのだが、何処かジョナス・メカス監督のリトアニアへの郷愁の籠った作品見たいな気もして来る。スチール写真のモーリン・オハラ嬢の面影を追うワン・シーンはゲリン監督の〈シルビアのいる街で〉とオーバーラップするね!
内容が白黒はっきりと結論が欲しい方にはオススメでは無いです。余韻を楽しむ映画でした。自分は何を信じるのか何を信じたいのか、真実とはなにかと言う事中心に多々考えさせられる映画だなと思いました。登場人物の中の誰の視点になって物語を見るかによって感想が二転三転と変わってしまう映画だと思いました。
あと、音楽が素敵でした。
前に本編に出て来るイニスフリーへのロードムービーのドキュメントを観た事が在った。映画〈シルビアのいる街〉の公開記念の中で見たジョン・フォード監督へのオマージュ作品。モーリン・オハラとジョン・ウエインのLOVEシーンはもう伝説的!本編を愛好した宮崎駿監督のアニメーションへの親和性も絵作りと共にクッキリしたキャラの登場人物に在るんだろう。
原作は読んでいなかったものの本編に登場するイラストレーターの愛好するリー・バートンの名作絵本の〈ちいさなおうち〉は読んだ事が在った。山田洋次監督の撮影スタイルは本作では、此の絵本の様なのだ。時代の生き証人として家そのものが押し出された。戦争の出来る改憲勢力がのさばる時代への警句と観た。
BSジャパンのTV放映で観た。マドンナの桃井かおりは令嬢と言った役処で桃井かおり自身の素の姿かも。布施明もラストシーンで下手な歌手として持ち唄を披露。歌謡映画のパロディーなのだ!其の歌詞さながらのシナリオの展開だった訳である。寅次郎は喜劇映画〈祝辞〉では本当にトイレで祝辞を書いた紙を流してしまうがー。本編では勘違いだったけどね。
人類滅亡の危機だというのに、目先の夫との愛のほうが重要なの!? 女というのはそういうものなのか…と見ていて苦笑しちゃいました。命を顧みない洋画のヒーローは男だな~と思ったり。ジャーナリストの本心がどちら側にあるのかわかりにくかったですね。
モヤッとしますね。犯人の言ってることが二転三転します。事件の真相はホントは一体なにか。弁護士側だけでなく見ている側もそれに翻弄されます。「何が真実か」「法廷戦術は果たして誰のためか」等々考えさせられますね。見終わった感想は人それぞれだと思います。
見ごたえがありました。
真実とは…
重盛の娘が流した涙のシーン…あれがこの映画のすべてを物語っているような気がしています。
家族、社会、法、感情、欲望…色んなモノが複雑に絡み合って成り立っているこの世界、真実を追求すると1つや2つでは済まなくなるのかも…。
この作品の飄飄としたテンポと絶妙な間合いは一体何なんだろう。雨蛙の如き?鳴き声で、眼の見えない夏帆嬢へ恋のタックルを挑む星野源の文字通りの体当たりな姿が意地らしい。只ひたすらにエールを送りたくなったね。ファイト!恋人奪還に向けてのリベンジに走るシーンはあの名作映画の〈卒業〉のダスティン・ホフマンさながらー。