ハイ・ライズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-02-09
原作のJ.G.バラードの本を改めて読みたく為った…。恐らく映像化は困難を究めたのであろうか或いはパロディの領域か。階層化された建物そのものの構造にドラマツルギーが盛られなければ為ら無く、例えば、J.L.ゴダール監督やヴィム・ヴェンダース監督なら一体どんなスタイルで挑んだだろうか云々考えて仕舞った。バラードのアジア的な感覚をアンドレイ・タルコフスキー監督なら出せたのでは無いかとか。
原作のJ.G.バラードの本を改めて読みたく為った…。恐らく映像化は困難を究めたのであろうか或いはパロディの領域か。階層化された建物そのものの構造にドラマツルギーが盛られなければ為ら無く、例えば、J.L.ゴダール監督やヴィム・ヴェンダース監督なら一体どんなスタイルで挑んだだろうか云々考えて仕舞った。バラードのアジア的な感覚をアンドレイ・タルコフスキー監督なら出せたのでは無いかとか。
早々この作品を見て来たと知人に話をしたら、小学5年生の娘さんが“おっちゃん、3枚あるんだったら複数やろ。スリー・ビルボーズと言わな”と鋭い指摘。ごもっとも! 邦題もっと考えなきゃね(笑)。
正直言って日本公開はアカデミー賞の受賞結果を待ってからでも良かったのではと思いました。平日&特別なサービスデーでもなかったとはいえ、この話題作(?)私一人だけの観客は申し訳ない(久しぶりの貸切観賞でした)。
面白かったです。
人口が少なく、狭い町の話―もう何処の誰が云々なんて瞬時に噂が伝わるエリアの濃い内容でしたね。取分けサム・ロックウェル演じるクビになった警官がある意味最高! 助演男優賞は間違いないな。まあ田舎町の警察署って実際映画描写と似たり寄ったりかもしれないな。そこに住んでいる奴らだって…。
テレビシリーズからファンです。
最終版とあって残念ですが、恭一郎の謎が明らかになり、自分を見つめなおす姿に鳥肌が立ちました。
親子の絆、子の為に、親の為に、それぞれの気持ちがガンガンこちらにぶつかってきて、時間があっという間に過ぎました。
本編は未見だがグレゴリー・ペックとリー・レミックが共演する元祖〈オーメン〉を久し振りに観た…。ダミアン少年の視線が何処と無くスチーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督の映画〈シャイニング〉等も連想させたー。画面の美しさと独特なオブセッショナルな宗教風な音楽が話題を誘った。ラストシーンの謎の微笑みがシリーズを予兆させた🎵🎶666
3回見ました!
毎回最後は号泣!ゾンビ映画はあんまり好みではないけど、とても面白かったし、感動しました。
今まで見た映画の中で一番良かった!
お兄はかっこいいし、せとかはかわいいし…で
もう最高!!
一つ質問です。
予告にある「妹のためについた嘘」とは
何だったんでしょうか?
映画も見たのですが、分からなくて。
分かった方がいらっしゃいましたら、返信をお願いします。
ハリウッドの劇映画〈ニューイヤーズ・イブ〉を視ていたらリドリー・スコット総指揮の本編の事を想い出した…。此方は寄せられた投稿動画を基に編集した一年後の3.11の日本の庶民の平凡な日常生活何だけれども此れがまた堪らなくドラマチック!此の様な被災後の日本人を墓石を這う蟻に見立てた模様はゲリン監督の往復書簡のドキュメントでも出て来たけれども…。
キーラ・ナイトレイ主演の映画オースチン原作の映画〈偏見とプライド〉を観ていたら厳冬の山岳登山の本編を想い出した…。ナイトレイは登山家の妻役として遭難した彼を最期まで励ますと言う役処が感動の泪を誘ったー。「何故登山するのか」の問いに「其処に山が在るから」とは有名な言葉だが人を惹き付けて止まない登山家達の愛と希望の大いなるストーリーであった!
そして何たって本編はバルコニーのシーンでも有名なウィリアム・シェクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」のミュージカル版何だ!街頭での唄と踊りに堪能させられるが、主題はプエルトリコやイタリア系移民の非行青年団の根深い対立,愛と憎しみと和解。店主に「全く腐敗仕切ってる!」と言われて呆れられ追い出されるシーンも。究めて現代的な大ヒットブロードウエイ舞台の映画化だった。9.11に象徴されるが今でも憎しみの報復合戦には人類の未来は無いのだ🎵❤️♣️♦️♠️
小学4年生の娘と観に行きました。子供にも分かりやすい内容だったので、親子で楽しめました。何度も観たくなるくらい面白かったです。
深夜に映画〈ファイト・クラブ・レイデイズ〉を視ていてアルドリッチ監督の遺作の本編や先にNHKプレミアム・シネマで放映された〈幕末太陽傳〉の中の左幸子嬢と南田洋子嬢の凄絶なバトルを想い出した…。勿論、女傑の本家本元は史劇映画の〈アマゾネス〉何だろうがー。学生時代にロードショウで先輩と観たのが〈スーパーマン〉ならぬ映画〈スーパー・ガール〉で、此にはすっかり悩殺されたのだったが💃
作中の人間関係が複雑であるが、ストーリーが進むうちに丁寧に説明されるので難しいところはない。役者…特に松嶋菜々子の演技が良くストーリーに引き込まれて退屈する事なく観賞できた。シリーズ最後の作品との事だが、マンネリ化する前に終わるのは良い事だと思う
そして本編で子ども好きの是枝監督のやりたかったのは小津安二郎監督の初期喜劇の名篇〈一人息子〉何だね!丹念なロケーションによる絵の様に美しい画面構成や綿密な音楽編成と云いもうオズ監督ならぬ「オズの魔法使い」なのかな…。一見、ドキュメンタリーな其のタッチはしっとりと親子の心根に寄り添った人間ドラマとして高らかに詩情豊かに映像で綴られて行くー。「映画はドラマだ、アクシデントでは無い!」此は若きの吉田喜重監督への巨匠小津監督(当時・松竹)の遺言だったとも。
そして本編ではタブー視された牧童同志の難き友情と家族の問題を見事に描き出して居たんだ!彼を偲ぶ初老のヒース・レジャーの風貌は映画〈ジャイアンツ〉のジェームス・ディーン等の老成円熟した演技力も感じさせもする…。映画〈ローマの休日〉の想い出の地が丁度、ローマそのもので在った様に本編の理想郷はブロークバック・マウンテンの山肌そのもの何だ!ラストシーンの窓辺に貼られた其のカラー写真がひどく印象に残るわけでね⛰️🐏🐑
銃と魔法の世界を舞台にしたファンタジーゆえ、ファンタジーといえば剣と魔法の世界という人には向かないかも…ストーリーはおかしなところはないし、理にかなっていたと思うが、ややSF色が強く純粋なファンタジーではないので、冒頭部分ですんなりこの世界観が頭に入らなかった私はただダラダラとした話にしか見えなかった
こんな感じで人気シリーズは終わりを迎えていくんだと強く感じた。ディズニー傘下でもこうなっちゃうんだね。駄作なのであまり語る価値がないというのは今作が話題になってないことからもよく分かる。そもそもSWは40年前のSF映画だ。続けるといっても限度がある。きっと惰性で作られる不人気シリーズになるんでしょうな。今作にこそ古いものは滅びろと言いたい。
マーク・トゥエンの「王子と乞食」やシェークスピア劇「ロミオとジュリエット」見たいな階級の隔てのない開放的な意表を就いた其の展開でアン王女のローマの一夜の想い出を描き出す…。王女を取材して真実を報道する新聞記者と報道カメラマンとのシリアス・コメディ何だ!王室の記者会見場を後にしてグレゴリー・ペック扮する記者の姿が画面いっぱいに大きく為って過ぎ去るラストシーンは何度観ても胸に迫って来るんだね👠ローマのスペイン広場やサンタンジェロ城のロケ地も余りに有名何だね…。
この作品の良いところは主人公の行為が立派なものではなく、むしろ犯罪被害者の遺族だからといって、そこまでやってよいのかと思わせるくらい激しいところ。悲劇に見舞われた人は黙ってじっと耐える事こそ美徳という日本人にはやや理解出来ない面もあるが、誰も幸福にならないストーリーは色々考えさせられる
映画〈アイ・アム・ヒース・レジャー〉のドキュメントを観ると本編での出逢いがヒースとミッシェル・ウィリアムズを結び付けた秘話が分かる…。雪車に乗った二人のシーンでミッシェルは思い掛けない怪我を負う。その事が二人の仲を親密なものにしたとは本監督アン・リーの証言何だ!28歳の若さで亡くなるヒース・レジャーだが学園コメディ映画〈恋の空騒ぎ〉ではシェークスピア劇の現代版見たいな作品で見事な主演を飾って唄も素敵だったんだね❤️
独特なタッチの犯罪史は時にサイレント・モノクロ映画のモンタージュ手法を駆使して絞殺の狂気に迫り、時に残酷武者絵の如き赤裸々なエロスと斬首で男女の物語を映し出した…。石井監督の会心の一作なのだったー。