映画感想・レビュー 1428/2612ページ

アデル、ブルーは熱い色:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-16

そして本編アデル役の美女エグザルゴブロス嬢が女囚で主演したフランス映画〈愛の監獄〉は続いて初々しいヌーデイな身体を見せてくれる…。小悪魔的な好奇心旺盛な二十歳そこそこの其の役柄でね。二ヶ所出て来る刑務所のシーンは違いが在るが、かなり開放的で監房室内にTVなんかも有った。作品の衝撃度では例えばアメリカ映画〈ロサンゼルス女子刑務所〉の方が凄くて社会派タッチも感じられた。フランス映画の方はどちらかと云うと浮気している刑務所勤務員の夫の家族を捲き込んだ愛の行く方にドラマが進行。本編〈アデル、ブルー…〉も学園もので女同士の別離とアデルの成長譚なのだった。👩‍❤️‍💋‍👩

マリー・アントワネット:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-16

キルステイン・ダンスト嬢のロックな現代的な眼差しで見詰めたマリー・アントワネットだ!映画〈somewhere〉の11才のエル・ファンニング嬢もそうだけど全然芝居がかっていない自然な反応が可愛かったね。王妃だからと言って召使らの着せ替え人形にさせられて身を震わせて「此れって、変じゃない!」って素直に言っちゃうんだから…。何度も二人が寝床で朝を迎えるシーンもショートなコント集で笑いを誘う。フランス革命後の壊された王室のラストシーンも此の一瞬で「夢破れて山河あり」の歴史の断章を描いた。ソフィア・コッポラ監督の謂わば愛のオペラ版黙示録何だろう❤️🎶

クレイマー、クレイマー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

そして撮影技法本〈マスターズ・オブ・ライト〉に本編撮影秘話がネストール・アルメンドロスへのインタビューで出て来た。ピエロ・デル・フランチェスカの絵画構成を当初イメージしていたもののニューヨークが舞台の本題材柄、デビット・ホイックニーの現代アートへ傾斜して行ったと。でもホイックニー自身ピエロの後継者を自認していたので映画の狙いも満更外れていなかった…。映画芸術が絵画からインスパイアされる一つのエピソードだった。本編は離婚訴訟と云う究めて現代的なテーマに取り組んだ異色作でも在ったー。

blank13:P.N.「ふー」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2018-03-15

俳優のブレイクが全国上映にだいぶ貢献してると思う。
本来ならぴあスカラシップ作品程度の小作。
作品の基になった実話はもっと悲しくてやがて可笑しいのかな!?
って喪主になったことのある者としては思う。
語らない、余白を残すと高橋一生は演技スタンスを語っていたが、瞬きし過ぎの顔芸は逆に多くを語りすぎた様だ。
斉藤工の映画への愛は伝わるが行き当たりばったり的な荒さが、
映画ファンの造った初長編作品という域から出ていないと感じさせた。

劇場版 マジンガーZ / INFINITY:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-15

女性キャラの成長した姿に、違和感がない所が良かった。ヤマトの新しい絵柄に、これじゃない感を持った人でも、こちらは受け入れられるかと。永井豪の女性キャラが、もともとゴージャスで、スレンダー系でないせいかもしれないが。ストーリーは現代的な要素も取り入れて、予備知識が少なくても分かりやすい作りになっている。しかし改めて考えてみると、コメディリリーフのあの人が、シリーズ最高の天才かもしれない。

クレイマー、クレイマー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

本編は公開当時にホール試写会場で随分と前にも観た記憶がある。学生時代だから、此のような夫婦のドラマはかなり唐突で在り、余り実感が湧かなかったものの、妻が家出する冒頭のエレベーターの扉が閉じる場面と同様のラストシーンが鮮烈だった!ロバート・ベントン監督の簡潔なタッチと其の見事な幕切れと云う点で。でも意味合いは180度違うのだ…。初めは妻役のメリル・ストウリープからの一方的なナーバスなエゴイステイックで暴力的な別離で、最後のは夫役ダステイン・ホフマンとの和解と家族の再生の光りが仄かに差してー。夫婦の絆として名子役の存在が光る作品!撮影はフランソワ・トリュフォー監督作品〈野性の少年〉等のネストール・アルメンドロス。

去年の冬、きみと別れ:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-15

途中、主人公に「謎」を明確に付けたあたり、意外に早く「この展開なら、メイントリックはこうだな」とわかってしまうので、後は見てるほうは先にわかっているトリックが、いつばれるかという緊張感と、叙情的な人物描写を楽しめるかどうかですね。原作を知っててもバリエーションを楽しめる作りは良かった。

blank13:P.N.「たんぽぽ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

上映時間が短くて、あっけなく終わってしまった感がある
。。が、1日すぎてもまだ、
余韻が残っている。
多くを語らないのに、印象に残る場面が多く、人生の終わりを考えさせされた。
数年前に亡くなった父の思い出は、情けない姿、弱い姿ばかりが心に残っている。それが、葬儀に集まって下さった他人には分からない、家族に見せていた顔だったのかもしれない。
心から泣いてくれる個性的な知り合いがいる一方で、
父に苦労させられた恨みから、心が少しずつ解放されていく息子たちと妻の姿が印象に残った。演技力のある俳優さんの中で、子役さんたちの演技が
光っていて素晴らしい。

去年の冬、きみと別れ:P.N.「まぁねぇ~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

私にとって衝撃的な映画でした。
騙されると予告でいってましたが、私は騙されないと思いながら見たのにまんまと騙されました。
映画の構成・俳優達の目の使い方演技抜群☆
私は2回見たのですが、何回も見たくなる映画です。
こんな映画初めてです。

空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎:P.N.「新たな空海像」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

最高に感動!!
私は空海さんのファンとして、今回は彼の新たな魅力を発見出来た事に作品を作り上げた監督や俳優陣に感謝したい。

・歴史的なサスペンス映画としてご覧いただきたい。
その上で、ネットで楊貴妃と検索すれば、簡単な彼女に関係する人が出てくるので、それだけでも映画の理解力とラストの感動は大きくなりますよ。
・今回、レビューで期待した内容と違った、空海の話しじゃないとコメントしている方がおられるが、余りに単純な思考過ぎてガッカリする。
空海さんのファンを語りながら、表面的な側面で映画を見るから期待ハズレになるんです。
悲しみの歴史を遂に解き明かしていく空海さんに期待してください。
空海さんは映画の中にいるのではない!
映画を見に行く皆さん自身が空海さんなのです!

ミッドナイト・バス:P.N.「40男」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-15

原作を知らずにアラフォー彼女と観ました。
ラスト30分位の展開に驚くというか呆れ、観終わったあとの食事の気まずい事(笑)
映画の内容より彼女の発した「あれはないよね…。」という言葉の方が印象的でした。

空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎:P.N.「猫大好き」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-15

久々に家族に誘われ10年ぶりだかで映画を見ました。空海という人物などをまったく知らない者です。映像がとても綺麗SFぽい阿部さんいつ出てくるのかなと気になり…空海役の俳優さんが凄く役柄にマッチしていたようでした。ジョージアCMの山田孝之に似た色気あり俳優に感じました。テーマ曲もすきな曲調(ご年配の方にはどうかわかりません)猫が出てくるという事から今風の作品なのかなとも思ったり。
恋愛で好きな相手を思い続ける気持ちに共感できる方は好きな映画かもしれません。久々の私としては全体的によい作品だと思いましたが、あっさり的なもうおわっちゃったのと(悪い意味でなく)感じました。空海役になった俳優さんの今後の役柄に期待したいですね。

DESTINY 鎌倉ものがたり:P.N.「猫りぼん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

CGがとにかく綺麗でした
鎌倉はよく行くのでなんだか不思議な感じでした
ストーリーもわかりやすかったので、私のようにあまり深く考えないで映画をみる人も見やすいと思います
確かに、設定に?がついてしまうものもあるかもですが、
友達、家族、などなど、誰とみてもokな作品だと思います
個人的には死神が好きです!
死神って聞くと、なんだか暗そうなイメージですが、
この作品の死神は、とても明るいので面白いです
「あなた」とも合っていて、歌詞からは黄泉の国を連想してしまいます(私の思い込みかもしれませんがw)。

地獄の黙示録:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画〈ラストエンペラー〉を視聴して撮影が本ビットリオ・ストラーロだけに、皇帝溥儀の捕まった冒頭の戦犯管理所のリアルなシーンと本編でマーチン・シーンがサイゴンの熱帯夜を過ごす蒸し暑い室内場面とが重なって見えた…。手持ちカメラで主人公の顔に肉薄して主観的な一人称風な感情表現に導入して行く巧みさ。「マスター・オブ・ライト」と言うインタビュー映画技法の本を読むとストラーロは「映像を光で文字の様に書いて行く。描くんじゃない」とわざわざ断って拘りを見せている。何とも思索的な重みのある表現だったね!本編も又、そんな哲学的な思索を重ねるベトナム体験記・反戦映画でも在った…。

最終更新日:2025-11-05 16:00:02

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