映画感想・レビュー 1388/2563ページ

ダウンサイズ:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-05

人間を小さくする、というのがタイトルにもある通りメインだが、これは本筋にはあまり影響しない。ダウンサイズを移民に置き換えてみても話が通じる。貧困や環境破壊がテーマ。登場人物が全体的に素直で好感は持てた。そのぶん、結末は疑問が残った。

シェイプ・オブ・ウォーター:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

美男美女は出てこないし、愛があっても野獣は王子に変わったりはしない。悪役も心底悪人ではなく、善人もしかり。ファンタジー系のラブロマンスには向かない素材ばかりだが、ここにはラブロマンスで一番観客を惹き付けるものがある。言葉が通じない設定が最大の効果をあげていると思う。

シェイプ・オブ・ウォーター:P.N.「TATSUNORI」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

素晴らしい作品です。
映画を良く見る人にはミュージカル要素があったり、性描写もあったりするので、高評価になるかと思いますが、映画を余り見ない方には、何で?というシーンもあり低評価になる2極化する映画だと思います。
結局、中間的な★3つくらいに落ち着くのでしょうが、洋画を好んで観ている方には絶対オススメ出来る作品です。
私は主人公のサリー・ホーキンスは誰かに似ていると思って観てましたが、思い出せず、家に帰ってからロッキーのエイドリアン(タリア・シャイア)だと思い出し、とても幸せな気分になれました。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-05

私の予想では「阿部定」もしくは「宦官」のような処置に(コリン・ファレル演じる脱走兵が)されるのではないかと予想していた。でも在り来たりのやり方だったとは意外。
「R18+」指定で編集しなおしたヴァージョンがあればそっちを見たい気がする。

さあ今度は映画『聖なる鹿殺し』が待ってる。コリン・ファレル+ニコール・キッドマン共演作が続いて観賞できるのが有難い。

FOUJITA:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

そしてTVドラマ〈越路吹雪物語〉〈わろてんか〉等を視ていても舞台や演芸が戦時にどう関わったかという暗部が影を差す…。本編での前半部と後半部との断裂こそが小栗監督の今回のテーマだった。時代の流れと画家自身がどう折り合いを付けるかと云う葛藤が殆んど描かれずドラマ性の稀薄さが其処で問われた仕舞ったがー。映画は唯問題を提起した丈だから。過去の歴史の認識の窮めて現代的な主題を考えるのは観客そのもの、詰り自分達なのだから。

グレイテスト・ショーマン:P.N.「E」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

最高のミュージカル映画!
とにかく音楽が良い。何度も音楽とダンスで鳥肌が立ちました!
正直、予告編で「ララランドのスタッフが贈る」とあったので期待はしていませんでした。(ララランドは予告が良くて期待して映画を見に行ったら期待外れでがっかりだったので…)
でも、これは、映画館の大画面大音量で見た方が絶対いいです!

南極料理人:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

竹橋の東京国立近代美術館の熊谷守一展を見に行ったら回廊に本沖田修一監督の最新作〈モリのいる場所〉の映画ポスターが貼って在った。山崎努が飄々とした仙人の如き老画家をどんな風に演じるのか愉しみである。今回の大回顧展では素朴派見たく想われていた熊谷の画風に潜む色彩や構図研究の科学的姿勢等も解き明かされていて、もうとても興味を惹いた…。例えば庭の蟻の微細な其の観察眼はファーブルも彷彿させたー。

母~小林多喜二の母の物語~:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

そして先月から多喜二忌に因んだ小林多喜二の催物が各地で開催されている。本編はパンフレットを読むと撮影されながらも上映時間の関係でカットされた場面が在ると云う…。出来れば其の復元された完全版を観て見たいなあと多喜二 祭に参加して想ったー。本編は原作者のクリスチャンの視座でも描かれた作品だが、神を信ずる者も信じ無い者も連帯したのが戦前の闘いで在った。母セキは言った。「倅がもの書きに為って死ぬ何て想像だにしなかった」と。

特集:第10回 恵比寿映像祭:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

映画〈ある天文学者の恋文〉を観ていて本映画祭会場の3F会場の冒頭付近で上映されていたショートショートな幾篇もの映像作品を想い浮かべていた…。室内スポーツ場やサウナ等で談笑している男たちの日常会話から色盲者の世界が其れはもう、よりリアルに「見えて」来ると言う巧みな構成だったー。何時の間にか男が椅子や消しゴム等に変容して仕舞ったりとカフカの変身譚見たいな落ちも在って捻ったideaが効いていたんだね。貴重な映像体験がいつもながらに佳かった✨👁️👀。不可視な世界の不思議なimaginationだね🙇

ツリー・オブ・ライフ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

更にスター・チャンネルでジョゼペ・ペナトーレ監督作品オルガ・キュリィレンコ主演の〈ある天文学者の恋文〉を視ていたら本編の事を連想した…。東京・恵比寿映像祭でも「見えざるもの」の視覚化が本年度のテーマだったが〈ある天文学者…〉や本編はそういった見えざる生命系譜という難しい主題とも関わっているんだね!映像祭も其の様なヒトやモノの面影を只管追い求めて行く世界のビデオアートや映像表現が観られたよ。

花芯:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-05

安藤尋監督の映画〈海を感じる時〉にも登場人物の即物的な描き方に共鳴したが、本編は何と11日の早撮りで家族の、夫婦間の愛情と結婚との男女の相剋を夢二風な大正ロマンチシズムな絵画様式美で切り取っている。「美は乱調にあり」の初期瀬戸内作品の禁断の恋をポルノグラフィック的なショットと子宮で考える観念的なモノローグとで静かに語った…。

ネルーダ 大いなる愛の逃亡者:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-04

ガエル・ガルシア・ベルナルが扮するのは、パブロ・ネルーダを執拗に追う警官。彼の存在そのもの迄も又、詩の虚構に取り込んで仕舞う天才詩人ネルーダの詩の世界…。大統領サイドの追う者と追われるレジスタンスやコミュニストたちの間のサスペンスフルで思わず息を飲む、対決と奇妙な絆を見事に炙り出したね🎵嘗て大島博光訳で読んだパブロ・ネルーダの愛と革命の詩だが本編でも素敵な朗読のシーンがまま有るよ!ピカソとの友情のラストも鮮やかで✍️。

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE:P.N.「松竹梅」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-04

初日に観てきました!
語彙力が無くて上手く伝えられない…!
新旧双黒とか鏡花ちゃんとか!
もう、出てきた全員、カッコよすぎるよ!!何回脳内で天に召されたか!
敦君の過去設定と澁澤龍彦の関係に惚れました!!何回でも見に行きたい!
もう1回言います。
自分の語彙力が残念だけど、皆素敵でカッコイイ!!!!

バレンタインデー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-04

本編は俳優陣のドキュメンタリーなタッチのアンサンブルがダンスと音楽の様に味わえる作品だね💃❤️💚💛日本だったらチョコレートを頬張りながらもスクリーンを恋人に見立てて一緒に入込みたい映画何だよ!

ある天文学者の恋文:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-04

そしてジェレミー・アイアンズは〈リスボンに誘われて〉もそうだったが、ロマンスグレーの大学教授の役が佳く似合う…。本編では恋文とは云うもののスカイプや電子メール等の現代的な通信機材を介在させたタイムレグなメッセージ何だね!遠距離恋愛ならぬ時間を超越した永遠の愛を目指したエンデング・ノート見たい🎵コメントにも在ったけれどロケ地の美しさや撮影も素晴らしいんだ🌌

15時17分、パリ行き:P.N.「猫のクロ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-04

列車でのテロに立ち向かった3人の若者が題材ではあるが、メインは彼らがテロに遭遇するまでにどのような人生を送って来たかという点。予想以上にしっかりとしたストーリーでよかった

シェイプ・オブ・ウォーター:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-04

泣けた。
事前情報をシャットアウトして見たからなおさら素晴らしかった! どこか昔のメガヒット映画『E.T.』を思い出させてくれる感じがしましたね。
サリー・ホーキンスがいい! 仲間であるオクタビア・スペンサーがいい! そして半漁人(?)がいい!
あの下ネタ部分は大好き(笑)
モノクロのミュージカル場面もGOOD!
このファンタジー作品に感情移入出来たのはやはり脚本&演出の素晴らしさであろう!
もう一度見たい!

空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2018-03-04

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』を見終えた直後にこちらを見た(ハシゴした)のが悪かった。
こちらの出来の悪さが際立ってしまった。
あまりの酷さに途中で飲み物を買いに売店へ出掛けたくらいである。普段はそんなことしない。それほど退屈だったのだ。
一緒に見た連れはこの映画を「ゴミ!」と一言で片付けたが、それは違うと思う。
ゴミは燃やせばエネルギーに変えることが出来るが、この映画はそれすらも出来ない。それ以下なのだ。
羽生結弦選手やザキトワ選手の素晴らしい演技に魅了された後で、満足に滑れない尻もちばかりのスケートを見せられた感じがこの映画ピッタリ。
感想は人それぞれとはいえ、こんな映画に感動するくらいなら映画ファンやめた方が良かろう。時間無駄にしたなあ。
★―とんでもありません!

最終更新日:2025-04-30 16:00:01

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