映画感想・レビュー 1390/2573ページ

北の桜守:P.N.「はる」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

本日観て来ました。
とても素晴らしい見応えのある映画でした。
吉永小百合さんや堺雅人さんの演技が見事で、引き込まれてしまいました。
戦後の時代も分かりやすくて良かったです。

仕立て屋の恋:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

満島ひかりが主演した江戸川乱歩短篇集の中の一寸シュールな色っぽいショートショートのTVドラマ〈人間椅子〉を視聴していて、パトリス・ルコント監督の本編や映画〈髪結いの亭主〉を想い浮かべていた…。本編のサスペンス仕立ては、あのヒッチコック監督のグレース・ケリー&ジェイムス・スチュアート主演の映画〈裏窓〉を確かに意識しているだろう。そして〈髪結い…〉も又、夢物語で有りながらサプライズな幕切れが憎い程だった!

特集:江戸川乱歩特集:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

映画では無いけれどNHKドラマ版江戸川乱歩短篇集の満島ひかりが演じた〈屋根裏の散歩道〉や〈人間椅子〉等を視た。女優が演じる中性的な少年っぽい明智小五郎君も中々に愉快だった!エロスを活かした〈人間椅子〉もパトリス・ルコント監督の映画〈髪結いの亭主〉何かと通じ会う様なミステリアスな窮極の愛の物語かもー。まあ、満島ひかりの百変化振りが味わえて本人のアイデアや即興演出等も実に面白い。此れは触覚と云う見えざる世界の映像化だからラジオドラマや朗読や原作初読みの感性を如何に喪失しないかが本ドラマ化の鍵だった見たいだね❤️

blank13:P.N.「Kururu」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

余計な演出、余計なセリフ、余計な説明のシーンが一切ない。淡々と、物語が進んでいく。
役者さんも表情だけで演技をしている。それでも心の動きが手に取るように分かる。前半は胸が締め付けられるような感じが続く。皆さんの演技力の高さに息を飲む。
後半のお葬式のシーンから、あれ?笑える。あれ?おかしい!!と、段々と不思議な笑いの世界へ誘われる。そして、笑いと涙の融合で心が満たされる。そんな映画。
役者も監督も、編集も音楽も。センスの塊が集まるとこんな感じかぁと。日本映画、面白いです。もう一度観たいです。

ナラタージュ:P.N.「空」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

「ナラタージュ」の原作も好きですが、映画もとても良かった。主要キャストの3名の凄みのある演技が忘れられません。非常に実験的だと思ったのは、葉山の心情をフォローするセリフやシーンがほぼなかったこと。このことによって観客は完全に泉目線で物語を体感することになります。そこで何を感じるかは人それぞれかもしれませんが、謎に包まれた葉山という人物を松本潤さんが大変魅力的に演じていましたし、有村架純さんの綺麗ごとではない演技に心を揺さぶられました。原作とは少し異なりますが,前を向く感じのラストも非常に良かった。これから先も長く愛される作品になるのではないかと思います。

南部の人:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

サリー・フィールド主演、ロバート・ベントン監督作品〈プレイス・イン・ザ・ハート〉を観てレビューを読んでいたらジャン・ルノアール監督の本編との同時代性が在った…。其れにしても綿花の摘み取り労働、刺で指が何度も怪我する農作業シーンの辛苦さが痛々しかった!サリーは映画〈ノーマ・レイ〉での室内労働者に続いて農場の厳しく逞しい役処を演じていたー。

スパイ・レジェンド:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

本編では大人びたオルガ・キュリレンコ嬢の姿が印象的だったが、本邦未公開映画〈ベルベット・アサシン〉はペンギンの縫い包み人形を抱いて、ラストには見知らぬ親子連れの少女に託して仕舞う様なガーリッシュさを持っていた…。其のミステリアスな雰囲気が本編に引き継がれている事は間違い無いんだよね🐧☃️

ザ・ギフト:P.N.「ハナモモ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-13

愛想も良く、一見人の良さそうなゴード。ジワジワとゴードの怖さが出てくる映画です。オチが最高に恐怖を感じました。こんな復讐あり?!って感じです。

北の桜守:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2018-03-13

吉永小百合が吉永小百合以外の何モノでもなかったことが今回も証明された映画であろう(笑)。彼女はメリル・ストリープでもなければ、ケイト・ブランシェットでもない。フランシス・マクドーマンドでもない。吉永小百合なのだ!(笑)
毎度主演作が公開なる度に感じること―まあ、こんなものでしょう。
驚きもなく、腹も立たず、感動もなく、今回も時間だけが過ぎて行った。
もう半分近く忘れているなあ…(笑)

SOMEWHERE:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

久し振りに今回はスター・チャンネルのブラウン管で視聴。特殊メイクでの型どりシーンの呼吸感は禅の境地なのかな~。映画と言う芸術がもう1場面だけで成り立って仕舞うんだな。プール場での父娘の一寸おどけた水中パントマイムやプールサイドで暖かな日射しを浴びるワンシーンの幸福感ったら堪ら無いんだ。だけども、未だあどけない娘にとって母親の不在はとても哀しい…。だから其の父親も哀しいー。心の何処かにポカンと空いた穴を埋める術も無くてね。でも、そんなどう仕様も無い寂しが其れは実に美しいんだ🎵思い詰めた様に、男は飛ばして来たブラックボデイの車から降りると、一人歩き始めるのだった。若き感性の溢れるリリシズムと岐路に立つ父の肖像だろうか✨

若き日の啄木 雲は天才である:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-12

本編は未見だが、〈ポケットで文学を〉と言うTV放送で元クレージーキャッツの谷啓が岩手県渋民村の所縁の地を探訪していた…。谷は啄木が自らが弱いが故に弱い者へ共感する、より人間的な作品の持つ魅力について力説していた。NHKの同TV番組では東北の作家として、他に寺山修司「田園に死す」高村光太郎「智恵子抄」が取上げられていた。寺山自身映画監督でも在ったし、智恵子抄はTVドラマを含め何度と無く映像化されていた。と言う訳で今回は啄木のものを一頻り味わいたく為った次第ー。

最終更新日:2025-06-15 16:00:01

広告を非表示にするには