映画感想・レビュー 1379/2563ページ

劇場版 マジンガーZ / INFINITY:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-15

女性キャラの成長した姿に、違和感がない所が良かった。ヤマトの新しい絵柄に、これじゃない感を持った人でも、こちらは受け入れられるかと。永井豪の女性キャラが、もともとゴージャスで、スレンダー系でないせいかもしれないが。ストーリーは現代的な要素も取り入れて、予備知識が少なくても分かりやすい作りになっている。しかし改めて考えてみると、コメディリリーフのあの人が、シリーズ最高の天才かもしれない。

クレイマー、クレイマー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

本編は公開当時にホール試写会場で随分と前にも観た記憶がある。学生時代だから、此のような夫婦のドラマはかなり唐突で在り、余り実感が湧かなかったものの、妻が家出する冒頭のエレベーターの扉が閉じる場面と同様のラストシーンが鮮烈だった!ロバート・ベントン監督の簡潔なタッチと其の見事な幕切れと云う点で。でも意味合いは180度違うのだ…。初めは妻役のメリル・ストウリープからの一方的なナーバスなエゴイステイックで暴力的な別離で、最後のは夫役ダステイン・ホフマンとの和解と家族の再生の光りが仄かに差してー。夫婦の絆として名子役の存在が光る作品!撮影はフランソワ・トリュフォー監督作品〈野性の少年〉等のネストール・アルメンドロス。

去年の冬、きみと別れ:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-15

途中、主人公に「謎」を明確に付けたあたり、意外に早く「この展開なら、メイントリックはこうだな」とわかってしまうので、後は見てるほうは先にわかっているトリックが、いつばれるかという緊張感と、叙情的な人物描写を楽しめるかどうかですね。原作を知っててもバリエーションを楽しめる作りは良かった。

blank13:P.N.「たんぽぽ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

上映時間が短くて、あっけなく終わってしまった感がある
。。が、1日すぎてもまだ、
余韻が残っている。
多くを語らないのに、印象に残る場面が多く、人生の終わりを考えさせされた。
数年前に亡くなった父の思い出は、情けない姿、弱い姿ばかりが心に残っている。それが、葬儀に集まって下さった他人には分からない、家族に見せていた顔だったのかもしれない。
心から泣いてくれる個性的な知り合いがいる一方で、
父に苦労させられた恨みから、心が少しずつ解放されていく息子たちと妻の姿が印象に残った。演技力のある俳優さんの中で、子役さんたちの演技が
光っていて素晴らしい。

去年の冬、きみと別れ:P.N.「まぁねぇ~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

私にとって衝撃的な映画でした。
騙されると予告でいってましたが、私は騙されないと思いながら見たのにまんまと騙されました。
映画の構成・俳優達の目の使い方演技抜群☆
私は2回見たのですが、何回も見たくなる映画です。
こんな映画初めてです。

空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎:P.N.「新たな空海像」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-15

最高に感動!!
私は空海さんのファンとして、今回は彼の新たな魅力を発見出来た事に作品を作り上げた監督や俳優陣に感謝したい。

・歴史的なサスペンス映画としてご覧いただきたい。
その上で、ネットで楊貴妃と検索すれば、簡単な彼女に関係する人が出てくるので、それだけでも映画の理解力とラストの感動は大きくなりますよ。
・今回、レビューで期待した内容と違った、空海の話しじゃないとコメントしている方がおられるが、余りに単純な思考過ぎてガッカリする。
空海さんのファンを語りながら、表面的な側面で映画を見るから期待ハズレになるんです。
悲しみの歴史を遂に解き明かしていく空海さんに期待してください。
空海さんは映画の中にいるのではない!
映画を見に行く皆さん自身が空海さんなのです!

ミッドナイト・バス:P.N.「40男」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-15

原作を知らずにアラフォー彼女と観ました。
ラスト30分位の展開に驚くというか呆れ、観終わったあとの食事の気まずい事(笑)
映画の内容より彼女の発した「あれはないよね…。」という言葉の方が印象的でした。

空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎:P.N.「猫大好き」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-15

久々に家族に誘われ10年ぶりだかで映画を見ました。空海という人物などをまったく知らない者です。映像がとても綺麗SFぽい阿部さんいつ出てくるのかなと気になり…空海役の俳優さんが凄く役柄にマッチしていたようでした。ジョージアCMの山田孝之に似た色気あり俳優に感じました。テーマ曲もすきな曲調(ご年配の方にはどうかわかりません)猫が出てくるという事から今風の作品なのかなとも思ったり。
恋愛で好きな相手を思い続ける気持ちに共感できる方は好きな映画かもしれません。久々の私としては全体的によい作品だと思いましたが、あっさり的なもうおわっちゃったのと(悪い意味でなく)感じました。空海役になった俳優さんの今後の役柄に期待したいですね。

DESTINY 鎌倉ものがたり:P.N.「猫りぼん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

CGがとにかく綺麗でした
鎌倉はよく行くのでなんだか不思議な感じでした
ストーリーもわかりやすかったので、私のようにあまり深く考えないで映画をみる人も見やすいと思います
確かに、設定に?がついてしまうものもあるかもですが、
友達、家族、などなど、誰とみてもokな作品だと思います
個人的には死神が好きです!
死神って聞くと、なんだか暗そうなイメージですが、
この作品の死神は、とても明るいので面白いです
「あなた」とも合っていて、歌詞からは黄泉の国を連想してしまいます(私の思い込みかもしれませんがw)。

地獄の黙示録:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画〈ラストエンペラー〉を視聴して撮影が本ビットリオ・ストラーロだけに、皇帝溥儀の捕まった冒頭の戦犯管理所のリアルなシーンと本編でマーチン・シーンがサイゴンの熱帯夜を過ごす蒸し暑い室内場面とが重なって見えた…。手持ちカメラで主人公の顔に肉薄して主観的な一人称風な感情表現に導入して行く巧みさ。「マスター・オブ・ライト」と言うインタビュー映画技法の本を読むとストラーロは「映像を光で文字の様に書いて行く。描くんじゃない」とわざわざ断って拘りを見せている。何とも思索的な重みのある表現だったね!本編も又、そんな哲学的な思索を重ねるベトナム体験記・反戦映画でも在った…。

死者の書:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

東京渋谷駅前にあるヒカリエ8階の川本喜八郎人形館は同氏が区に寄贈したドラマ〈三国志〉や〈平家物語〉で使用された実物の人形が常設展示されている。京橋のフイルムセンターの階上展示コーナーにもアニメーションの常設ジャンルがある。それらに足を運んで人形や作品資料を一通り見ると本編を含む川本喜八郎作品が又、纏めて観たくなったんだ🎵🎞️📽️

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

更にNHKTVの朝ドラ〈わろてんか〉を視ていると1939年に映画法が制定され映画内容への軍部の検閲が厳しさを増す事態が出て来た。お笑い稼業や新たな映画進出を計っている時だけに検閲を掻い潜るシナリオ創りが始まった…。本ダルトン・トランボ氏も脚本家や監督として発表の名前変更や作風に工夫を凝らして、一貫したアンチ・マッカーシー旋風の立場で多くの賞に輝く作品を放つ。其れは、恰かも不死身のスパルタカスの如しだ!

ラストエンペラー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

そしてビットリオ・ストラーロの撮影は撫順戦犯収容所での鈍い色調の調書・詰問シーンに挟まれる回想として描かれて行く。其れは「北京城の黄昏」著作者ジョンストンとの友情や幼き溥儀の乳母との別れ、結婚等彩り豊かなシーンと見事に対照的である。甘粕役で出演もしている坂本龍一の音楽スコアも楽しめる🎵文化人類学的な要素も感じられるベルナルド・ベルトリッチ監督のアジアへの眼差しは熱かった!

彼の見つめる先に:P.N.「猫のクロ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-03-14

目の不自由な主人公と彼に常に寄りそう幼馴染みの少女。更に転校生の少年が現れて主人公て友情を深めるが、少女にとっては主人公を奪われたような気がして面白くない。ありきたりな話であるが、結末は「そう来るか」という感じだった

ぼくの伯父さん:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

現代音楽をラジオで聴いていたら其のクラッシュ音や不協和音から本ジャック・タチ監督が自動車社会を諷刺した映画〈トラフィック〉を想い浮かべた…。此れとは対照的にモダンな家に主題曲もメロデイアスに展開されるのが本編だった🎵けれども余りにも電化されて管理された家庭は合理的に見えて当の家で暮らす子どもには実に窮屈だった。だからタチが演じた、ノンシャランとその日暮らし伯父さんのユロ氏がホッとさせたんだね🐳真の心の友と云う訳でね。山田洋次監督も渥美清演じる〈男はつらいよ フーテンの寅さん〉シリーズで、ぼくの伯父さんとして本ユロ氏に愛情とオマージュを捧げているのだった🐯

赤い靴 デジタルリマスター・エディション:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-14

そして本デジタル・リマスター版監修者はマーチン・スコセッシ監督何だ!スコセッシは溝口監督の〈近松物語〉〈雨月物語〉からもインスパイアされ、遠藤周作の「沈黙」を映画化。本編でのマイケル・パウエル監督らのダイナミックな表現主義はナタリー・ポートマン主演の〈ブラック・スワン〉でも如何無く発揮された…。アンデルセン童話の謂わば「怖い絵」の物語であるけれど美しいラストシーン!プリマドンナを愛するが故に潰して仕舞う、いじましい嫉妬の心。赤い靴を履く者は死ぬ迄踊り続けなければ為らぬと言う伝説上の残酷な運命がー。

最終更新日:2025-04-29 16:00:01

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