映画感想・レビュー 1351/2592ページ

終わった人:P.N.「マサ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-30

気軽に肩の力を抜いて楽しめる映画でした。主人公の舘ひろしもダサい役のはずが、何を着ていてもなぜか様になる、カッコ良さがある。
 物語は、主人公が何が何だかわからないうちに、次々と話が展開していき、終始ユーモラスな感じで笑いながら鑑賞できました。歳はとっても、やっぱり一番の興味は異性だったようですね。再就職先のアクシデントはあったが、最後の黒木瞳演じる奥さんのさばさばした感じと笑顔に救われた気がします。
定年後もその気になればまわりから必要とされ、年齢相応に楽しめるものだと感じました。

 

君の膵臓をたべたい:P.N.「オタのオヤジ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-30

妻が入院中の暇つぶしに読んだ原作、面白いという作品が映画になっていることを知ってレンタルで観賞しました。衝撃的でしたねーテンション高い表情の中に影があり、影のある中に勇気が見える演技は素晴らしいと思いました。また、セリフとセリフ回しが非常に心に響く作品、かなり枯れたオヤジでもバクバクドキドキです。主演の女優さんは注目ですねー楽しみです!

ネオン・デーモン:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-29

虎と少年の漂流記の一見絵本見たいなアン・リー監督のアカデミー賞受賞作品「ライフ・オブ・パイ」を観た後で、本編を見直すと山猫がエル・ファニング嬢の部屋に入り込むシーン等の意味合いが、より増して来る…。美の偶像と化しファッション・モデルの宿命として偶像破壊の対象に選ばれ行く犠牲のシンボルがネオン・デーモンなのかー。ベトナム戦場の「地獄の黙示録」為らぬ美の最前衛の喰うか喰われるかの大バトル何だ。恐るべし崇高美!サイケデリックな映像のスタイリッシュな演出も見事で映画「ラ・パロマ」や「ルナ」とも共通する何かが秘められている様なんだ🎵

猫は抱くもの:P.N.「苺みるく番長」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-06-29

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

沢尻エリカはじめキャストの演技や一部「舞台のような」構成など見どころは多々あったけど、猫との掛け合いがメインと思わないで観た方が良い。猫がメインと思って観たらそうでもなかった。
猫というキーワードで観るか迷っているかたは、他の要素が強めなのを覚悟して観に行ってください。

アンダーワールド ブラッド・ウォーズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-29

ワイヤーactionの剣劇の手作り感が垣間見られるが地下社会のバンパイアの弱点は光りだった…。一条の光線こそが最大の武器だと云うのが改めて新鮮な気がしたんだー。ドラキュラものの定番だったが⁉️🎵⚔️✴️🔆✨千年王国に終わりは無い輪廻転生かなあ~。

イタリア旅行:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-29

そしてジャン・リュック・ゴダール監督の映画「軽蔑」が本編の上映中のロードショー館が写し出される事でロベルト・ロセリーニ監督へオマージュを捧げている。其処では肢体が眩しいブリジット・バルドー嬢と夫の劇作家でシナリオ担当者役のミッシェル・ピコリが冷却したかの様な夫婦仲を演じた…。モノクロ映画の本編とは対照的に、陽光がパステル調の建物に降り注ぐカラフルな作品でも在った。愛の虚実や不毛を問う小説の主題が重なり合ったんだ❤️👁️

ファミリー・ツリー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-29

そして映画「ヴィレッジ」で好演していたジュデイ・グリアが本編でも出ていて素敵だった…。ロングチェアーで家族がカウチポテト族見たいに車座に為っているラストシーンも多幸感が滲み出てたね😳🏖️🏝️📺❇️

マルホランド・ドライブ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-29

そしてfox moviesのテレビ放映で本デビット・リンチ監督の異色SF映画「DUNE 砂の惑星」を視た…。デビット・リンチ監督はDiorのバックのCFにチャイナドレスのマリオン・コテイヤールを起用して異国情緒溢れるmystery仕立てな演出をしていたが、上記作でもソラリゼーションやキスシーンで官能な映像を織り込んで居たー。奇想天外な其のアイデア集はジャン・ヴィゴ監督の映画「ニースについて」や「操行ゼロ」の悪戯振りとかジャン・コクトーのシネ・ポエムとかを一寸連想させたんだね❗️👁️‍🗨️👁️‍🗨️🤸

ベイビー・ドライバー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-29

思春期と云うには余りにませたセルビア映画「思春期2012」の奔放でブルーな青春恋愛劇を観た後で本編を視ると、対照的に作風はコミカルでドライと云うべきか…。ラストにはアーサー・ペン監督の名作「俺たちに明日はない」やウイリアム・シェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」迄、引用されて煙に巻かれて仕舞うんだー。本編ヒロインに、当初エマ・ストーン嬢へのオファーが在った見たいだが、若し、そうだったらハートフルなミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」に為ったかな🎵🥁🎶📻🎧

焼肉ドラゴン:P.N.「あん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

韓国人の人達の日本にきてからの差別問題とかあまり知らなかったことなど 何か考えさせられました 最後は別ればなれになり じんときました みんな演技がうまいですね

チャップリンの黄金狂時代:P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

チャップリンの最高傑作にしてエイゼンシュテインの(戦艦ポチョムキン)と並んで世界遺産に匹敵する古典名画。一攫千金を企む荒くれ男たちに混じってチャーリーが孤軍奮闘するシンプルなストーリーに、極限状態に追い込まれた人間の欲と生への執念を、最上のユーモアで表現した人間ドラマ。世界共通言語たる映画の、観て感じることの愉悦に包まれるチャップリン映画は不滅であろう。

万引き家族:P.N.「パンフレット収集家」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2018-06-28

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

題材が重いのに、さらっと流しすぎ。
同じ重い題材でも「ヒミズ」は絶望の中で生きるが伝わってきた。
せっかく、人生の底辺のしかも、それぞれが悩み戦ってることが、いまいち伝わって来ない。
樹木希林の夫を取られて捨てられた孤独感、松岡茉優の優秀な妹への劣等感と両親の風当たりへの反発、安藤サクラへのDVはもっと切り込んで欲しかった。
それに、赤の他人同士が家族となって暮らしていく上での家族愛や絆が、リリーフランキーと安藤サクラ、樹木希林と松岡茉優はそれなりに分かったのですが、じゃ何で一緒に暮らしたの?その辺の家族愛がさらっと流されており、一番重要な要素が無いので、山椒のないうな丼、福神漬けのないカレーの様で、ピリッとしなかった。

空飛ぶタイヤ:P.N.「Miyuki」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

安全第一の暮らしを良くするための車生産が、金と権力によって本質を見抜く力を失い、腐っていく世界を見事に再現していた。
そんな大手企業に立ち向かうには金も必要だが気力が無いと厳しい。やるしかないと腹をくくる赤松に心底惚れた。日本という異常な労働形態で働く野郎に、目を覚ませる実話をふまえたストーリーになっていた。
話は変わるが、日本はチンケなラブストーリーの映画を作るよりも、もっと社会派な問題を題材とした映画を、若者が触れて、闇と悪を見抜く力を養っていかないと、と強く感じた。
もっと賢く生きてかないか?
ヨーロッパの若者はもっとシビアだぞ。現実の社会問題をきちんと把握している。

まぁとにかく戦う男達がかっこいい。それぞれがプライドを持ち戦う。ただ赤松一人だけが、亡くなったお母さんと息子の想いに、我が子に重ね合わせ涙する、人間性をもつ男だった。
支える妻、部下も素晴らしかった。
満点💯長瀬くん世界一の役者だよ!

ヴィレッジ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

シガニー・ウイバーが本時代劇ではSFものでは観られ無いシックな役処で佳かった。盲目のヒロイン役で大抜擢されたのがブライス・ダラス・ハワード嬢で中々健闘しているんだー。本編では色彩のメタファー(譬え・隠喩)が駆使されて入るね。陽の光りの幸福の色の黄色、森の禁断の木の実の色で同時に無気味な血の色の真紅と云った具合に。レイブラット・ベリ作品にも在る様な寓話性を秘めた、森の中の閉ざされた村ヴィレッジと其の外に開かれた町タウンとのmarginalな世界でのドラマ🎵呪術風な衣裳では秋田のナマハゲも連想されて…👹

ホドロフスキーのDUNE:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

実現しなかった映画の夢をドキュメンタリーのstyleで紐解いて行く…。膨大な資料のアイデア帳の本にぎっしりと構想やスケッチがコラージュされ一冊のアートブックを拡げてホドロフスキー監督は自由自在にinterviewに応えるー。未実現のアイデアは「エイリアン」「スター・ウオーズ」等のSF映画の流れの素材的な源泉でも有ったと云う。其の構想は劇映画「デユーン~砂の惑星」でデビット・リンチ監督作品でキテレツな作風で伺われるもののダイジェスト版に終わった見たいだった。十時間以上の長篇としてデイレクターカット或いは完全版が観たい処だ🎵

エイリアン3:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

スキンヘッドのリプリーはもうヤンチャな男子の様で第一作目のセクシーなシガニー・ウイバー嬢のイメージを金具り棄てる様で在った…。或る意味で宇宙船そのものがお化け屋敷のホラー映画に変身し悪夢の如きサプライズな急展開が待って居たんだ‼️🚀🛰️🌠🤸🐲

アイズ ワイド シャット:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-28

本編、マスカレード等の流麗なカメラワークは映画「奇蹟のくれた数式」のラリー・スミス、ヌーデイな肢体のニコール・キッドマン、其の寝顔もミステリアス!俳優としてシドニー・ポラックも脇を固めていて作品全体に静謐でズッシリと重厚感が有る。世紀末ウイーンの短篇小説が原作でエロスとタナトスが交錯、スタンリー・キューブリック監督自身のメメント・モリ(死を想う心)、此れが最期のメッセージと為った…。本編のラストシーンの台詞は妻の愛の告白の言葉、其れもスラングで👁️💋💥🎼👁️‍🗨️

最終更新日:2025-08-22 16:00:01

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