早春('56):P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-10-12
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
名画座でアキ・カウリスマキ監督の映画「希望のかなた」を観てると、堂々とした真正面からの人物撮影スタイルで、どうしても本編の様な小津安二郎監督作品を想い浮かべて仕舞うんだねぇ。日本人びいきのカウリスマキ作品等は、海外で日本人がどの様に映じているかを再認識させられて、そんな興味も手伝って何処か気恥ずかしい想いもして来て🍣🐟
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名画座でアキ・カウリスマキ監督の映画「希望のかなた」を観てると、堂々とした真正面からの人物撮影スタイルで、どうしても本編の様な小津安二郎監督作品を想い浮かべて仕舞うんだねぇ。日本人びいきのカウリスマキ作品等は、海外で日本人がどの様に映じているかを再認識させられて、そんな興味も手伝って何処か気恥ずかしい想いもして来て🍣🐟
マーチン・スコセッシ監督の映画「ヒューゴの不思議な発明」と云うフィルム・アーカーイブに拘ったスコセッシらしい作品を見終えてから、スタンリー・キューブリック監督の最期の作品「アイズ・ワイド・シャット」の放映を視てると、難解で色々と物議を醸して居る、其のヒントが未来構想な本編に在る様に想えて来た。世紀末の秘密結社の妖しい仮面舞踏会の謎は官僚統治computer社会での本編のマザー幻影へと繋がり🎭
岩波ホールでロバート・ハラフテイ監督の記録映画「モアナ」等を観た後で,本編の放映を視ると映画って如何に日常を切り取ってコラージュするかに懸かってるんだと想わせられる…。本編の良多は駄目男見たいだけど、其の志は高いんだねぇ~。テレサ・テンの〈恋の予感〉と云う流行歌がラジオから流れて、歌詞に在る「海よりもまだ深い」究極の愛情とは本当に得られるものかが主題で在る事が告げられる。子役の吉澤太陽君も一際光る秀作ドラマでした!
原作も好きで、公開前から楽しみにしていました。岩ちゃんと花ちゃんの演技も素晴らしかったです。どんな試練が待ち受けていたとしても、お互いを大切に想う気持ちがあれば、乗り越える事は出来るんだと勇気を貰える作品でした。何度観ても感動します。
南海のモアナとは対極的な極北の本編は観ていて、犬にとっても恐らく過酷な生活見たいだった。雪に被われても寄り添って眠る姿の健気さよ…。人の笑顔も一際美しく!🐺
サモア諸島の文化人類学filmの作品はドキュメンタリーと劇映画の境界線上の作品なのかも知れない…。椰子等樹木の繁る縦構図の画面も美しく本サウンド版は詩情溢れるー。日常生活そのものがドラマ何で忘れ難い映画と為った。ジャン・ルノワールの父オーギュストの瑞瑞しい裸婦像見たいな面も!タッチではエイゼンシュタイン監督「メキシコ万歳!」風でも有ったー。
中年夫婦の倦怠期を題材にした本ラブ・コメは一練りも二練りもして、抱腹絶倒もの何だ…。シェークスピア喜劇見たいなエンデングの幸福感は、起伏の多い恋愛狂想曲、ドタバタ・コメデイに清涼感すら与えて呉れるから不思議❗️ライアン・ゴズリング君とエマ・ストーン嬢のベット・シーンも絶妙で可笑しくて💗💕
本編何処か既視感・デジャブ感が感じられた、不思議な映像体験が出来るんだ…。悪夢の様なフィクションか現実かどちらか判らなくてクラクラして仕舞ってねぇ~。サスペンスフルな銀行強盗の一連のプロセスはお芝居なのか本物なのか?実験film
3D映画が話題に為る時に、フィルムセンターの常連が本編を其れは其れは誉めてたんだ…。ジュード・ロウと機械人形が出た冒頭ではスピルバーグ監督「AI」見たいな映画かと想ったけれど、此方は映画の創世期のジョルジュ・メリエスに因んだ物語、そしてジュブナイルな少年少女の冒険ものー。エジソンやルミエール兄弟の貴重なサイレント映画迄出て来るが圧巻は回想で登場する昔のスタジオ撮影シーン❗️映画「ガンジー」が評判だったベン・キングスレイも又、迫真の演技をしてるねぇ🎵
ブルース・リーの映画を観てると、熱狂的なファンが学友に居て、嘗てカンフー修業に旅立った話も噂に聴いた事を想い出す…。本編にも流派を聴かれて「無闘流」と返答するシーンが印象的だった!単なる武術を超えた思想・哲学がブルース・リーには美学として体得されてるんだねぇ。彼の所作の恰好佳さは此の辺りから来るんだろう。服に身を包んでいても、スマートさが感じられて。
何かスクリーンから見えない光線が出ていて
その波長に合った人が面白いと思うのでは?
人体実験?と思わずにいられない
くらい世間の評価と映画の出来に
違和感を感じた、面白くない映画
がんちゃんの優しい笑顔をいっぱい見れてしあわせでした。
はっぴいえんどで終わってよかったです。いつもがんちゃんの笑顔で元気をもらっています。がんちゃんは私の生きがいです。頑張って又見に行きます。映画、ドラマ、ライブ、Cm、と大忙しですね。お体を大切にして下さいね。
名画座の老舗・早稲田松竹で同じくベルリン映画祭銀熊賞に輝くアキ・カウリスマキ「希望のかなた」と併映で観た本編、スチル写真では一寸引いていたが、見てら吃驚!日本人以上に極右政権でデストピアなジャパンの風土が犬猫のイソップ寓話風に活写されて居るんだからぐうの音も出無かったんだ!中国ぽくも無く台詞廻しも文章もよく校正されていて行き届いてるんだからー。ヒッチコキアンなウエス・アダーソン監督らしいサスペンスフルなタッチや黒澤明監督「七人の侍」へのオマージュも用いられた音楽から判るんだよ🍀
映画「ル・アーブルの靴磨き」に続いて放つ、アキ・カウリスマキ監督の難民問題第二作、堂々真正面からシリア難民の兄妹の再会 迄を描き切った力作!Japanese寿司レストランに変貌する件は、どうやら小津安二郎監督作品への心よりのオマージュ見たい何だねぇ。着物姿のおもてなしの顛末に唖然哉。ロックから日本のムード歌謡迄飛び出すミュージックなアレンジメントが又、愉し🎼⛄️
ユダヤ人で在ると云う丈で人間性を生命を存在理由を悉く奪われる不条理、そんなナチス独逸の政治的な悪業に抗って逃亡する子ども達の、愛と勇気と希望に想わず大きな声援を送りたく為る、感動作品何だ!軍隊が執拗に追ってくるスイス国境線のラストシーン迄眼が離せない。💥
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どうしても椿つながりで椿三十郎と比べてしまう。
殺陣は、剣術でもなく柔術でもなく、捨て身の総合格闘技ぽかったけど、見せる殺陣で、悪くはなかったと思うが何かおどろおどろしかった。
椿三十郎はと言うと居合で早く美しい剣だった事を考えると、比べちゃいけないけどつい比べてしまう。
ストーリーも椿三十郎は反対派を一掃し痛快に終わるが、共倒れでしかも一部一派が残り、モヤモヤ感が拭えない。
また、雨上がるの様に召し抱えられる訳でもなく、ほのぼのした恋もある訳でも、かと言って悲恋でもなく、なんか中途半端!
突き詰めて言うと第二の黒澤明が出てきて欲しいという事になる、何かが足りない作品です。
そしてラストシーンとエンドロールの間は実話のドキュメントとして実際の関係者の写真や映像とコメント等で紡がれる…。テロの被害者が其でもボストンマラソンのランナーとして義足を装着しながら何とか走り続ける姿もとても感動的だった!
Movie plusの放映でロブ・マーシャル監督のミュージカル映画「NINE」を視ていたら元に為ったフェデリコ・フェリーニ監督の本編の事が懐かしく想い出されて来た。ミュージカルではジュリエッタ・マシーナ役のマリオン・コテイヤールのモノクロームな踊りも圧巻だった!本編のラストシーンの輪舞・ロンドはアンリ・マチスの絵画見たいに美しく哀愁を帯びていたんだね🎵⚙️🎼💃🕺
フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的作品「8 1/2」にインスパイアされたミュージカル仕立ての映画何だ。往年の大女優ソフィア・ローレンを筆頭に此れだけのキャステングの本編の豪華さに驚かされちゃう哉!作家としての監督業の、映画作りのアイデアや創作に喘ぐ魂の揺らぎが、現実とも幻想とも分からないタッチでとことん画かれるんだゼ🎵観客を煙に巻く様な手法こそ、チネチッタ・スタジオで苦悩せる監督や女優や妻たちの群像劇に相応しい。💃🎥
本編の関連ニュースにエマ・ストーンがライアン・ゴズリングとの息の合った仕事振りを述べた一文やライアン自身大ヒットに驚いて何度と無く本編を観てると言う観客の事を語っている。確かに圧巻な冒頭の群舞シーンのみ為らず惹き付ける何かが〈LaLaLand〉に在るんだよ!
ミアとセブの意地っ張りで一寸とコミカル且つ真面目な凸凹コンビがねぇ🎵団栗眼で表情豊かなエマとポーカーフェイスなライアン。ヒロインの叔母さんがハリウッド往年の大スターのイングリット・バーグマン何て云う設定も人生目標のハードルを一際高くしていて可笑しいんだ✨