生きててよかった 作品情報

いきててよかった

長年の闘いが体を蝕み、ドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太(木幡竜)は、闘いへの未練と執着を捨てきれずにいたが、恋人との結婚を機に引退を決意する。新しい生活を築くために仕事に就くも、人生の大半をボクシングに捧げてきた創太は何をやってもうまくいかないうえに、社会にも馴染めず苦しい日々を過ごしていた。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける。一度だけの思いで誘いに乗った創太だったが、忘れかけた興奮が蘇り、再び闘いの世界にのめり込む。彼にとってその高揚感は何物にも代えがたいものだった。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き様は、果たして喜劇となるか悲劇となるか? 今、再び闘いのゴングが鳴る――。

「生きててよかった」の解説

プロボクサーだった経歴を持ち、ドニー・イェンが認める<逆輸入俳優>木幡竜が主演を務めた本格アクション映画。年齢と身体の限界を超えてもなお闘い続けることにしか生きる価値を見出せない元ボクサーの狂気と本気をスリリングに描く。木幡竜が演じた創太には、木幡自身がプロボクサーを引退しサラリーマンを経て俳優になった頃の不遇の時代が反映されているという。木幡は中国映画「南京!南京!」(09)の出演を機に、単身中国に渡って中国語を学び、アンドリュー・ラウ監督の「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」(10)でドニ―・イェン、 スー・チー、アンソニー・ウォンらと共演。昨年は綾野剛主演ドラマ『アバランチ』の“最狂の敵”役で注目された。監督・脚本を務めたのは「くそガキの告白」(11)がゆうばり国際ファンタスティック 映画祭で審査員特別賞ほか 4 冠を獲得した鈴木太一。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年5月13日
キャスト 監督鈴木太一
出演木幡竜 鎌滝恵利 今野浩喜 栁俊太郎 長井短 黒田大輔 渡辺紘文 永井マリア 木村知貴 松本亮 三元雅芸 銀粉蝶 火野正平
配給 ハピネットファントム・スタジオ
制作国 日本(2022)
年齢制限 PG-12
上映時間 119分

(C)2022ハピネットファントム・スタジオ

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最終更新日:2023-01-10 12:44:48

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