聖なる犯罪者 感想・レビュー 2件

せいなるはんざいしゃ

総合評価4点、「聖なる犯罪者」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「受難、そして、復活。」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-02-01

愛は、寄り添い、神は、決して、裁かない。

神は、常に、人間の願いに寄り添う法則。

神は、人間を苦しめ、裁き、罰すると信じる人間にも、そのまま、願いを叶える。

神は、常に、人間の幸せを願っていると言う前提で生きるなら、もちろん、オフコース、アーメン(確かに)である。

神は、人間に寄り添う、法則、人間の信じることを肯定する愛である。

イエス・キリストへの信仰心に目覚めた青年は、悔い改め、受難の道を歩む、イエスが、偽ることなく、まったき愛を実践し、イエス・キリストになったように、罪をさらけ出し、失敗を繰返し、もがきながらも、やがて、光への、復活への道を辿る。

キリストとは、すべて人間に備わる意識。

裁く者がいるとすれば、
それは、人間自身と言うことになる。

P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-01-24

「罪を悔い改めた元罪人」と、「罪を犯したことがないからと、人を見下す善人」は、本当はどちらが「善」か。キリスト教圏には、こういうテーマの話は、よくある。この映画は、さらに、第3、第4のバリエーションとして、「悪いとわかっていて、「悪」を捨てきれない者」と、「「善」として、自覚のない「悪」をする者達」が出てくる。
これらが水面下で交錯して、どう帰着するかが圧巻。

最終更新日:2024-04-30 18:13:19

広告を非表示にするには