家なき子 希望の歌声 感想・レビュー 1件

いえなきこきぼうのうたごえ

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P.N.「希望の光~ゴブランタペストリー~」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2020-12-04

何だか懐かしく、温か、それでいて、ゴージャスな、ゴブラン織りのような作品。

フランス作家による、フランス近郊が舞台なので、作品に流れる素朴でありながら、心温まるストーリー、主人公の境遇を思わせるゴブラン織りのタペストリーのような出来映え。

かなり原作に近づけてはいるものの、今回は、限られた時間におさめる工夫として、主人公レミは、希望の歌を唄う。

今回のアレンジなら、ミュージカル風でもよかったかな?

もっと、歌が聴きたかった。

この時代の人々の希望を、勿論、今でも、希望の光を与える児童文学の一つ。

主人公レミは、聖レミと言うフランスの若くして才能を開花させた人々の中に根付く、聖人から、閃きを得たのかもしれませんね?

身近で、温かく、素朴なようでいて、重厚、そして、気品ある華やかさを秘めたゴブラン織りのタペストリーのような、世界観。

何より、人々の人生に希望の光を与え、未来を紡ぎ出す。

そんな、生き方が、存在が、人々の希望になる方は、必ずいるものです。

最終更新日:2024-03-22 14:16:09

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