DV(ドメスティックバイオレンス) 作品情報
どめすてぃっくばいおれんす
ジュエリー・ショップに勤める29歳の泰子が、ひと回り年上の夫・昭吾の異変に気づいたのは、3回目の結婚記念日の夜だった。仕事を辞めて欲しいと言う彼が、突如ヒステリーを起こしたのだ。そして、それをきっかけに夫の行動は常軌を逸していく。想い出の写真を捨てたり、泰子の銀行口座を勝手に解約したり、強引に体を求めてきたり――、やがて彼女に手をあげるようにもなった。数日後、泰子は仕事を辞めた。しかし、それでも夫の暴力は収まらないばかりか、むしろエスカレートする一方。耐え切れなくなった彼女は、同じようにDVに苦しむ近所の主婦・昭子からある相談所を教えられ、宗方と言う男からアドヴァイスを受ける。「DV被害者が一番に乗り越えなくてはならないことは、“自分自身が被害者であること”に気づくことです」と。それから、泰子は昭吾と向き合うことを決意すると、DVの様子をネットで公開。遂に昭吾はDV防止法によって逮捕され、解放された彼女は新たな人生に向かって歩き出すのだった。
「DV(ドメスティックバイオレンス)」の解説
ある夫婦を通して、DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)の実情を描いた社会ドラマ。監督は「でらしね」の中原俊。永森裕二の原案を基に、「ヒッチハイク 〈溺れる箱舟〉」のKAZUと永森自身が共同で脚本を執筆。撮影監督に「人妻援交サイト 欲望のままに」の下元哲があたっている。主演は、「Seventh Anniversary」の英由佳と「Jam Films S/HEAVEN SENT」の遠藤憲一。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年2月5日 |
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キャスト |
監督:中原俊
出演:英由佳 遠藤憲一 小沢和義 りりィ 高野八誠 でんでん 中原和宏 高橋かすみ 山本浩司 田祥一 三上真史 矢田しのぶ 石山昭子 上原レイ 牧野拓也 牧野由美 浅原文子 石井範子 |
配給 | バイオタイド |
制作国 | 日本(2004) |
上映時間 | 85分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「亘輝」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-08-30
暴力振るって殴るほうが100%悪い。でもこの奥さんも 自分のことしか考えてないし、相手に思いやりがなさすぎて。昭吾も泰子もどちらも結婚に向いてなかったと思う。
省吾役の遠藤憲一さん、個人的には優しい役ばかり見てて、こういう役は新鮮に感じました。だけど、DV男の役もとても似合っていたなぁ…。昭吾からDVを受ける泰子役の英由佳さんが綺麗で綺麗でね…。これ以外でも2個主演作があるみたいで。どうして売れなかったのかな…と思う。もっと見たいね。