P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-10-17
早稲田松竹のジャン・ルノワール監督特集でボードビルの様なイングリット・バーグマンの笑顔が美しい映画「恋多き女」と併映で観た本編。ツールズで新たに見付かった作品のデジタル復元版。飛行機墜落のエピソードには監督自身の怪我の体験や盟友サンテクジュペリの飛行機事故死の追悼の感情が込められてるのかも知れない。本編タイトルは国境や戦争そのものをイリュージョンと言って居るんだとばかり思って来たが、戦争を回避出来ると夢想する〈大いなる幻影〉性見たい何だ。監督は本編で大衆に戦争の本質を見せたが、戦争自体を止める事は出来無かった、其の悔しさを後に回想して述べている。映画史上の金字塔!🎬