大いなる幻影(1937) 感想・レビュー 3件

おおいなるげんえい

総合評価5点、「大いなる幻影(1937)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-10-17

早稲田松竹のジャン・ルノワール監督特集でボードビルの様なイングリット・バーグマンの笑顔が美しい映画「恋多き女」と併映で観た本編。ツールズで新たに見付かった作品のデジタル復元版。飛行機墜落のエピソードには監督自身の怪我の体験や盟友サンテクジュペリの飛行機事故死の追悼の感情が込められてるのかも知れない。本編タイトルは国境や戦争そのものをイリュージョンと言って居るんだとばかり思って来たが、戦争を回避出来ると夢想する〈大いなる幻影〉性見たい何だ。監督は本編で大衆に戦争の本質を見せたが、戦争自体を止める事は出来無かった、其の悔しさを後に回想して述べている。映画史上の金字塔!🎬

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-09-12

そしてジャン・ルノワール監督とジャン・ギャバンの名コンビはエミール・ゾラ原作の映画化作品「獣人」でも又、ファム・ファタールを廻る愛の物語を紡ぐのであった…。デジタル・リマスターで蘇った画面は幻の名篇「ピクニック」(原作・モーパッサン)の様に妖しく美しい!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-02-15

京橋フイルムセンターの映画の教室でも何度となく取り上げられているジャン・ルノワール監督の代表作の一本!!笛を合図に脱獄するシーンの美しさやスイス国境沿いのラストシーンの秀逸さは語り継がれている。例えばフランソワ・トリュフォー監督の映画(暗くなるまでこの恋を)のラスト近くのシーンは本編のオマージュ♪ウデイ・アレン監督の自作自演の(マンハッタン)でも、ダイアン・キートンと入る映画館の看板に本編の名が…。今でも多くの映画人に刺激を与えた続けている名作中の名作。ジャン・ギャバンらの友情も格好いい♪

最終更新日:2022-07-26 11:03:56

広告を非表示にするには