男と女(1966) 感想・レビュー 5件

おとことおんな

総合評価5点、「男と女(1966)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-25

この映画「男と女」は、1966年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作で、当時28歳の新人監督クルード・ルルーシュが、世界をアッと言わせた恋愛映画だ。

この映画は、クロード・ルルーシュ監督とフランシス・レイの名コンビが生んだ、フランス映画の傑作で、冬のドーヴィルで、妻を失った男と夫を亡くした女が出会い、互いに過去の辛い記憶を引きずりながらも、魅かれあっていく。

揺れ動く男女の心の機微を、セピアとモノクロームの陰影に富んだ色彩で描いた、クロード・ルルーシュ監督の映像感覚といい、フランシス・レイのボサノバ調の甘美なメロディといい、二人の抜群のセンスが、一見ありふれたこの物語を、これ以上ないほど、美しいエスプリに満ちた作品に仕上げていると思う。

新しい愛に目覚めながらも、亡夫への思いを断ち切れず、苦悩する女心の揺れを、最高の美しさで演じたアヌーク・エーメの素晴らしさに陶酔させられましたね。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2021-12-06

そして本篇音楽のフランシス・レイの大ヒット曲が流れるライアン・オニールとアリ・マグロウ共演の〈ある愛の詩〉アーサー・ヒラー監督作品も雪の情景の美しく哀しい物語だ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-06-17

過去を引き摺る女と男との或いは,パリジャンヌとレーサーとの恋物語または傷痕のセンチメンタルな心の旅路…。山田洋次監督の名篇「家族」「幸福の黄色いハンカチ」等とも重なり逢う様な一面も在る哉~💈

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-01-11

今日、下高井戸シネマで見て来ました…。ベットシーンのポスターでも有名で、高校の映研の先輩のお気に入りでした!昔、TV では見ていましたが改めて見直しました。音楽を排したショートフィルムのランデブーと同じ構成!浜辺の犬のシーン等も秀逸。擦れ違いドラマの原型で韓流ドラマの夏の香り等も思い出す。会話に台詞を排したシーンは無声映画詩情も漂う。カラーとモノクロが交錯し、ソクーロフ監督作品に処も…。

P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2016-09-12

10月の本公開を待ち切れず手持ちのDVDを観賞しました。
いいですねえ! テーマ曲が流れた時「ダバダバダ」を口ずさんじゃいました(映画館では心の中で唄います)。CGが無くても役者の演技力で、脚本の素晴らしさで、カメラワークの上手さで存分に楽しませて頂きました。本当の「名作」とは半世紀経っても色褪せない感動を与えてくれるものです!

最終更新日:2024-03-12 15:48:57

広告を非表示にするには