チャップリンの殺人狂時代 感想・レビュー 3件

ちゃっぷりんのさつじんきょうじだい

総合評価5点、「チャップリンの殺人狂時代」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-03-18

〈独裁者〉に続いて本篇を視るとチャップリンがダーク・ヒーローな悪の系譜にチャレンジしていると云う見方も出来る…。今回は虫一匹殺せない青髭紳士の悲しい性と世界大戦の大量殺戮の諷刺とユーモアで迫る

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-04-22

オーソン・ウエルズ監督原案の本篇は戦争犯罪人を告発したラストmessageとして剰りに有名な台詞,お札を見事に数える青髭紳士の手捌き,チャーリーの変装の七変化振り,喜劇王の面目躍如たる作品何だ

P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-13

チャップリンの戦争への怒りが強烈な皮肉で描かれた、イギリス人チャーリーの作家証明。サイレント期の愛すべき放浪紳士チャーリーを好む人には受け入れがたいも、善良な個人主義者が全体主義の前では簡単に利己主義に転化する人間社会を示唆して興味深い。かつてのプライオリティを頼りに、自らが殺人者として問うた捨て身の警告。
チャップリンを敬愛する私にはそこが辛い。

最終更新日:2024-01-27 02:00:03

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