アンタッチャブル 感想・レビュー 3件
あんたっちゃぶる
総合評価5点、「アンタッチャブル」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
P.N.「ディーガード(用心棒)」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-04-11
犬猿する物事は、正義対悪義などありますが、水と油な関係は、日常でもあるもの。
上部を装う敬遠する(本心とは裏腹)度よりも、犬猿する生き方が、真実を生きている。ごまかして生きるのが、一番、最上の悪。
イヌイット精神を大切にするケビン・コスナーが犬のお巡りさん的たち位置で、ロバート・デ・ニーロが孫悟空的暴れもの、でしょう?
お猿と言うと日本人のイメージもあるが、大方、孫悟空、暴れんぼうであり、改心して、正義の味方にもなる。中国の隠れたヒーローである。
縄張りを大切にする猿的、マフィア。
法のルールを守る番犬的、財務官。
犬猿する関係。
私自身も、犬猿するマフィアの生き方にも、正義があり、学ぶものがある。
昔、読んだ本に、一番の悪は、自分を欺く、敬遠する生き方だと記憶する。
悪を超えた、最強の善、愛で生きるのが、本当の正義と成るのだろう。
P.N.「ボディーガード(用心棒)」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-04-09
昔、ちらっと見ただけで、マフィア系として、犬猿して、マトモに鑑賞してなかった。改めて、劇場で鑑賞。
この作品で、一番輝いているのが、ケビン・コスナーですね。
あらゆる先輩方に囲まれて、何かを学びとろうと言う姿勢が、人として、魅力的です。
勿論、マスター的、ショーン・コネリーや圧倒的演技のロバート・デニィーロも、尊厳する先輩へのオマージュ的環境だから、実現したことと思います。
オマージュと言えば、冒頭、日本傘を手に、少し、ユーモアなシーンがあります。
勝手に、憶測すると、アメリカ訳した、『蒲田行進曲』が、『アン・タッチャブル』と言う気がします。任侠映画的アレンジ、深作欣二的超訳するとこうなる。
階段のシーンなんて、一番、わざとらしく、敢えて、オーバーに演出してますね。
そう言う視点で鑑賞すると、犬猿していた作品も、カポネが、チームワークが大切と残酷なシーンも、深いオマージュなんだと理解出来ます。