艶恋師 作品情報

いろこいし

神楽坂の花街で、ある芸者の私生児として生まれた菊之介(中倉健太郎)。その後、料亭の女将・辰吉(鶴田さやか)に育てられる菊之介は、三味線と禁欲を厳しく仕込まれた。18歳で芸者の牡丹(荒井美恵子)の手ほどきで「男」になる菊之介は、女の歓びを味わうことのできない悩める淑女を救う「竿師」としての才能を開花させた。そして、不幸な女の身と心を救う竿師となるための女修業を積む。三味線の師匠として独立した菊之介の前に現れたのは、孤独なキャバクラ嬢の奈美(小澤マリア)。竿師として、超秘技「後向女性仰臥男性座位=“きぬた”」も試みる菊之介だが、奈美を絶頂に導くことはできなかった。敗北感と屈辱を抱えて、菊之介は旅に出る。それは、一流の竿師となるための遠く険しい修業の道だった。旅先の居酒屋で、菊之助は女将・雪乃(小松千春)と出会う。訳ありの雪乃のために、ひと肌脱ぐことを決意する菊之介。だが、そんな二人を物陰から見つめる謎の男(永澤俊矢)がいた……。

「艶恋師」の解説

女の歓びを味わうことのできない悩める淑女を、その自慢の<竿>で救う神楽坂菊之介を主人公にした『週刊 漫画サンデー』連載の官能ロマンが映画化。原作は『女帝』『夜王』『嬢王』の倉科遼。着流し姿の粋人・菊之介には中倉健太郎。監督は、小美野昌史。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年7月7日
キャスト 監督小美野昌史
原作倉科遼 みね武
出演中倉健太郎 小松千春 荒井美恵子 小澤マリア 中山和俊 中洲和秀 大規博之 鶴田さやか 永澤俊矢
配給 ティーエムシー
制作国 日本(2007)
上映時間 82分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-07

私は以前、京都の撮影所で小松千春さんとご一緒させてもらったことがある。それだけにこの映画はとても興味があった。これは何よりも楽しめる官能ロマンだ。小松千春さんはとびっきりまじめで、美しい人だった。大好きだった。

最終更新日:2022-07-26 11:03:35

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